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GRIZZLY GARAGE

自己満足の、自己把握用のデータベース。覚え書き。

年内最後のマッチボックス

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気付けば販売から1週間も経ってしまっていた今月のマッチボックス。裏を返せば、クリスマスから1週間が経とうとしているということ。毎年、大晦日近辺に1年の総括のような事をしていた気がするが、今年は趣向を変えて。紹介する数も多いので続きからを活用。

5、6年前のマッチボックスはまさしく迷走気味な出来栄えなのがちらほらあったのも束の間、コレクターないしはメインターゲット層であろう子供達の意見を取り入れたのか、ここ数年はかなり改善された印象がある。とは言え、当方や当方の周りのマッチボックスコレクターが求めるアイテムというのは「違う、そうじゃない」というのが多かったり少なかったり。

とは言え、既にマッチボックスのアイテムは「2023年」の物に切り替わっているので、これを「2022年」の物とするには少し違う気がしなくもなかったり。
だが逆に言えば、2022年に販売された「2023年」のアイテムというのは大晦日に紹介するにはピッタリなのではないかと。

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本来のスケールモデル

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HOBBY JAPAN TOYOTA CROWN RS

昨日というか前の記事の続き。
ホビージャパンの1/64スケールモデルのクラウンRS後期型。これは自分で購入したアイテム。自分で自分に送るクリスマスプレゼントというのは建前。前期型がリリースされた時点で買おうか迷った末にスルー。そしてそのまま今回、後期型を見つけて金額も思ったより高くないのでそのまま購入に至った。

最新の現行クラウンはセダンスタイルのSUVになったが、先代220系クラウンはセダンとしては最後のモデルになる。無論、今後セダンも追加されるようだが。

そんな先代220系はある種、ゼロクラウンの一つの終着点だと感じる。

考えてみれば、ゼロクラウンの登場が2004年。そこから18年も経ったわけで、その間に自動車を巡る環境も大分変わったように思う。間違いなく、2000年代に入る頃にはファミリーカーはミニバンに、セダンの代わりにハッチバックやSUVが台頭し、気づけばセダンは過去の産物へとなりつつある。車の基本形だったはずのセダンが、おっさんが乗ってる古臭い車へと変わったのは間違いない。

いくら若返りを図ったところで、車趣味そのものが縮小傾向にある中では限度があったのだろう。ある種、SUVへの転身は「クラウン」が「クラウン」たらしめるものとは何かという問いに対する答えなのかもしれない。

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これもHi-StoryのJPNタクシー同様、一応は台座から取り外さずに飾るタイプの代物らしい。が、タイヤが回転する。まあかなりガタガタで安定性を著しく欠いているのでそうする為のものではないのは明白。

それにしてもこの伸びやかなスタイルと言い、RSのスポーティーなホイールといい、再現度はピカイチ。
当方が220系に惚れ込んだ要素の一つであるテールライトと4本出しマフラーの再現度もなかなか。値段もさることながら、気軽に机の上において転がせるタイプのものではないので、メインに集めるということはないが、こういうスケールモデルは定期的に買うと、自分がコレクションにおいて何に重きを置いているか再確認出来るなとしみじみ。TLVの記事で似たような事を書いた気がするが。

もし、ホビージャパンが現行クラウンをリリースする事になれば、是非とも手に取りたいところ。と言ったところであっさり目に〆。

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クリスマスの前に

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Hi-Story TOYOTA JPN TAXI

更新しようと思って記事を書いているところで日付を跨いでクリスマスイブ。
うーん、1年、やっぱり早い気がする。もう12月?なんて思っていたのも束の間、もう12月もあと1週間程度で終わり。今年は色々したなあと思う一方で、時間が経つのが早い早い。

実は地球が太陽の周りを1周する速度が年々加速しているという話を聞いた。コンマ1秒未満の、本当にごくごく一瞬に過ぎない時間だけども、それでも短くなっているのに変わりはない。
そして地球の磁力が弱まっているという話と合わせて考えると、ポールシフトが近いのではないか……なんて。まあ因果関係なんてわかりようがないし、専門知識があるわけでもない当方が適当な事を言うと怒られそうなのでこの辺で。

