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GRIZZLY GARAGE

自己満足の、自己把握用のデータベース。覚え書き。

アプローチの違い

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HOTWHEELS HONDA CIVIC TYPE R

これまた今月の新作。来月に単品売りがあるが、それを待つより先にどんなものかを知りたく、余っていた事もあって調達。単品販売以降、単品売りされる車種がだだ余る……という現象も珍しくなくなったが、これ、マテル的には良いデータが取れたのか、それとも購買意欲が下がってイマイチだったのか、少し気になる所。

当方としてはいつでも買いやすいのはありがたいので来年以降も続けて欲しいし、なんならまだ単品売りに降りてきてない、それどころか日本に正規が未だに無い物も居れて欲しいなあなんて。
まあ商売である以上、イマイチだと判断されてしまえばこれも無くなってしまうのだろうが。

ホットウィールの日本車ブームも大分長い上、来年には「そんなものまで?」というモデルも出るようだが、EK9のシビック・タイプRは割と無難なチョイスなのではないだろうか。世界的な日本車ブームはもはや異常にも見えるわけだが、その日本車の中にこのシビックも例外なく紛れている。
ホンダにとっても、シビックのネーミングは非常に大事にしているようで、NSXの生産終了が決まった今、ホンダはスポーツカーのフラグシップにシビック・タイプRを据えるような気配すら感じる。
トミカ50周年の日本メーカービッグ3にデザインしてもらったあのシリーズでも、ホンダは何故か「NSX」ではなく「シビック・タイプR」だったくらいなのだから。

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シビックと言って連想するモデルは色々あるだろうが、当方の中でシビックのイメージはEG型。次いでEK型。
この辺りのハッチバック然としたスタイルの物が一番「シビックらしさ」を感じるが、人によってはセダンの方がシビックに感じる人も多かったり?
まあホンダ車にそこまで熱くはないのだけども……。

しかし、トミカプレミアムに出ているEK9に当ブログで紹介済みのマイストのノーマルモデルと大分雰囲気が違う辺り、ホットウィールのデフォルメは如何にして車を、ミニカーをカッコ良く魅せるかに重きがあるのだとつくづく感じる。

正直似ているか似ていないかで言えば、あまり似ていないような気もする。製品化率がただでさえ高いシビックの、それも人気モデルの一つに数えられるEK9だからこそ余計にかもしれない。

だが、当方はこのモデルを見ていると、かつてのホットウィールで出ていたEP3型のシビック・タイプRを思い出す。EP3型はあんまり人気もなかったなんて話だが、当方的には割と欧州風のスタイリングと控えめなスタイルが好みだったり。ホットウィールはそんな不人気とされたEP3型の数少ない製品。適度にライトチューニングされていたのもまたホットウィールらしいモデルだったなあと。

このEK9もそんな流れを感じる。まあEK9のデザイナーはリュウ・アサダ氏なのだけども。

つくづく氏がホットウィールに与えた影響の大きさたるや否や。世界的な日本車ブームは確かにあったと言えども、氏の存在があったからこそ、アメリカを代表するミニカー、ホットウィールで数多くの日本車や日本のカーカルチャーが世界で売られ、そのブームに燃料を注いだように思う。何せ、EK9型のタイプRは日本専売だったという話だし。

まだまだ氏の作品は控えているという話もあり、向こう数年は氏の新作を見られるだろうし、氏のスピリットは受け継がれていくのだろうなあ。

以下、カスタム周りのボヤキ。

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この頃すっかり、カスタム品をブログに載せる人が減ったなあ、というボヤキ。
老舗のカスタムブログは更新休止や小休止状態だったり、インスタやツイッターと言ったSNSや動画投稿でYoutubeに移行したところも多い印象で、Googleでサーチを掛けてもあまり見かけなくなった。うーん……。なんというか非常に味気無いなと感じる今日この頃。

数年前、トミカのカスタムが流行った時期もあったが、そんな彼らは今や、実車オーナーとなり、カスタムから手を引いた者も多い。まあ車があればそっちに金を掛けると言った具合でミニカー収集を辞めた人も多いだろうし当然の流れかもしれない。

当方は車を持っていないが、当方の中で「実車を並べること」と「ジオラマを組み、そこにミニカーを並べること」は別物だと思っている。どっちにもそれぞれの良さがあるし、当方は箱庭を作り上げるのが好きなので、ジオラマ趣味及びミニカー収集を多分辞める事はないだろう。車を買ったとしても。
時にミニカー趣味を小馬鹿にする車好きも居たりするようだが、そもそも一括にミニカーコレクターと言っても沢山の種類が居るのだし、それは車趣味も同様だろう。
況してや、そもそも他人の趣味を否定するのはどうかと思う。これはミニカー趣味に限らずだけど。所詮ノイズのようなものか。まあだからといってムキになるのも違うと思っているが。

