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GRIZZLY GARAGE

自己満足の、自己把握用のデータベース。覚え書き。

王冠

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TOMICA TOYOTA CROWN

登場から2年。ようやく登場となったクラウン。
代々、トミカのクラウンと言えば、ドアが開き、ライト類は別パーツで……という慣習に近いものがあったのだが、第二の暗黒期ともいえる「縮みトミカ」で200系クラウンのパトカーが「わざわざ作り直されて」「ドア開閉無し・ライト類一体形」で登場した関係か、210系クラウンもまた、縮みトミカと呼べる代物でドア開閉無し、グリル以外一体形と、お世辞にも出来栄えが良いとは言えない状態でリリース。

それから6年経った今、縮みを脱却したトミカが初めて出すのがこのクラウンなわけだが。
当方的には長らくクラウンを渇望して居たので大変嬉しい限りなのだが、やはり「ドア開閉」と「ライト類別パーツ」は復活ならず。

某氏との話をしていて、「あんな出来で出した以上はアレ以上の物を出してしまうと過去の否定につながるからやらないのではないか」なんて結論に辿り着いて、実際その通りになってしまったなあ……と思いつつも、サイズ感は1/66とされながらも、箱いっぱいのサイズでモールド類も頑張って居る方で、ドア開閉こそないが悪くない出来栄え。

気になって実測したところ、全長が1/65~1/66、全幅が1/64~1/65と言った所で、1/66にしては限りなく1/65に近い数字。生憎手元にピンクのクラウンが無いので検証出来ないのだが、もしかしてあちらは1/66でも1/67に近かったり?

元来、「クラウン」と言えば、日本を代表する車の一つで、その歴史は実に長く、それだけに先月の「クラウン廃止」というニュースには驚かされた。トヨタがフラグシップとするクラウンを捨てるなんて……。

トヨタは否定も肯定もしておらず、いわば「観測気球」のようにして情報を小出しにしたのでは、なんて話もあるわけだが、少なくともそんな話が出たということは、トヨタはクラウンを切り捨てる考えも持っているのは間違いない。

色々と情報が錯綜して居るが、「クラウン」ブランド自体は残り、次期型からはセダンではなく、SUVに近いスタイルになる、なんて話もある。
当方が思うに、もしこの情報通りなら、スバルXVのような乗用車ベースのクロスオーバー的な佇まいのものになるかと思うのだが、これもまたトヨタの考えて居る「一つの選択肢」なのかなあと。少なくとも、クラウンブランドの重要さはモリゾーもおそらく理解して居るはずで、クラウンの「セダン」は捨てたとしても「クラウン」のブランドはおそらく残るんじゃないかと思って居る。

しかし、こんなことになったのも、220系クラウンが先代のモデル末期よりも苦戦を強いられているからに外ならず。
セダンが売れない時代、セダンを買う層なんてセダンが好きな層くらいなもので。パトカーやらタクシーやらでまだまだ需要のあるセダンだけど、車にあまり興味がない人からすると、セダン=タクシーかパトカーというイメージが強かったりするらしく、昔のようにファミリーカーとしてのイメージはすっかり薄れてしまったようだ。

当方の中でセダンはやはり「車の基本形」と思える形だけど、フォードが北米市場でセダンを捨てたように、フルサイズセダンのクラウンヴィクトリアをFMCするわけでもなく、延命処置するわけでもなく生産終了させたように、GMがフルサイズセダンから撤退したように、これもまた時代の流れなのだろうか。

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思えば、かつてはクラウンの良きライバルとして君臨して居た日産・セドリック/グロリアも2004年に生産を終えてフーガに切り替えられたことを考えに、ある意味、「永久的」に約束されたものなどないのだろう、と。

当方的にはこのスタイリングが好きで、特にRSの5スポークホイールの奴なんてとてもカッコ良くて惹かれるのだが、セダンを、それもトヨタのセダンを買うとなればクラウンよりカムリを選びたいと思ってしまう当方。こんな感じで別の選択肢に流れてしまうのかもしれないなあ、なんて。高級セダンならレクサスも居るわけだし。

今後、トヨタはFCVのMIRAIを出すわけだけど、このMIRAIがFRスタイルのセダンで先代とは大きく異なる、伸びやかでスタイリッシュなデザインであることを考えると、今後はクラウンの変わりにMIRAIがフラグシップになるのでは? という話も聞いて、妙に納得してしまったり。

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従来型とは大きく異なるスタイリングになった現行クラウン。
トミカでは窓が埋められることなく、しっかり抜けて居てそのノッチバックに近いスタイルが再現されて居て驚かされた。

皮肉かな、色々と220系が苦戦して居る要因は思いつくのだが、当方が上げたい理由の一つはこのスタイリング。
トミカがやる気を出して再現したこの6ウィンドウこそが、クラウンブランドの終止符を打ちかけて居る原因になってしまったのではないかと思ってしまったり。このスタイル、確かにカッコ良いと当方は思うのだが、従来のクラウンが「富士山型」と称されるピラーの立ったスタイルだったことを考えると、従来オーナーにはなかなか容易に受け入れがたいスタイルだったりするんじゃないだろうかと。

そしてもう一つ、現行クラウンは「ニュルブルクリンクで培った走り」とのことだが、これが正直クラウンオーナーの求めてるものなのかと聞かれると怪しい気がするのだ。
クラウンの本質……というか、クラウンが持つべきものは「日本で快適に走れる」ことであって、ニュルで鍛えられた欧州セダンのようなスポーティーさではないように思う。それが苦戦を強いられる要因につながって居るように思う。

トヨタがクラウンの若返りを図ろうとあの手この手で努力してきたのは間違いない。
だが、その結果が想像とは逆方向に作用してしまった。それが苦戦の原因なのではないかと思ってる。

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