毎年、某フォロワーとプレゼントを交換しているのだが、当方からはカー用品?カーパーツ?の類の物を送っておいた。
で、お返しに頂いたのはHi-StoryのJPNタクシー。所謂レジン模型。

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実はレジン製のミニカーを手にするのはこれが初めてだったりする。
1/43では割りと定番となったレジンだけども、やはりダイキャスト+プラスチックのミニカーと比べると劣化が早いという話を頻繁に聞いており、あまり手を出す気にならなかった。元々、レジン製のミニカーは限定生産が多いのもあってか、値段が高めという事が多いのも要因。とは言え、出来が良いのもレジン……と聞いていたのだが、思ったより似て居ないような?

まあJPNタクシー、まずヘッドライトの形状が特殊過ぎる上、デフォルメする上でこの手のスタイルの車は難しいような気がしてならない。トヨタ公式のJPNタクシーの非売品ミニカーもこれとそう、大差は感じられないし……。

ある意味、アオシマの1/24のJPNタクシーのプラモデルはかなり似ているように感じたのだが、これはスケールのおかげだろうか。ちなみに未完成。

一つ、これに感じるのは全高というか、ボンネットが薄く、屋根が少し低くないか?ということ。
実車は良い意味で肥大化してるように見えるデザインなのだが、こちらはどこかシャープというか、丸みが強すぎるというか。

まあもう一回言っておくと、実車は細かい意匠が特殊で、フロントフェンダーの一部が何故か変に、微妙に膨らんでいたりするので、ミニカーとしてサイズを落とし込める上では結構苦労しそうなタイプの車ではあるのだ。そう考えるとトミカは割りとよくやっていた方ではないだろうかと。ライトがイマイチ似てないんだけども。

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気になる点があるとはいいつつ、内装含めて細かいところまで作られているのは存分にレジンの強みを活かしていると言える。ハンドルのトヨタエンブレムまで再現されているのだから驚き。

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で、びっくりしたのは走らないこと。タイヤは固定式。完全に観賞用のモデルなのだとこれで把握した。
しかも台座から取り外すタイプのものではない。これがレジン製ミニカーというか、レジン模型なのか。やはりミニカーを集めている以上は最低でも1台はそのブランドの物を手にとって見るものなのだなあとしみじみ。

考えてみると、模型用と銘打たれているミニカーの中でタイヤがしっかり回転し、ミニカーとして遊べてしまうトミーテックがむしろこの手のジャンルの中では異端なのではないかと思ったり。
ちなみにこの裏の汚い感じは伊勢海老とかカニとか、あの辺を裏返した時の何とも言えない気持ち悪さに似ている気がする。

と、結構酷評気味に書いてる気がするが、そうは言ってもJPNタクシーのミニカー。結構お気に入りである。暗所に飾って楽しもうと思う。クリスマスプレゼントをありがとう!

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オニ

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TOMICA HONDA CIVIC TYPE R

今月のトミカの日。今月はトミカしか更新していないなあと思いつつ、来週はマッチボックスの販売なのでそっちでまた記事になるはず。今月はFL5型シビック・タイプR。新型モデル。

半年くらい前にモックアップ状態の物が青山のホンダ本社で展示され、そこからあれよあれよと、初回がテストカー仕様と判明し、日産の次はホンダとズブズブな関係を匂わせているタカラトミー。
1月のトミカは新型ステップワゴンのスパーダ。トミカでスパーダは何気に初めてではなかろうか?