当方は車を買うという目標も無いわけではないのだが、住んでいる場所柄、車が無くとも問題なく生活出来てしまうこと、維持費も掛かる上、今置かれている環境的にあんまり望めないし、かと言って熱を持って車を持とうとなれるかというと、非常に微妙だったり……。

SNSを見る限り、車好きは同じ車好きやSNSで知り合った人と一緒に走って、並べて~~とか車のイベントで~~とかなるのが大多数のようだが、当方は全くそういうのに興味を惹かれない。純粋に「車」が好きでも車を操る「人間」がそんなに好きではないからかも知れないが。

先日ツイッターで見かけた大黒PA周りの晒し話を聞いた時はその晒した人が変わり者という要因があったと言えども、そういう価値観の人が居るのだとしたら本当に面倒臭いし、あんまり関わりたくないと正直思ってしまった。当方は本当に怠け者かつ、面倒臭がり屋なので余計に。
限られたリソースを他人に割く行為がもう面倒で堪らない。勿論、気の合う人や仲の良い人は別だし全く苦ではないし、そこに積極的にリソースを割くこともあるが、フォロワーだから、程度の人には正直あんまり……。

大黒PAも車好きの聖地とはされているが、楽しみ方が正直当方の理解には及ばないというか、合わないものでこれまた微妙な感じ。仲良い人と車並べて延々と駄弁る。……PAの使い方ではあるのだろうけど、あんまり楽しさを見いだせない。
偶然フォロワーと居合わせた!みたいなこともあるんだろうけど、前述の通り他人に極力リソースを割きたくないのでむしろ行きたくない。
前述の晒しも当方の目には「片道フォローで相互じゃない上に絡みもないんじゃ、居合わせたとしても声を掛けないのでは?」としか写らなかった。話したいなら話しかけに行けば良かった事のように思うし、何故か晒された側を避難し、晒した側を擁護する頓珍漢な意見も少数見受けられて、ますます面倒くさいな、と。人によって価値観考え方違うから当たり前の事だけども。

と、話が大分逸れてしまったが、何が言いたいかって「カスタムしていても張り合いがないなあ」というボヤキ。自分でも時々何を望んでいるのだろうと思う時がある。何せ、カスタム自体は自己満足でやっていることなのだし。
況してや、当方のような弄り方をする方が少数。トミカを「トミカらしさ」を残したまま弄る人は多いとは言い難い。

ただ、それを抜きにしてもやっぱりミニカーをカスタムしてる人って大分減った印象。ホットウィールをガチで改造し、ブランド化している人が増えたりとか、そういう要因もあってなのかもしれないが、引退気味ないしは引退した人が多数で、本当に減ったとしか言いようが無く。これも時代の移り変わりなのだろうか。

まあ自己満足でやって居る以上は張り合いもクソも無いのだが、なんだか他人に向けて自己満足のこれを発信する意義とはなんだろう?と考えてしまったり。そんなの勝手にやれよ、というお話なのはわかっているのだけども。単にここに書いたのは感情を文字に起こしてアウトプットするという作業に過ぎなかったり。

自分だけ取り残されているような、そんな感覚がある今日この頃。なんだか思い出の場所が消えてしまったり、数年で目まぐるしい程、世界が、人の価値観が、変化するのでそれに追いつけないような、そういう感覚。昔のインターネットってもっと気楽で面白い場所だった気がするんだけどね。昔を懐かしんで、昔はよかったなんて言っても生産性が無いので、どうにか今のこの環境であの手のこの手を考えたりはするのだが、なんだか無駄に徒労してるだけのような。昨今じゃ「SNSは見るけどブログは全く見ない」って人も珍しくないみたいだし。いずれはブログも衰退していくのかと思うと、ちょっと寂しくも。

ただ、一つ。懐古主義の兼ね合いなのか、かつてのジオシティーズだったり、個人サイトをアーカイブしている人が居たり、復活させる人もちらほら出てきているのは良い兆しにも思えたり。
かつてのインターネットのように、いろんな個人のサイトを見て回り、文字通りの「ネットサーフィン」がまた出来るようになると本当に嬉しい。


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テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

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