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GRIZZLY GARAGE

自己満足の、自己把握用のデータベース。覚え書き。

アイコニックカラー

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TOMICA LIMITED TOYOTA CROWN COMFORT

これで漸くトミカリミテッドでかつてリリースされたクラウンコンフォートの4カラーが揃った事になる。
当方の大好きな東京無線カラー、馴染み深いチェッカーキャブ無線カラー、赤フンなんて俗称のある日の丸自動車交通。そしてチョコミントのボディカラーが象徴的かつ特徴的なグリーンキャブ。4車種まとめたものはいずれ取り上げるとして。

当方のフォロワーにはこのグリーンキャブを愛してやまない方がおり、色々と話も聞けたりするのだが、なんでも同社の社長はこのチョコミントのボディカラーが大好きらしく。

昨今のグリーンキャブは特にタクシーフリーク達の間では色々話題に事欠かないと思うが、タクシーフリークという枠組みの中ではなく、敢えて「タクシーに詳しいエンタメ好き」という立場からグリーンキャブの話題を出すとすれば、夏にNetflixで配信された映画「KATE」において、同社が登場した事。

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ネタバレを避ける為にふんわりした説明しか出来ないが、主人公達がタクシーに乗り込むシーンがあり、そこで登場するのがチョコミントカラーのクラウンセダン。
同作品は海外向けなこともあってか、どこか東京がサイバーパンクちっくに描かれているが、そんな中で現実味を与える要素の一部分がこのグリーンキャブのタクシーだったり。

ただ劇用車ベースなのか、それとも何かの事情があったのか実車のグリーンキャブと比べると行灯がかなり大きい。もしかしてだが、グリーンキャブに協力してもらった上で、タクシー指導車を使用し、後から行灯を合成していたり?
神のみぞ知る所だが、駅前で拾った際には白ナンバーに見えるのがますますその説を裏付けているような、そんな印象。
トミカリミテッドのラグビーボール行灯も大分大柄なだけに、実車がちょっとミニカーに寄ったような、そんな瞬間。

いや、エンタメ好きはそこまで推察しないな。
だが、映画にせよドラマにせよ、車というのはやはりその時代時代に「象徴」であり、作中の年代を推測するのに重要な役割を持つだけに、例えば、「1995年」が舞台の車に98年以降の車が居たりするとやっぱり違和感が拭えないというか。車好きでも無い限り、そんな事は気にしないし注視もしないのだろうが、車好きで更に重度のレベルともなると、そういう細かい所が気になってしまったり。

同じNetflixだと「全裸監督」もバブル期辺りの日本を舞台としていたりするようだが、古い車が並べられた映像を見ているとそこにクラウンコンフォートが居る違和感と言ったらもう。1995年から2017年まで製造のYXS/TSSが90年の東京に居るわけないだろうと。

だが、突っ込んだ所で致し方ない事実があるのもわかっている。
昨今のエンタメ業界は懐古主義に走りつつあり、ここ数年は90年代に対する懐古主義がピークに達しつつある印象。だが、90年代は段階的に電子化が進んだこともあり、パーツの廃盤などで変に修理できない事も多いらしく、自動車はもとより、家電が特に調達が難しいらしい。

ちなみにこれ、車に置き換えるとタクシー、トラック、バン、バス、緊急車両で用意するのが難しい。
実はレトロやネオクラシックカー、或いはそれ以前のクラシックカーはスポーツカーや高級車程、やはり価値もあるだけに残存率も高い。実用車ではなく趣味車だからという側面もある。或いは物好きが末永く大切に乗るケースも多いから。

しかし、上記に上げた、所謂「はたらくくるま」や「実用車」全般、基本消耗品なので残存率は低い。ましてや、ミャンマー等の東南アジアに中古として格安で売られていく事も珍しくなかっただけに国内にどれだけ残留していたのかは未知数。

アメリカ……というか北米だと割と全年代のパトカー、タクシー、バス等などが劇用車として残ってる印象だが、これは文化的背景や土壌の違いも大きいだろう。日本だと劇用車を貸し出す会社は多くあれども、基本的には新し目の車が中心で、ネオクラシックやクラシックカーを貸し出しているケースって皆無に等しいのではないだろうか?

小型区分だったローレル、ブルーバード辺りやコロナ、マーク2、マツダのカスタムキャブやルーチェと言った車両も、中型区分の主流だった130系以前のクラウンセダンや、Y31セドリック/グロリア営業車の前期型以前など、果たして日本国内にどれだけ残存していることやら……。

幸いにも秩父には未だに130系クラウンセダンの後期型スタンダードが2台も鎮座しているらしいが、セドリックともなると……?

当方が把握する限り、2009年の八丈島にはY31のセドリック前期型が残存していた他、2017年夏辺りくらいまでは北海道にも残存していたという話なのだが、八丈島は既に引退して久しいらしく、北海道の方は現在どうなっているのか不明。せめて新しいオーナーの手に渡り大事にされていれば良いのだが、と思わずには居られない。

この懐古主義の波、もう暫く続くだろうし、10年後くらいにはおそらくスマートフォンが普及する直前の、2000年代の半ば頃なんかが懐古主義として題材に選ばれるようになるだろうと当方は踏んでいる。そしてスマートフォンに変わる新しいガジェットが登場した暁には、スマートフォンが懐古主義として用いられる時代が来るかもしれない。

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と、本題から逸れたところで軌道修正。
カスタムする事も多いし、そもそも「製品化されただけでもありがたい」なんてことも多いだけに、開閉ギミックがあろうがなかろうがそこまで気にしないのだが、あったらあったでやっぱり嬉しいのは事実。
ましてやタクシーだとやっぱり後部ドアが開くと良い。こういうロールプレイで遊べるのはやはりギミックがあるからこその強みとも言えそうだ。

そういえば、TLVのグリーンキャブを未だに購入していないなあと……。
幸いにも残ってる所に残っているが、このまま買わずに居ると機会を逃しそうなのでなるべく早いタイミングで調達しておきたい所。

それにしても、エアバッグレスでスタンダードのクラコン始め、かつてはかなり質素だったらしいグリーンキャブもTSSが出始めた頃から、かなりハイグレード化の波が押し寄せて、気付けば都内のグリーンキャブ車両はあっという間にクラウンセダンに置き換わったイメージで、物心付く頃にはクラコンのグリーンキャブは都内では見かけず、横浜のグリーンキャブでしか見かけなかった記憶。
トミカが製品化した4カラーのうち、グリーンキャブ以外の3カラーは当時割と見かけたし、今でも見かける存在だが、グリーンキャブだけは決して見かける事が出来ない。いつ頃かは不明だが、横浜に居た車両も都内の代替えでクラウンセダンが導入されるようになって久しく、現存するものは1つも存在しないのではないかと思う。
しかも話によると、数少ないながらも存在した日産車も全部退役したという話。今後のグリーンキャブはJPNタクシーとカムリの2車種で統一されていくのだろうかと思う。

そう言えば、乗り合いバス的な運用が成されていたハイエースのバスはどうなったのだろう?
大和自動車に市松帯を消した上で車両が引き継がれていたような話をツイッターで見かけたが、まだ継続中なのか大和自動車に事業譲渡したのか。

タクシー業界の目まぐるしい変化も相まって、今後ますます目が離せなくなりそうなグリーンキャブ。いずれタクシーは消え行く存在なのか、それともロンドンのように観光タクシーという側面が強まり生き残るのか。未来のことは誰にもわからない。

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テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

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