HOTWHEELS DODGE RAM 1500 RUNABOUT
どこの誰が言い出したかはわからない。だが、知らず知らずの間にランナバウトのラムは「虎柄」なんて言われていたりする。黄色のボディに日本のストライプは確かに虎模様に近いと言えよう。故に、虎柄のラムはランナバウトの象徴であり、虎柄のラムはランナバウトという刷り込みが行われたような気がする。
ランナバウトの新作はほぼ望めないが、もし、改めて新作が出るとしたら、やはりラムが象徴のようにして扱われるんだろうなあ。
話は変わってホットウィールのラムの話。というか本題はこちらか。
ラムがダッジから分離されて久しく、なんだかんだでこのキャストも扱い的には「ダッジ」ラムというよりかは「ラム」の1500のように思えるが、一応リリースや年式を考えるとまだ「ダッジ」。初期はオーディオが荷台に積まれ、開閉可能なトノカバーが付いていたがコストカットの荒波でオミットされてしまっている。
しかし、最近のホットウィールとは思えないくらい大柄なボディとタイヤを与えられ、かなりのお得感を感じられる。最も、リリースは一昨年が最後。おまけに今年のニューキャストとしてラム1500の現行が加わったのでもしかすると当分の間はリリースがないのかもしれない。
フォードF150から始まり、シルバラード、そしてラム。アメリカベストセラー3車種を首位から順番に時間をかけながらも製品化しているマテル。本来、この手のはマッチボックスの担当なような気がしなくもないが、昨今のホットウィール事情を見ていると、マッチボックス以上の「グローバル」展開だからこそ、ホットウィールにはアメリカ的な文化を「世界」に広める側面が強まってるのでは、と思ったり。
――尤も、昨今のホットウィールはデフォルメが極端ではなくなり、車種も世界的人気の高まっている日本車が大分増えたわけだが。その背景にはアメ車に限らず、車のモデルチェンジのスパンが従来よりも長くなった事、アメ車メーカーおよび人気の衰退、既存車種、特にアメリカンブランドの人気どころの製品化が大体完了してしまったことが理由として挙げられるんじゃないかと思ったり。とはいえ、まだまだ”穴”はいっぱいあると思っている。その穴を埋めてほしいなあと思ったり。
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