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GRIZZLY GARAGE

自己満足の、自己把握用のデータベース。覚え書き。

マッチボックスエトセトラ その2

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MATCHBOX TESLA ROADSTER

気付けば12月。1年が経つのはとても早く……。去年のジオラマ会から既に1年が経過している事実もなかなか来るものがあるが、ありとあらゆる事象から1年、或いはそれ以上経過している事実に驚きを隠せない。

2021年のニュースと言えば。マテルの販路の拡大。アマゾン公式ショップからの、単品販売、マッチボックスの正規輸入の再開。ある意味、転換期と言っても差し支えなく、今年一年のデータはCOVID-19の影響が多かれ少なかれあったとは言え、マテルが今後日本市場でどのように展開するかを決めるデータとなったはず。

当方的には成功というか、より「身近」なミニカーとしてホットウィールとマッチボックスを売り込むように成功したようにも思うのだが、はてさて。

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とりあえず1つ目、テスラ・ロードスターの新型。
初代ロードスターはロータスをベースにしていたが、時間を空けて登場した2代目は独自のデザイン、独自のプラットフォームを持ち、最近のテスラらしいスッキリしたデザイン。既に予約も受け付けている……が、納車はまだまだ先。いや、テスラ。サイバートラックもなのだが、いずれ出るとは言え納車に何年掛かるのか。
時価総額が高かろうとも、トヨタよりも持ち上げられようとも、やっぱり新興メーカーというハンデを考慮しても、自動車メーカーとしては如何なものなのか。流石に自動車メーカーで一番時価総額があるともなれば、盾には出来ないような気もするのだが……。

と、実車の話は兎も角として。マッチボックスにおける新しいキャストの一つで、その出来栄えは極端なデフォルメも無く、タンポもシンプルなもの。カラーリングはサテン系のつや消しメタリック。一言で言うなら「渋い」。電気自動車そのものがコレクターには不人気気味なところがあり、新キャストにもかかわらず残ってるケースも見受けられた。

だが、今のマッチボックス、そしてテスラらしい要素が詰まったアイテムなので是非とも手にとって貰いたい。
このモデルでなくとも、日本に正規輸入があるかは別問題だが、今後マテルがリリース予定だという、99%がリサイクルされて作られるという、白色のロードスターでも良い。SDGsが叫ばれる現代において、マテルがそれに考慮してリリースを決めた白色のロードスター。車種チョイスも、そしてそれらを考慮して製品化にまでこぎつけた情熱。実に興味深い。いつぞやの初期中国製トミカのように圧潰しないと良いが。

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MATCHBOX MAZDA 3

約一年……というか丸々一年も遅れてリリースされたマツダ3のマッチボックス。あまりの出来栄えの酷さにマツダからクレームが入ったのではないかと勘ぐってしまったくらいなのだが、結局去年の試作品と大差あるようには見えず。

今回、ホイールをなんとなく大径にしてみたが、相変わらず妙にずんぐりむっくりしていて、マツダ3の持つ、流麗さが損なわれたまま。野暮ったく見えるソリッドなレッドのカラーリングのせいなのか?それともホイール?タンポ?と色々考えてみるも、それぞれの要素がちょっとずつ悪さした結果、このなんとも言えない感じのマツダ3になってしまったのではないか……というのが当方の推測。

一部店舗で手つかずだったのも正直納得してしまうくらいには本当になんとも言えない感じが漂うキャスト。フォレスターやら、ホンダeの出来栄えがマッチボックスの良さを存分に活かしていただけに余計にそう感じてしまうのかもしれない。

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厚ぼったいフロント、クリアパーツの延長によって再現されているリアスポイラー。そして妙に削ぎ落とされてしまってるように見えるフロントマスク。立体感の薄いタンポ。
おそらくはこの辺が違和感の正体なのだろうが、一つ一つの小さな違和感や相違が、俯瞰した時にアンバランスさを招くという例なのではないかと思ったり。

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そういえば、マッチボックスでは割と精力的にリリースされているように見えるマツダだけども、向こうにおけるマツダってどういう立ち位置なのだろう?

今や、トヨタ・日産・ホンダはアメリカのビッグ3と肩を並べる大衆車。スバルもこの点ではほぼ同様に見えるわけだけども、マツダは?
割と大衆車として受け入れられていて、デザインに対して、使われ方は他の日本車メーカー同様なのではないかと勝手に思っているのだけども、案外そうでもなかったり?

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MATCHBOX FORD CROWN VICTORIA TAXI YELLOWCAB

個人的に一番の楽しみだったのはこのアイテム。
春先にもタクシー仕様のクラウンヴィクトリアのムービングパーツは紹介したが、今回リリースされたコレは架空タクシー会社仕様ではなく、なんとニューヨークのイエローキャブ仕様。

グリーンライトやトミカのイエローキャブと比べると大分オレンジが強めで黄色というよりは山吹色と表現したくなるような感じなのだが、実車の色はトミカやグリーンライトの方が近いのか、それともこっちの方が近いのか、ちょっとばかり気になるところ。当方の中でもやっぱりイエローキャブの黄色はマッチボックスのこの色の印象が強かったりするのだが、数多のミニカーやゲームを見ているとこの黄色もまた「デフォルメ」のように思えたり。

