

TOMICA PREMIUM HONDA NSX TYPE R
「KAN-NSR」と聞いてピンと来た方。当方と同じゲームをプレイした人だろう。
当方のバイブルの一つが「ランナバウト3」である事はこのブログで何度も書いてきた記憶があり、おそらくこのブログの読者で読み込んでくれている方なら把握してくれている事だろうが、今回、先月発売のトミカプレミアムのトランスポーターシリーズのおかげで、「ランナバウト3」に登場した「KAN-NSR」こと、ホンダ・NSX タイプRのボディカラー3色がコンプリートと相成った。
ランナバウト3の登場車両の名称はいずれも実車をそのままなぞらえたものだが、KAN-NSRの場合、プロデューサーの内藤寛氏の名前とNSX Type RをなぞらえたNSRが用いられている。
同氏は車好きであると同時に、ホンダ・NSXのオーナーであり、その関係でランナバウトシリーズには必ずNA1型NSXがプレイアブルマシンとして収録されている。
現在も同氏がNSXを所有しているのかは不明だが、同シリーズが制作されたきっかけは同氏の車好きが高じたものであり、ある意味、NSXとランナバウトというのは切っても切り離せないのではないか、と思っていたり。
まあシリーズ唯一の皆勤車両と言えども、ゲーム機としては最後の作品となった「ランナバウト3D:ドライブインポッシブル」は例外で、著作や意匠権諸々を避けた結果か、フロントはNA1型NSX、リアはフェラーリの288GTOっぽく仕上がってしまっているのだが。
また、シリーズ最終作と現在なってしまった、サービス終了済みのゲームアプリ「ランナバウト・コンボイ」は残念ながらNSXは未収録。
この作品の場合、登場する車両全てが今、巷で話題になってしまっている奥山清行氏のデザイン事務所が手掛けているので致し方ない部分もあるとは思うが。
サービス終了からはや2年。ゲーム機でリリースされたシリーズの最終作の登場からも11年が経過した今、完全新作は望めない状況なのが少し寂しくもあり。新作は無理でも、せめて後方互換ではないが、Switchにしろ、PS5にしろ、過去作品がプレイ出来れば良いのになあ、と思わずには居られない。


こちらはタイヤをワイドタイヤに換装して、ある意味で「デチューン」を施したもの。こっちの方がトミカっぽいが、これは飽くまでトミカプレミアムなのである種、冒涜かもしれない。とは言え、普通のトミカと並べるならやはりこちらのタイヤの方がしっくり来るのも事実。
それにしてもまたホンダネタ。続いてるなあと当方でも思うが、トミカのラインナップそのものが今、ホンダが続いている状態なので当然と言えば当然かも知れない。
以下、音楽の話。

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ランナバウトとサーフコースターズは切っても切り離せないのはランナバウト好きならわかる事だろう。
唯一、シリーズでは「2」のみがサーフコースターズではなく、アプリの「コンボイ」も担当していないが、それ以外の全作品はサーフコースターズが音楽を手掛けている。
ある意味、当方がギターのメロディラインが好きなのもランナバウトの影響と言えるかもしれない。
そんなサーフコースターズが楽曲提供したドラマが昔ある。TOKIOの長瀬が出ていたドラマで、タイトルは失念してしまったが、再放送だったかを子供の時に見て、あ、これランナバウトの曲だ、と。
今となっては懐かしい思い出。
あの時の、あの時代の空気感というか、あの時代にしか味わえないものというのがやはりあるなあと思いつつ。今のこの時代でさえも、5年、10年と経てば過去の「良い時代」となってしまったりして。