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GRIZZLY GARAGE

自己満足の、自己把握用のデータベース。覚え書き。

SL銀河

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旅行記。ミニカーブログでやるな、他所でやれと言われればそれまでなのだが、文字数制限の強いSNSよりも、やはり好き勝手色々書けてしまうブログでしっかりまとめておきたいのでこちらに記しておこうと。

この土日を使って岩手県まで足を伸ばし、花巻 - 釜石を結ぶ、釜石線を土日限定で走っている観光列車「SL銀河」に乗ってきた。
来年の春に運行終了予定で、2014年にこのSLが走り出した頃、一度は乗ってみたいなあ、なんて思っていたのだが、運行終了と聞いてしまえば、乗るなら今しかない!ということで抽選に応募したところ見事にチケットが取れたのでツレと一緒に行ってきたのだ。




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はくちょう座・4号車

まず車両の紹介。と言いたいが、鉄オタと自称できる程の知識は持ち合わせておらず、一般の人よりも知識があり、いくつか好きな鉄道車両がある程度なのだが、SL銀河に関して仕入れた知識はC58 239機関車がキハ141系4両を牽引している機関車であること、このキハ141系は気動車で勾配のキツい釜石線で出力不足になるC58 239を補助する役割があるということ。

……という補助的役割での選択らしいのだが、原作の『銀河鉄道の夜』では銀河鉄道でイメージされる機関車とは事なり、気動車で有るかの如く記述が見受けられるので、まずここで"解釈の一致”が起こり、続いてアニメ映画版やその他銀河鉄道作品で度々イメージされる、機関車が客車を引いているというその強いイメージをそのままにしているという事で、同時に2つの解釈が一致するという、センスを発揮してる。
偶々そうなったというより、おそらくそこまで考慮してのチョイスなのではないかと思うのだが、はてさて。

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さそり座・1号車

銀河鉄道999で銀河鉄道を好きになり、その流れで元ネタとなった「銀河鉄道の夜」を知り、そちらも好きな当方。
そんな銀河鉄道の夜で一番好きなエピソードは「さそり座」の話。話の内容もさることながら、シチュエーションも含めて宮沢賢治の価値観が見え隠れするエピソード。

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2号車 ケンタウルス座

観光列車としてSLを走らせている場所は数あれど、特別興味があるわけでは無いのだが、これが「銀河鉄道」をモチーフにしたSLとなれば話は別。
宇宙に夢を抱きがちなので、もしかすると銀河鉄道が好きというのもこの辺りが要因かもしれない。或いは鶏が先か、卵が先か。銀河鉄道が好きだから、宇宙に惹かれるのか。

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3号車・オオワシ座

正直ツレは鉄道はあまり興味ないだけにあまり楽しくないかもしれない、なんて思っていたのだが、そもそもでSL自体乗る機会が皆無、更にSL銀河が通る場所も中々訪れる機会のある場所ではないし、それなりにというか普通の楽しめていたようでこちらとしても一安心。

1号車にはプラネタリウムもあり、こちらもしっかり体験しておいた。鉄道に乗ったままプラネタリウムなんて、そうそう経験出来ることではないし、引退が決まっている今、先月の横田基地でエアフォースワンを見たという一生に一度の出来事に続いての一生に一度の思い出と言っても過言ではないかもしれない。

1号車と4号車を最初に並べてるのでおわかり頂けると思うが、実はそれぞれの客車は色合いが異なる青色を用いており、グラデーションとなっている。

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ヘッドマーク

最近になって気付いた事がある。それは乗り物にあるヘッドマークが大好きということ。
SLのヘッドマークに限らず、かつての寝台列車のヘッドマーク、バスやトラックのヘッドマーク。似た所だとタクシーのグリルに付けられた社章……カッコ良さ4割増しくらいに見える。

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客室

大正~昭和を強く再現したという拘りのインテリア。当時感のあるレトロなインテリアながら、”銀河鉄道”という幻想的デザインも織り交ぜられているように思う。スチームパンク的、とでも言うか。

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網棚のステンドグラス

客車に描かれている正座を1つにまとめたステンドグラス。あまり撮ってる人が居た印象は無いが、内装がかなり凝っているのがよくわかる。
何故、さそり座が描かれていないのか不思議だったりはするのだが、蠍が「今なお、赤く燃え続けて照らし出している」と考えればさもりな感じも。或いは当方が気付いていないだけで別の所に描かれていたか。

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ギャラリー自体に色々興味深いものは数あれど、当方的に一番テンションが上がったのはこれ。リンゴとクルミの模型。なのだが、この2つ、作中では結構大きい役割を果たすアイテムで、銀河鉄道の夜を知っているとニンマリしてしまうのは間違いなし。


遠野駅での2時間程の停車時間を含めて5時間半程の長旅だが、時間の長さを感じさせない、貴重な体験になった。
まあ車内が狭いので少し窮屈だった事が唯一不満だったりはするが、それが気にならないくらいには非常に満足行くもので、引退してしまうのが名残惜しいなあと感じた次第。

チケットはいずれも抽選なので気軽に”気になったら乗ってみてくれ”とは言えないが、銀河鉄道が好きなら一度は味わって欲しい。



おまけ
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花巻駅で遭遇したのはなんといすゞ・キュービック(!)

岩手県交通は古いバスが多いという話は聞いていたが、目当てにしていたわけではなく、予想外の事で、久々に見たキュービックにテンションがかなり上がったのは言うまでもない。
ましてや、丁度久々に拝みたいなあと思って居た車両なだけに驚きも倍増。

既に都営バスでは初代エルガの廃車が出るような時代だし、ノンステップバスが全国的に普及している今、階段のあるバスであるキュービックが淘汰されるのはまさしく時間の問題と言っても過言ではなく……。実際、当方が最後に見たキュービックはおそらく10年以上前に最後まで残っていたキュービックだと思う。

関東では数社がかろうじて保有し、運行に充てているらしいが、それもいつまで続くかは未知数。それだけに記録出来たのは非常に嬉しい。


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テーマ:鉄道旅行 - ジャンル:旅行

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