fc2ブログ

GRIZZLY GARAGE

自己満足の、自己把握用のデータベース。覚え書き。

カースポッター的

IMG_3391.jpg
IMG_3393.jpg
HOTWHEELS TOYOTA 4 RUNNER 40th EDITION

トヨタ・4ランナー。既に当ブログでも紹介していたような記憶がうっすらあるのだが、今年始めのヤマダ限定ブールバードのアイテムが初出。
当時は割りと売れ残っていた印象があるのだが、知らぬ前にメルカリなんかで定価の2倍ちょっと位の値段で推移していて驚いた。売れ残りアイテムが一点、人気アイテムに。

ということは今回のブールバードのも人気があるのでは……なんて思っていたのだが、そんなことはなく、人気はイマイチだった様子。やはりミニカーでSUVは不人気ということか。

個人的にこのアソートでこの4ランナーが後述するAMGのE36と並んで欲しかった。

というのもこれ、実は40周年記念エディションを再現したモデル。黒色に見えるこのボディカラーもやや青みがかったメタリックで、おそらくは限定仕様に設定されている「ミッドナイトブラックメタリック」の再現。黒のボディに黄色、オレンジ、赤の3色ストライプは実に映えるのなんの。レトロなストライプと4ランナーのキャラクターが実にマッチしている。国内トヨタよりも北米トヨタの方が格好良く見えるのはこういうところなのかもしれない。



一つの車種で40年間。日本車には「クラウン」「スカイライン」「ランドクルーザー」「ハイゼット」など、息の長いネーミングが多いが、今の時代、やはりネームバリューだけで売るのが難しい時代でもあるというのを体現化したのが「クラウン」なのだろう。

まあアメ車も「マスタング」「サバーバン」はかなり息が長いのだけども。

IMG_3394.jpg
IMG_3395.jpg
HOTWHEELS MERCEDES BENZ AMG E36 ESTATE CUSTOM

おそらく今回のアソートで後述のパンテーラと並んで一番人気の車両。
AMGのハイパフォーマンスワゴン、E36エステート。カスタムという名称がある通り、オーバーフェンダーが装着されてロー&ワイドな印象が強くなっている。

実車の羊の皮をかぶった狼感のある無難なデザインも好きなのだが、ホットウィール的にはノーマルだとミニカー映えしないと判断されたのだろう。
黒いボディにクロームで縁取られた黒いホイールがこの年代のベンツの角々したデザインと相まって「ワルい」雰囲気がプンプンする仕上がり。

当方の中で、割りとミニカーオタクや車オタクの中でスポーツカーにそこまで興味がない層はステーションワゴンのようなタイプが好きな傾向にあるように思うのだが、それがまさしく今回の人気に反映されているような気がするのだが如何か?

それにしても、この時代のドイツ車はヘッドライトにワイパーが付いていて、時代を感じるなあとつくづく。シンプル過ぎるくらいなデザインなのに、ドイツ車の持つ「質実剛健」さと、日本と北米におけるドイツ車の「高級感」が凝縮されているデザイン。
今のメルセデスベンツのデザインが悪いとは思わないのだが、この当時のシンプルさが今のベンツには無いように思えてしまう。

IMG_3396.jpg
IMG_3397.jpg
HOTWHEELS DE TOMASO PANTERA GRUPPO4

デ・トマソ・パンテーラ。スーパーカーブーム時代のマシンで、イタリアとアメリカの共同開発というなかなか変わった代物。
イタリア製のボディにアメリカンエンジンが積まれている、一部の層には深く刺さりそうな仕上がり。イタリア車と呼べる存在ながらも、その中身は純粋なアメリカンスポーツで当方個人としては非常にそそられるマシンだったり。ランボルギーニやフェラーリ、マセラティなんかとは異なる存在感というか、野生みを感じるのはアメリカンなハートのせいだろうか。

今回のアソートでAMG E36と並んで人気のアイテムという印象。まあ当然か。当方の世代よりも上の世代からするとスーパーカーブームやサーキットの狼の影響もあって「ドンピシャ」なアイテムに思う。

トミカ筆頭に、マッチボックスなんかでも製品化されて居たりして、意外と製品化に恵まれてる車種に思うのだが、イマイチ知名度が高くない気がするのは当方の世代でパンテーラしかり、デ・トマソが出てくる作品が皆無なのも影響している気がしてならない。

考えてみると、当方の世代で車の作品と言えば「頭文字D」だったり、「ワイルドスピード」だったり、そういう作品で日本車がメインに据えられている作品が多い。もちろん、ワイルドスピードは日本車に限らず、スーパーカーやアメリカンが多い作品だが、やっぱり今の日本車ブームの状況を見ていると、多かれ少なかれこの辺の作品が影響しているのではないかと思わなくもなかったり……。