冷静に考えてみれば、FK8が前期後期で出た時点で既にズブズブだったのを察しておくべきだったか。とは言え、ZR-Vや新型ヴェゼルはスルーされていたので、気付きようが無かったのだけども。

トミカの話。通常品はやはり安定のホワイトカラー。体感的に、入荷量の問題か、それとも個数制限の関係か、通常品の方が減りが早かったように思う。まあ正直、当方にしてみると初回より通常品の方が欲しいなと思わせるものだったので、こうなるのも致し方ないか。

ウィングは別パーツ、話を聞く限りだとインテリアの赤シートも別パーツ。そしてカシメを止める為の出っ張りが黒で上塗りされているということでかなりの気合の入りよう。後述の初回も明らかにコストがかかってる事を考えれば、一番コストをかけてるのかもしれない。ユーザーはそういう部分よりギミックにコストをかけて欲しいんじゃないかと思わなくもないが。

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TOMICA HONDA CIVIC TYPE R

こちらは初回。前述の通り、FL5シビック・タイプRのテストカー仕様。複数台居たようで、ガソリンスタンドで2台並んでるのを目撃されていた記憶がある。

赤、黒、白のカモフラージュなのだがこのカモフラージュ、よく見ると歴代シビック・タイプRのシルエットとタイプRロゴが随所に印刷されているという特別なカモフラージュでホンダの気合を感じる作りだったり。

ある種、もうそろそろガソリンエンジンのスポーツカーというものが終焉に向かいつつある現状、ホンダにしてみてもこれが「最後の」純ガソリンエンジンのシビック・タイプRになるかもしれないと踏んでのことなのかもしれない。

それを初回限定カラーとして持ってきてミニカー化したタカラトミーの本気たるや否や。今年からUV印刷を活用するようになったタカラトミー。細かい文字は潰れやすい欠点があるものの、全体に満遍なく印刷が出来るのがこの印刷方法の強み。クオリティは十分以上。550円のミニカーとは思えないクオリティを保っているように思う。

ただねえ……、当方的には1/64でこの模様をやったことで何とも言えない気持ち悪さを感じてしまう。確かによく見ればシビックのシルエットとタイプRのマークが随所にこれでもかと仕込まれていて、ちゃんと実車のテストカーを再現し切っているのだが、他の初回カラー系と異なり、1台開封&鑑賞用と保管用に1、2台あれば十分かなと思えるものだったり。

結構、SNSや5chを見ていると大量買いを予告して買い集めてる人が居るようだけど、そう何台も必要なものなのか、甚だ疑問だったり。まあお気に入り車種を際限なく買い続けている当方が言うと全く説得力は無いし、おそらく買い集めてる人は当方と同じ気持ちなのだろうけど。

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せっかくこれを出すなら、なんらかの形で現行スープラのカモフラージュ仕様も出ないものかと思ったり。GR86の時にも書いた気がするが。

しかし、トミカの初回で久々に人が群がってるのを見るに、やっぱりシビック人気は高いものだと感じる。時代が変わり、ボディサイズも大きく変わり、今やかつてのアコードくらいまで肥大化してるシビックだけども、それでも人気は変わらない根強さを感じた。下手したらフェラーリやランボルギーニより凄いんじゃなかろうか?

で、それは兎も角として、ホットウィールが販売日をぶつけた事でなかなかカオスになっていたわけだけども。
これもマテルの策略だろうが、人手がCOVID-19前くらいには戻りつつある事で混沌を極めていたあの時代に戻ってるような気がしてならない。

ホットウィールはまだしも、マッチボックスでぶつけられたら堪ったもんじゃないなあと思いつつ、今回は〆。

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車両の自由化

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TOMICA TOYOTA COROLLA TOURING TAXI

今日はホットウィールベーシックの販売日。なのだが、当方的にイマイチ琴線に触れるアイテムが無く、スルー。代わりにトミカショップに行って調達してきたのがこれ。トミカショップオリジナルモデルの「カローラツーリング タクシー」。

トミカから「タクシー」と銘打たれて販売されたものは多分2019年のJPNタクシーのオリパラ仕様以来だろうか?

