

TOMICA TOYOTA HIACE
今月発売のトミカ「日本の伝統コレクション」の新作。
基本的にこのシリーズ……というか所謂「書店トミカ」はイマイチな物もアレば、タンポを剥がせば純粋なカラバリを楽しめるものまでピンキリな印象のあるシリーズなのだが、時折かなり魅力的なデザインのアイテムをリリースする事でも定評がある(当方の主観)。
昨年の夏に登場したスバル・360の花火デザインもかなり魅力的だったのだが、今回梅雨を目前にリリースされたこのハイエースもかなり魅力的なアイテムとして仕上がっている。
和傘デザイン仕様ということで和傘のデザインに日本の代表的な模様の一つ、市松模様の他、傘=梅雨をイメージしてかリアフェンダー辺りには紫陽花らしき花弁も描かれている。

ぱっと見ならまあハイエースをキャンバスに仕立てて和傘デザインを盛り込んだだけ。というか大多数の人がそれとしか受け取らないはず。
しかしねえ……前の記事から引き続いて東方ネタで恐縮なのだが、このデザインは星蓮船で初登場した多々良小傘にしか見えないのだ。
薄いライトブルーのボディカラー、紫と赤色の和傘。狙ってるのではないかと勘ぐりたくなるレベルで寄せてるように思える。
まあ純粋に、和デザインを重視しているシリーズなので、市松模様も和傘も、紫陽花も、「梅雨」で連想されるものを選んでいるだけなので恐らくこのデザインを考案した人が東方好きというわけではないはず。
それにしてもこのシリーズ、回を追う毎にそれなりにデザインセンスが良くなったように思うのは、視野を広げるようになったからなのだろうかと。
「江戸切子」から始まり、「隈取り」「将棋」と、和デザインの中でも限定的だったものが、「花火」「紅葉」「桜」と言った、ちょっと枠が大きくなったものも混ざるようになった。まあ「寄木細工」「錦鯉」、今回の「和傘」と言った限定的な物もまだあるのだけども。
ここまで来るとそろそろ和菓子系で何か出そうな気がすると予想してみるが、はてさて。
以下、音楽の話。

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一度紹介済みのものを再掲。多々良小傘のテーマ曲「万年置き傘にご注意を」のアレンジ曲。
このアレンジ程、多々良小傘というキャラクターや東方の世界観を上手く表現出来ている曲はなかなか無いように思うし、豚乙女の楽曲の中でも人気が高いのも頷けたり。
雨の日は基本嫌いなのだが、雨の日だからこそ、こういう曲を聞くのも悪くないなあと。再掲なので短めに。
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