RLCでデ・トマソが出た時点でパンテーラがいずれ出るだろうと踏んでいたわけだが、ブールバードが初出で、それもグループ4仕様とは、恐れ入った。しかもシャシーはイタリア語表記の「GRUPPO」である芸細ぶり。

そしてトミカが製品化したGTSとは異なり、オーバーフェンダーが特徴的。グラフィックも実際にグループ4に参戦した車両ほぼそのまま。流石に一部の企業ロゴは変更されていたり、ゼッケンが違ったりはするが、これも好きな人からすると堪らないだろうし、それが今回の一番人気にしている要因なのかもしれない。

IMG_3386.jpg

ということでブールバードの紹介。毎度の事ではあるが、どこもショート気味のようで……まあ元々ブールバードシリーズ自体が確かウォルマート限定のアイテムの筈なので、日本のようにいろいろな店舗で買えるだけありがたいものなのかもしれないが、もう少しなんとかなれば良いのにと思いつつ。

実は某ショップで2セット(=1箱)手配済み。販売日の今日は予約したそれを待つより先に手元に欲しかったのでカスタムベース感覚で調達を。あんまり言うと恨まれそうだが。

このシリーズ、名前から察するに集めてるアイテムは「カースポッター」が「通り」で発見した車両的立ち位置なのだろうなあと思ったり。そのセンスがこのシリーズの人気にしている要因に思えたり。

毎度買い控えよう、買うのを絞ろうと思っている横で魅力的なアイテムを大量投入してくるブールバードは侮れないのなんの。来年以降のブールバードにも期待しつつ。

にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村




スポンサーサイト



テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

技術誇示

IMG_3248.jpg

せっかく入手しても、紹介しないままは少しもったいないかもしれないということで紹介。今年のタカラトミーの株主優待。
トミカの「大きいお友達」向けのポテンシャルを理解し始めたタカラトミーは既にマテルも導入しているUV印刷を会得したようで、その技術をお披露目するかの如く、今年の株主優待はタンポ印刷ではなく、UV印刷されたアイテムを導入。

当方はタカラトミーの株主では無いが、某所で相場より安めで買えた。実は青の非売品Zと入手タイミングは一緒だったりする。

確か100株の方がハイエース+ヤリスWRC、1000株はその2つに加えてGR86とノートが付属。
毎年、トミカの株主優待はカラバリ+タンポで割りと地味なイメージが強いのだが、昨年はメタリックブルーのボディカラーにクリアシャシーで統一感を出して、50周年記念事業のまとめ感を出し、今年はオールUV印刷で見栄え的にもアイテム的にも面白いものに仕上がっている。

むしろ、今までのカラバリ感強めのアイテムは1000株以上の保持者が申し込める抽選1031名に当選する「環境に配慮されたクルマのトミカ特別仕様コレクション」の方が今までのそれっぽいかもしれない。こちらは相場2万5000円。正直そこまで出してまで欲しいアイテムではないのだが、これまたトミカコレクター泣かせな……。

IMG_3246.jpg
IMG_3247.jpg
TOMICA PREMIUM TOYOTA YARIS WRC

トミカプレミアムのヤリスWRC。株主優待でトミカプレミアムは何年か前のR34以来?

通常品がピカピカに対して、こちらはWRCマシンらしく、泥んこまみれ。こういう印刷が出来たのもUV印刷の恩恵だろう。
HWもこの恩恵にあやかっている印象がある。とは言え、タンポと比べるとドットが粗めになるというデメリットがあるのもまたUV印刷なのだが、タカラトミーはそこを上手くパスしている。この差は一体?

ただまあ……陰影が苦手なトミカらしく、なんか泥というよりも糞に見えるのがこれまた……。

IMG_3244.jpg
IMG_3245.jpg
TOMICA TOYOTA HIACE

ハイエースのリラクベース金型。リカちゃんが55周年ということで記念モデルのようだが、リカちゃんとハイエースの繋がりがイマイチ見えてこず。

それにしても、リカちゃんが元々タカラのアイテムだったということを考えると、トミーのアイテムだったトミカにリカちゃんが印刷されているのはそれだけタカラトミーになって時間が経ったのを感じさせたり。そして何気にトミカよりも数年先輩なのだなあと思いつつ。

ちなみにこう見えて実はしっかりUV印刷だったり。

IMG_3240.jpg
IMG_3241.jpg
TOMICA TOYOTA GR86

テストカーのようなグラフィックが施されたGR86。正直スープラでやってくれていれば……と思わなくもないアイテムだが、昨年、2019年とスープラが入っているので致し方ないか。もしかしてどこかしらの限定で出る予定だったり? と勘ぐりつつ。

