
気付けば11月も終わり。全く更新が出来ないまま、最終土曜日を迎えてマッチボックスの新作発売日。
今月は更新が一切出来て居なかったのだが、実は今月の頭にCOVID-19に羅漢し、1週間程ダウン。
後遺症等も無く、熱もそこまで高くは無かったのが不幸中の幸いだが、あまり体調を崩さないが故に1度大きく体調を崩してしまうと辛いのなんの。熱も下がり、症状が落ち着いても1週間程は若干咳が続いていた。
今の御時世、どこで何を貰ってしまうかはわからない以上、こうして羅漢してしまう事自体は致し方ないのだろうが、もう少し対策をしなくてはなあと思いつつ。
そういった事情で今月はホットウィールのベーシックは買いに行っておらず、ミニカーというミニカーは第3土曜日のトミカまでほぼ買っていないも同然。
とは言え、ブログで紹介したいと思える程の物を今月のトミカからは感じられず、記事にしたいと思える物が無いまま、迎えた第4土曜日。前々から期待していたアイテムということもあってか、やっとブログで取り上げたい物が出てきたので、今月始めての更新。
既に2022年も1ヶ月ちょっとのみ。1年が早いというのをこのブログで何回書き綴ったのかも思い出せないが、そろそろ年の瀬を感じる頃合い。街も徐々にクリスマスムードに移り変わってきている。もうこんな時期かあ。


MATCHBOX FORD MUSTANG MACH E
と、そろそろ本題。まず紹介するのは今月の新アイテム、フォード・マスタング マッハE。マックEと当方は誤って呼称しがちだが、MACHはマッハ読みが正しい。マスタングで”マッハ”と関する車種と言えば、やっぱりハイパフォーマンスモデルの「マッハ1」だろうが、こちらはマスタングの4ドアSUV。
マスタング名称の電気自動車で、それがSUVとは予想もして居なかった。
が、以前、マスタングに「4ドアセダン」が設定されるという噂があり、今にして思うとその噂の正体はおそらくこれだったのだろう。
マスタングとして見るとうーん?と思わなくもないが、それでも最近のフォードのSUVにしてはかなりクリーンなデザインで個人的には結構好み。唯一気になる点はドアノブを持たず、ボタンで開閉する最近流行りのタイプのドアノブという点か。正直そういうのより、従来のドアノブの方がしっくり来てしまう。
このアイテム、既に来月、再来月のアソートで再販が確定してる。
とは言え、フォードが日本から撤退して久しいだけに、テスラに知名度負けしてるとしか言いようがなく、売り場ではあまり人気が無かったように思う。
まあ「マスタング」と聞いてイメージされるのは「2ドアのアメリカンマッスル」のイメージが強いだけに、マスタングの名前を冠した電気自動車が4ドアSUVとなると、イメージし難く、これがマスタングだとは思わないのではないだろうか……。
EV化の波が推し進められているアメリカ。そのアメリカを代表する車名のEVがあるというだけでも十分なのかもしれない……が、調べてみるとマッハEはメキシコと中国でのみの製造らしく、アメリカ国内では製造されていないようで。今の時代、国外生産なんて珍しい事ではないが、仮にも「マスタング」を冠する車がそれで良いのだろうかと思わなくもなかったり……。


MATCHBOX AUDI E-TRON
続いてアウディのEV、e-tron。一応無印の「e-tron」はこのSUVを指すのだが、アウディは電気自動車にe-tronの名称を用いてるだけに、e-tronと聞いただけではこの車を連想しにくい気がする。
少なくとも、「クワトロ」に変わる、アウディの電気自動車技術に「e-tron」を用いるのであれば、この車には他の名称もプラスすべきだったのでは……?と思わなくも。まあクワトロも最初は特定の車種を指すものだったと考えれば、この行為自体は意図したものなのかもしれない。
が、「e-tron」というとホットウィールで製品化された、ポルシェ・タイカンとプラットフォームが共通な、「e-tron GT」の方が連想されがちな気がするのだが如何か?
とは言え、ホットウィールとある程度棲み分けした上で、これを製品化するのが良くも悪くもマッチボックスらしいなあ、と思う部分でもあったり。


MATCHBOX CADILLAC CT5-V BLACKWING
キャデラックが既に高級車の代名詞から脱落して久しい印象を受けるが、それでもやはり、キャデラックとは高級車であり、最先端を行くもの。
まあ今ではいろんなメーカーに出し抜かれてると思うし、もはやキャデラックはアメリカ市場よりも中国市場に注視してる印象を受けるのだが。桁が1つ多いんじゃそりゃ嫌でもそっちを注力するとは言え、キャデラックの栄光がもはや過去の産物になりつつあるのを少し寂しくも思ったり。それを言ったらアメ車メーカービッグ3自体がもはや過去の産物になりかけてるのかもしれないが。
肝入で投入されたフルサイズのFRセダン、CT6が振るわず、僅か4年で北米では販売終了……なんてものを見ていると北米市場そのものがもはや過去の産物となったものを切り捨ててるんだろうと思わなくもない。いくら、最新技術を搭載したモデルを作っても、FRのフルサイズセダンなんていう過去の産物は過去のものでしか無い。そういう切り捨てが北米にはあるように思う。
と、ミニカーの話。CT5はCTSとXTSを統合したモデルでミドルサイズのセダン。CTSがそれなりに知名度を持つ事を考えれば、この車も……と言いたいが、あんまり知名度が高い印象が無い。当方ですら最初はCTSかと勘違いしていた。
正直デフォルメがやや強い印象があるのだが、貴重な最近のアメリカンセダンということもあってか、割りと許容出来てしまう部分でもあったり。
とは言え、悲しいかな、マッハE同様に売り場ではあまり人気があったようには見えず……。
ところで、製品名は「BLACKWING」という最上級のスポーツグレードなのだが、ミニカー自体はスポーツグレードの「V」にしか見えず。BLACKWINGなら、バンパー形状が若干違うのに加えて、リアウィングがついていると思うのだが、ミスなのか何か意図してのものなのか、謎だったり。
と、以上、3アイテムを紹介。EV比率が高まってきているのを見るに、ミニカー界にもEVの波が押し寄せているのを感じたり。特にこの1、2年はかなり増えたように思う。
子供のうちから電気自動車に慣れ親しんでもらうというのは非常に良いことに思うのだが、問題は本当に電気自動車がエコなのか、という点。色々な通説があるし、場合に応じて変わる以上は絶対そうだとは言えないが、リスクヘッジとして、複数の選択肢を残し続けるのも決して悪いことではないと思うのだが、如何か?

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