トミカリミテッドヴィンテージの方ではクラウンセダンとクラウンコンフォートがリリースされた事で年に1~2種類程バリエーションが出てる印象だが、本家トミカは特にリリースしてこなかった。

まあタクシー会社がCOVID-19で冷え切ってる今、特注物を出す余力は持ち合わせて居ないだろうし、JPNタクシー自体、深藍以外の選択肢を選ぶ会社が首都圏ではかなり限定的なので致し方ないか。

割りと製品化や特注に定評のあるグリーンキャブが出してくれればなあと思わなく無いのだが、去年のTLVでクラウンセダンがリリース済みと考えると敢えて通常のトミカで出すなんてことは今のところ無さそうで少し残念だったり。グリーンキャブの指定色は良い意味でおもちゃ向き、子供向きに思えるのだけども。

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2ヶ月に1回ペースで、うち半分以上がはたらく車というイメージがあるショップオリジナルモデル。
元々通常品より割高なショップオリジナルモデルなだけに、単なるカラバリショップオリジナルモデルを出されるよりは、はたらく車の方が当方的には嬉しかったりするので全然構わないのだが、ここに来て絶版になったカローラツーリングを選ぶのはやはり金型償却用なのか。
確か前回がハイエースベースの衛星通信車ベースの消防指揮車、その前が赤いWRX S4、その更に前がレヴォーグベースのドクターカーだったような。S4以外はいずれも絶版。まあハイエースの場合、ノーマルがまだ居座ってるので絶版と呼べるかは微妙なラインだが。

さて、かなり少数派とは言え、カローラツーリングのタクシー自体は実在し、現にちらほら各地で見受けられる。
都内だと個人タクシーで数台確認済み。青森の方だったか、東北だったと記憶してるが法人タクシーにも導入実績があると聞いてるので、このチョイスも極端におかしくはない。

しかしまあ、カローラツーリングのタクシーを見て居るとタクシーの自由化が本当に進んだなと思うばかり。京都では軽自動車EVの日産・サクラが3台、3社に導入されているようだし、他にもヒュンダイ・アイオニック5が京都MKタクシーに。
都内でもRAV4、ハリアー、アウトランダーと言ったSUVが個人タクシーに使われているし、最近はソリオやルーミーと言ったコンパクトなトールワゴンが使われるケースもちらほら。ノートのタクシーも結構居る。

当方が中学生の頃に確か緩和されだして、その頃から変わり種が出るようになった記憶があるが、それでも主流がコンフォート系とセドリックだった頃と比べると大分タクシーも様変わりしたのを感じる。

なにせ、子供の頃と言えば、タクシーはクラウンコンフォートかセドリック営業車。時々クラウンセダンで他の車種は極端に少なかった。物心付く頃にはプリウス系が走っていたが、それでもまだまだ主流はセダンで、ミニバンは少数派だった。

セドリック営業車の生産が終了した辺りから、ミニバンが増えだし、5年前にJPNタクシーが登場した事で加速的に「ミニバン」が選択肢に加わったように思う。まあ荷室も車内空間も広いミニバンがタクシーに持って来いなのは紛れもない事実で、この5年で個人タクシーにもミニバンがかなり増えた。

ある意味、この辺の変化は「小型」「中型」区分の廃止だったりも影響しているのだろうが。

で、トミカの話。行灯のサイズ感がおかしいのはトミカのタクシーあるあるなので許容範囲内。行灯を意識してか、クリアイエローが用いられているのだが、そのせいなのかTAXIの文字はフロント側のみでリア側は無し。そして珍しく「トミカ交通」ではなく「トミカタウンタクシー」。
まあ最近は~~交通も~~自動車も~~TAXIと英語表記するパターンが増えてるのである意味リアリティがあるといえばあるか。
ボンネットにあるマークがある種、ニューヨークのイエローキャブの「メダリオン」を巨大化したそれに見えるのは当方だけか。

凄くお気に入り、とはならないがそれなりにお気に入り、程度にはなるアイテム。もっとタクシーのトミカが増えると良いなあと思いつつ。しかし子供はタクシーのトミカを強請るのか気になったり。
主要都市部はまだしも、地方に慣ればなるほど、タクシーは馴染みがない乗り物な気がしてならない。

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