おそらく今年の優待で一番人気がこのアイテム。まあテストカーのこういうグラフィックって格好良く見えるもので……。12月に出るシビックの初回は早速それを活かしてテストカー仕様なのだが、グラフィックが通常のテストカー用のものではなく、歴代シビックが描かれたもので、そのせいなのか、なんか気色悪く見えたり……。

ちなみに「それっぽい」実車はあれど、トミカのようなグラフィックのモデルは見つけられず。

IMG_3242.jpg
IMG_3243.jpg
TOMICA NISSAN NOTE

ユニークなカラーリングのノートはのほほん族仕様。
のほほん族とはなんぞや、と思っていたので調べてみたのだが、どうやらトミーが2000年代初頭辺りに販売していたアイテムらしい。
2010年代初頭まで販売があったようだが、今現在はサイトが残されて居るのみで、販売はして居ない様子。なら何故今更これを印刷したノートを出したのか、理解に苦しむ。

強いて理由を上げるとすれば今年で販売20周年を迎えるからだろうか。うーん、これは伏線なのか、それとも「今更新製品を出せない」が故の贖罪か。後者ならトミカブランドでやる事ではないような気もするが……。

ちなみにこれもハイエース同様にUV印刷。

と言ったところで2022年のタカラトミーの株主優待をご紹介。何気に株主優待でしっかりフルセットで保有しているのはこれが初?
既にUV印刷を活用しているアイテムが多数リリースされているわけだが、HWのと比べるとやっぱり印刷が綺麗に思えたり。実はHWのと違ったりして。と言ったところで〆。

にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村

テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

子供の頃の情景

IMG_3249.jpg
IMG_3250.jpg
TOMICA LIMITED VINTAGE NEO TOYOTA COROLLA VAN DX

我ながら珍しくTLVを買ってる年だと思うものの、割りと年間通して2~3台買うこと自体は珍しくないのでペース的にはいつも通りかもしれないなあ、などと思いつつ。つい最近販売されたTLVのカローラバン。
社畜車の代表格と言えば、やっぱりプロボックスだが、そんなプロボックスの先代に相当するのがこのカローラバン。

社用車向けに5ナンバー規格のまま残っているカローラアクシオ、カローラフィールダーが現行のカローラシリーズと併売されてるわけだけども、それよりもはるか昔から、カローラは商用車としても利用価値が高かったのだと思い知らされるのが最後の「カローラバン」だと思っている。

まだプロボックスが出る前の記憶はぼんやりしているけれど、子供の頃、町中で見かける車の一つがこのカローラバンとライバル車の日産・ADだったのを覚えている。

幼少期の自動車の知識は基本トミカベースで、更に言うなれば、当時の現行ラインナップ+トミカ1000だったのを覚えている。当然、製品化されていない車種は幼い当方にしてみれば、「あの車はなんだろう?」

しかも商用バンというのはやっぱり街中で見かける確率が高い車種なだけに、車種の謎もさることながら、トミカになんでないんだろう?となっていたのも記憶にある。

IMG_3251.jpg

そんな子供時代は遠の昔の話で、カローラバンが生産終了し、プロボックスが発売されて20年の月日が経った事に驚きが隠せない。
子供の頃見たもの、子供の頃の経験をところどころ歯抜けながらも覚えているのに、それらは過去となり、置き去られてしまった。

物心付いたときはまだまだ見かけた記憶のあるカローラバンも気付けば、あまり街中で目にする車種ではなくなってしまった。
プロボックスもビッグマイナーチェンジとは名ばかりの、事実上のフルモデルチェンジをして既に8年。2014年も割と最近に感じていたのに、気付けば8年も前の話になって来ている事実に、歳を感じざるを得ない。

都内は人も物も、そして車も激しく入れ替わる場所故に、既にマイナーチェンジ前のプロボックスも以前程見かける印象は薄い。もちろん、まだまだ現役なのは事実だが、もう10年もすれば今のカローラバンのようなポジションになって行くのだろう。

IMG_3254.jpg

トミカのI型200系ハイエースと並べて。
今でこそ、3インチのハイエースのミニカーは数多く存在し、1/64スケールのものも多数存在するが、やはりいずれも200系の印象。
例外は同じくTLVで出ている100系ハイエース。ワゴンモデルと言えど、前後期が出ている徹底ぶり。今や、ハイエースのミニカーは恵まれている印象がある。