言ってしまえば、このタクシー表記のデザインも1世代前のデザインで、記憶が正しければ、2007年頃に登場し、確か2013年頃まで使用されていた記憶がある。
現在は2013年以降に登場したデザインでNYCに●にTを白抜きというか黄色抜きしたシンプルなデザイン。確か登場した当初は割と向こうでは賛否あったような記憶がある。いくらボディカラーでタクシーだとひと目見てわかると言えども、ちょっとシンプル過ぎるのではないか、と。思えば、アメリカのデザインが合理的な物により傾いた時期もこの辺りだったような気がしなくもない……。

元々、イエローキャブのドアには料金表が貼られており、その料金表にも年代によって色合いやら表記が微妙に異なるのだが、やはり一番「変わったな」と感じたのは2007年のこの「NYC TAXI」表記。そして気付けば「NYC T」なのだからこれもまた時代の流れを感じてしまう。

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マッチボックスではこのタクシーのデザインも実車と異なり、ここもまたある意味「デフォルメ」と呼べる部分だったり。

NYC TAXIは当然のことながら、この時期ではドアには掲載されていない料金表が後部ドアに。本来後部ドアにあるはずの初乗り料金表示がリアフェンダーに移動。このリアフェンダーも2007-2013のデザインならば、ここにはチェッカー柄と車両番号が表記されていはず。

しかもこれ、ただ移動しただけではなく、なんとこの初乗り料金表示は現行の「NYC T」デザインのもの。
初乗り料金と共に空港までの定額料金とセットで表記されるようになった現行デザインで、極端な話、2000年代のイエローキャブのデザイン欲張りセット。トドメの一撃は「NYC♡MATCHBOX」のステッカー。無論、これは「I♡NY」のパロディだろう。

実車のミニカーとして、或いは実際のニューヨークのイエローキャブのスケールミニカーとしてみるとこれは許されざるものではない。だが、デフォルメの効いたミニカーとしてみた時、ミニカーの世界観にクラウンヴィクトリアのイエローキャブを実によく落とし込めていて、マテルの愛を感じてしまう。ましてや、クラウンヴィクトリアのイエローキャブなんてそれこそ新車として登場した1998年から、2021年の今現在までニューヨークの街を走り続けているのだから。
クラウンヴィクトリアがニューヨークの、イエローキャブのデザインの変化と共に歩んできたそれを一つのキャストに綺麗にまとめ上げるセンス。脱帽。ある意味、スケールミニカーではないからこそ許されると言うべきか。

そんなニューヨークを走るクラウンヴィクトリアのイエローキャブは11月末時点で僅か17台を残すのみ。
COVID-19が落ち着かない上に、ニューヨークの治安の悪さと差別の酷さと言った諸々のアメリカの、ニューヨークの抱える問題に加えて、当方の中でのアメリカの虚像が大分崩れてしまった事で、乗りに行くのが夢でありながら、だんだんその夢が遠くなっていく感覚がある。元々夢なんてあってないような、そんな当方が、よりニヒルに傾いてしまうような、そんな感じ。もうアメ車だらけのニューヨークは見れないのだろうなあ。

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テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

コメント

 写真で見るから出来が悪く見えるのだろうと思っていたマッチボックスのマツダ3でしたが、実物を見てもあまりにダルい仕上がりなのが否めず大金はたいてつまらない買い物をしてしまった…と入手したときは思ったものでした。
 煮ても焼いても食えないからどうしたものかとこれまで思ってきたのですが、意を決して分解手直しを行いタイヤをホットウィールのPR5に交換して灯火類や色抜けしている部分の塗装をやり直したところトミカ以上の仕上がりに見えると錯覚したりで…とはいえすでにトミカのものを持っているならわざわざ買うまでもなさそうという気持ちは変わりませんけどね。
 3インチサイズでは今のところ唯一のモデル化(なんとピッタリ1/64スケール)であるMX-30もまた煮ても焼いても食えなそうな雰囲気を醸し出しているのですが、あとになって豪華塗装のコレクターズ版が出れば評価が変わるやもしれないので改造はしない方針です。

 マツダ3の話の方がだいぶ長くなってしまいましたが、クラウンヴィクトリアも流石浅田氏デザイン故か風情ある佇まいがいい味を出していて後部左右ドア開閉ギミック付きというのも非常に良いと思うのでしたがそれと引き換えに底上げとなった内装はちといただけないかなと。

  • 2022/07/21(木) 07:45:40 |
  • URL |
  • サカB #RibV73NI
  • [ 編集 ]

Re: タイトルなし

>サカBさん

>マツダ3
写真と実物とで印象が変わるアイテムも数多くありますから自然なことではないかと。ホイールでかなりみすぼらしい雰囲気醸し出ていますが、マッチボックスの5SPでリリースしてくれればここまでにはならなかったのではないかと思ったり。記事に書いた気もしますが。

>MX-30
手元に2台2種類ありますが、なかなか悪くない出来でした。とは言え、金型がヒケてるのがちょっと気にはなりましたが……。
細かいところで全く気にならないとは言いませんが、良い意味でマッチボックスらしい出来栄えで、インテリアのバリエーションもマッチボックスらしい、遊び心詰まったものになって居ますね。
紺色辺りでリアルライダーを履いてコレクターズに入りそうな雰囲気があります。

>クラヴィク
機会があってバラしたのでその際に構造チェックしましたが、ギミック作成がよく出来てるなと感心しましたよ。
コストの制約もあるので、リアドア開閉かつ両側となるとこうせざるを得ないのだろうと思います。上底を無くすとなれば、もっと精工かつ大きいスケールのミニカーを買うしかないでしょうね。


  • 2022/07/25(月) 20:02:07 |
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  • グリズリー #-
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