

HOTWHEELS CHEVROLET CORVETTE C7 "CROSSHAIRS"
マイケル・ベイ監督の「トランスフォーマー」シリーズはご存じだろうか。タカラトミーのおもちゃ「トランスフォーマー」の実写映画。当方、ロボットにはあまり興味がないのだが、例外的にトランスフォーマーだけは好きだったりする。尤も、当方の知るトランスフォーマーは実写映画だけでアニメも見たことがないし、玩具も保持して居ないのだが。
とは言え、New Divideを紹介した時点で薄々感付いている方も多いだろう。当方が洋楽好きになったきっかけも、より派手な「エンターテイメント」的洋画好きになったきっかけも、トランスフォーマーがきっかけになって居ると言っても過言ではない。
改めて、目も耳も舌も肥えた当方がトランスフォーマーの映画シリーズを見直すとあまりにも矛盾が酷い(特に4作目、ロストエイジ以降)のだが、これ、アニメも含めたコアなトランスフォーマーファンからすれば間違いなく目も当てられないだろう。
なんて思いつつも、この映画は同時にトランスフォーマー達の変形シーンと派手な爆破アクションを楽しむだけの映画でストーリーなど二の次な気がしなくもないのだが……。

さて、トランスフォーマーだけで記事を埋めてしまう前に今回のエントリーが何なのかの紹介をば。今年作ったカスタムミニカーが既に20台を超えてきつつあるような状態だが、これはそんな中でも上位に入るレベルで良くできたと自負しているモデル。
トランスフォーマー4作目「ロストエイジ」から新登場したキャラクター、クロスヘアーズ。彼のモデルはコルベットC7のカスタムモデル。
これ、マスキングに非常に苦労した。いや、本当に。緑→黒と上塗りしたわけだが、マスキングだけで1時間以上かけたか。
そして成功した時のうれしさと言ったらもう。こういう凝ったバイナル程、やりがいがあり、成功すればそれだけ喜びも大きい。失敗すればダメージも大きいのだが。
既に何年も前にこれとまったく同じのを作ってる方が居たが、そちらはバイナルは筆塗りでやれていたか。それはそれで凄い技術だよなあ、と思いつつ……。
そういえば、コルベットと言えばC8が7月に発表されたばかり。従来のロングノーズ、ショートデッキスタイルからミッドシップフェラーリのような、ミッドシップレイアウトのスポーツカーへと変化したわけだが、プアマンズフェラーリにならず、コルベットはコルベットというのを見事に表現したGMには驚かされた。
しばらくはこのC7も併売されるようだが、C8の売り上げは好調と聞く。賛否あるが、当方はC8コルベット、非常に評価したいと思う。
というのも、元々コルベットはC4を開発する時点でミッドシップレイアウトにする予定があったのだ。それに先駆け、シボレーは何度かミッドシップレイアウトのコルベットのコンセプトカーをリリースしている。C4から実に四半世紀以上経過している今。4の2倍である8の型にて、シボレーが本来、コルベットに施したかったスタイルを販売にまで持って行けたと考えると実に浪漫が溢れていると思えないだろうか。アメリカンドリームの象徴として、アメリカ人の浪漫であり続けたコルベット。時代の流れと共に、同時に過去になぞらえているのだから。既にレース用のC8Rも発表済み。今後のグレード展開が楽しみだ。そしてミニカーも。現在のところ、マッチボックスから出るのが確定しているそう。うーん、早く欲しいぞ。
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