だが、当方が子供の頃、ハイエースのミニカーは少ない印象で製品化に恵まれていない印象があった。

もちろん、しっかりと歴史を見れば、トミカはハイエースを初代、2代目の50系、現行の200系を製品化している以上、そんなことは無いのだが、当方の、それも子供の頃、ハイエースと言えば、100系のイメージが強く、その100系がトミカに無い事で製品化に恵まれていないという印象を抱いていたというだけのこと。
100系ハイエース自体、TLVではリリース済みだし、なんならモーターマックスで出ているので、一切製品化されていない車種と比べれば全く恵まれていないなんてことはないのだが、そこは幼い当方が知る由も無い事。

90年代、そして2000年代初頭の車がTLVで製品化される。子供の頃街中で見かけた車がミニカーに。良い時代になったなあ、と思うと同時に当方がそれだけ歳をとったのだなあと感じてしまう。今後、20年、30年で自動車業界がどう変化するのか。全くわからないのだが、今のようにガソリン車、ディーゼル車、EV諸々が共存し続けるんじゃないかと思っていたり。

にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村

テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

コラボメニュー

IMG_2906.jpg

いつかの日産の発表会でちら見せされた新型フェアレディZの「セイランブルー」のトミカ。
日産特注トミカは割りと頻繁に日産オンラインで販売されることが多く、このトミカもそうなるとばかり思っていただけに、まさか非売品として配られるアイテムになるとは、思いもせず。

その配布場所は東京の港区にあるデザイナーズホテル、メズム東京内のバー&ラウンジの「ウィスク」。
このアイテムが配布されるプランは完全予約制。1日5組限定ということは当方が手にした時点で10台しか出回ってないことに。そのうちの2台がツイッターのフォロワーというのもなかなか面白い話。

モクテルというノンアルコールカクテルと、非売品のトミカ、フェアレディZのカタログが付いて2800円と考えると、まあ妥当な金額ではないかということで足を伸ばしたわけだが、まあやっぱり高級ホテルのラウンジって敷居が高いのなんの……。

ラフな格好でも大丈夫ではあるのだが、日比谷のLEXUS MEETSばりの、それなりのデザイナーがデザインしたんだろうなっていう独特な制服を来たホテルマンが一周回って威圧的に見えてしまうので正直居心地はあまりよろしくない。

まあ此方は大してお金を落とすお客様ではないので、丁重におもてなしして欲しいとは一切思わないのだけども、やっぱり間違いなく「来る場所じゃないな」という印象は拭えず。
そもそもの話、誰でも利用出来るとは言っても、一流ホテル内にあるレストランやバーに行く敷居は高いと思うし、こういう畏怖を感じる制服というのも、お客様に一定の線引きをしてある一定のライン以下を寄せ付けない側面もあるだろうから、これが正解なんだろう。

IMG_2905.jpg

モクテルのお話。公式サイトでも丁寧に説明されていて、それをそのまま説明して貰えたのだが、元々このホテルで取り扱っているモクテルを、今回のフェアレディZコラボ用にアレンジしたらしい。

風神をイメージしたというセイランブルーはすだちベースにグレープフルーツ。雷神をイメージしたというイカズチイエローはみかんジュースと柚子ベースにレモンと菊の花、そしてパチパチキャンディだったか。周りの綿菓子は雲をイメージ。
元々そういうモクテルを提供していたという点があるとは言え、車のボディカラーをイメージしたモクテルっていうのはユニークな気がする。

当方はお酒を全く飲まないので、アルコール入りだったら多分断念してたなあと思いつつ、味に関して言うと個人的にはあんまり飲み易いものではなかった。特にセイランブルー。酸っぱすぎる。
レモンやすだちを料理にかけるのは好きだし、グレープフルーツも嫌いではないのだが、どうもすだちとレモンの酸っぱさとグレープフルーツの酸味が合わさって、只管酸っぱい。まあ一気飲みするものではないのでこれで正解なのかもしれない。

対するイカズチイエローは個人的に柚子が好きというのと、柑橘系が好きなこともあって非常に飲みやすかった。
が、この周りに付いているパチパチキャンディってどうやって食べるのが正解だったんだろうか?

とまあ、やや批評めいて居るが、当方の口には合わないというだけでお酒を嗜んでいる層からすれば、味は上品なのだろうとは。ジュースみたいにがぶ飲みするのがそもそもの間違いなので

それにノンアルコールというのは当方のようにお酒がダメな人や未成年のコレクターにしてみると非常に有り難い仕様でもあるわけで。

IMG_2903.jpg

最後に実車。ホテルのエントランスに普通に止まってるのは驚き。
まだまだ日本国内では納車待ち状態も多いらしく、未だに街中で見かけた事がないのだが、既に納車されては居るらしく。

既に予約は受付終了。後はキャンセル待ちとのことらしいが、そもそもキャンセルが出来るのかイマイチわからないものなので、あんまり期待は出来ないのかもしれない。

にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村

テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク