MATCHBOX RAM REBEL 2020
Amazon限定のマッチボックス・コレクターズのアイテム。ケース販売のみ、かつAmazon限定なのはおそらく前回ショート気味だったからではないかと推測しているのだが、どうなのだろう?
今回、ピックアップトラック以外の半分が不要で困っていたのだが、フォロワーに買い取って貰う事にしたので、注文。実にありがたい限り。
ホットウィールからも出ているダッジ……では無く、今はラム・トラックスの1500をベースにしたパフォーマンスグレードの「レベル」がマッチボックスからも登場。
ラム・トラックスに切り替わって大分経つが、やはりダッジのイメージは抜けず、そのダッジから出ているチャージャーとチャレンジャーも年内で生産終了が決まっている今、その2車種が無くなれば残るはSUVのデュランゴのみ。
今後ダッジブランドはどうなるのか気になるところ。
EVを出すという話や次期型チャージャーが出る等、色々話は聞くが、そもそもチャージャーと300Cは本来なら新型に変わってるはずなので、ここまで新型が出ないということは生産終了無いしはEV化が濃厚か。
アメリカの販売台数ベスト3はアメリカビッグ3のピックアップトラックが総嘗めしてる中、ラムトラックは3番手のイメージがある一方、昨今ではその男らしいとされるデザインが市場的に好意的に受け取られて、シルバラードを下して2位になることもしばしば。
それでも不動の1位を守るフォードのFシリーズの凄さたるや否や。
マッチボックスでラムが最後に出たのは2002年式のややオフロード風にカスタムが施された奴が確か最後だったと記憶している。
今回、新型が出た事もあり、ホットウィールからもこのラムの、しかも同じレベルグレードが出たわけだが、妙にデフォルメが強く、モールドも甘いせいで妙に似て居なかったホットウィールに対し、マッチボックスはデフォルメこそ入ってるものの、リアリティ重視で伸びやかに見えるボディに実車に近いリアルライダーリム、そしてボンネット開閉ギミック。
明確に差別化しているのがよくわかる。好みの問題は当然あるが、当方的にはやはり断然こちらが好み。
MATCHBOX CHEVROLET C10 LONGBED
こちらも新金型。シボレー・C10ロングベッド。
既にマッチボックスからC10は出ているのだが、こちらはロングベッドという、ホイールベースを拡大し、荷台を延伸したモデルでより実用性に振ったモデル。
薄水色にサビサビのボディ、そして「MATCHBOX SMALL PART DELIVERIES」という文字は非常に芸細。直訳してマッチボックスの小さいパーツ配達。カーショップと思わせて実はミニ”カーショップ”であるというのはセンスを感じる。好みは分かれそうだが。
こちらもボンネット開閉ギミック付き。元のC10と同じギミック。
個人的にはボンネットよりもトランクゲートが空いてくれた方が車種の性格的に嬉しかったかも、と思わなくも無い。
年式違いでホットウィールにもあるC10はもっとシャコタンだが、当然こちらはノーマル車高。
そして実用車であるC10のロングベッドがサビサビというのがまたアメリカンテイスト。
日本は世界でも稀に見るレベルで車をピカピカにしがちなので、サビサビの実用車を見る機会は少なく、その手の車を見かけるとしたらスズキやホンダの退色した赤色くらいのものだろうか。
ドアに「EL SEGUNDO」といつもの地名が書かれているのは2年程前に紹介した通り、ホットウィール及びマッチボックスのデザイナーチームの拠点がこの街にあるので、言ってしまえばタカラトミーが「葛飾」表記のタクシーやトラック、バスを出すようなもの。
このアソートで人気のありそうなスバル・SVXやホットロッドよりもこちらを好む辺りが、自分らしいなあと思いつつ。
時々イマイチなデフォルメのアイテムもあるマッチボックスだが、今回に関しては期待通りの出来栄えでつくづくマッチボックスが好きだなあと思えた。
まあイマイチなアイテムなんてものはマッチボックスに限らず、この手のデフォルメが入るミニカーではどうしたって出てきてしまうものなのだが。それもまた醍醐味か。
以下、この記事とは関係なく、ちょっとだけSAC_2045の感想をメモ書き程度に。
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苦節でも無いものの、ここまで作るのにおおよそ2年程。うーん、大分時間が掛かってしまったなあ。というわけでご紹介。
ホットウィールなら「Then and Now」シリーズで、トミカなら「二世代トミカ」と呼んだところか。トミカリミテッドにて2009年夏に販売された「タクシーコレクション」、クラウンコンフォートでリリースされた4つのタクシー会社/グループのものを「JPNタクシー」で再現したもの。
既に当ブログで何回も出してるどころか、擦りまくっているネタだが、せっかくここに新旧車種でのカラーリングが揃ったのだから、紹介しないわけにはいかないだろう。
ということで、続きから。
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5月4日と5月5日に開催されていた、第8回鉄道模型広場inルミエール(プラレールひろばinふちゅう)こと #ふちゅう8 にお邪魔させて頂いた。
というのも、一昨年と2019年のジオラマ会の主催である某氏が手伝いに入った事、別のフォロワーが大きいブースを頂いているということで、無理を言って当方の作品を12点程、展示して貰った。と言っても、飽くまでメインは「プラレール」なのでまさしく「ストラクチャー」であるトミカはあまり目立たなかったりはするのだけども。
COVID-19禍ではなかなかこの手のイベントも減少傾向。トミカ博も昨年は開催できず、今年は謎にオンライン開催と何がしたいのかよくわからない状態だが、致し方ない。
とは言え、久しぶりにこの手の大きいジオラマを見るとやっぱり壮観というか。手伝いに入れれば良かったのだが、仕事の都合で断念。今年はジオラマ会やるのだろうか? とか色々考えつつ、まあ当方はせこせこ作品を作るだけなのだけども。
駅前。一部当方の作品が置かれているのだが、あまり目立たないか。
今は引退してしまった都営新宿線の車両を制作されたとのことで。新宿線のイメージはやっぱりこの丸目の古めかしいこれが強いだけに、既に引退してしまったのが残念。とは言え、利用する機会はあまり無かったのだけども。
今回の「#ふちゅう8」のテーマはズバリ「府中」らしく、京王線をメインにしているところが多かった。
紛れ込む東京無線。
東京の西側で開催されたこのイベントのテーマには少しそぐわないであろう、京成バス。
正直プラレールのイベントというとこの画像のようなイメージが強かったのだが、意外とそうでもなく。カスタム品を含めてジオラマとしての側面が強いブースもあれば、この画像のようにプラレールの既製品を多く集めたレイアウトを組んだブースも存在。人それぞれでテーマやレイアウトが異なるのを楽しめるのが大きい合同イベントの強みだろうか。
昨年引退した185系踊り子号のカスタム品。
踊り子は個人的に思い入れのある電車なので、プラレールでは最後まで185系踊り子が出なかったのが少し残念だったり。スーパービュー踊り子とサフィール踊り子がある以上は普通の踊り子を出すのは厳しかったか。
こちらはなんと201系中央線!しかもライトが点灯するギミック付きかつ、フル編成。当方は着工途中で進捗があまりよろしくないのだが、こうやって作り上げた人の作品を見ているとやはり作ろうという気になったりならなかったり。
ここのブースは地下と地上を上手い具合に立体的に再現していて、かなり手が混んでる印象があった。
で、このイベントにはナイトセクションが設けられていて、指定された時間にこのようにライティングを用いたジオラマも楽しめるようになっている。プラレールの中にはライトギミックが付いているものも公式で出ているので、それを最大限活かす配慮ということだろう。
ナイトセクションだとまた違った光景が広がる感じがする。当方も何かしらライトアップギミックを作りたいなあ、と思ってしまった。タクシーで。行けるか?
ドン・キホーテ。トミカのパーキングケースをベースにこういう改造を施すとは。アイデアに脱帽。
こちらは交通博物館。フルスクラッチ?3Dプリンター?どちらにせよ、ストラクチャー自体を作ってしまうその熱意が凄いなあと。
前に行ったことがあるような……?気のせい?
最後に。こちらは手伝いに入った某氏が若干貰ったスペース。
プラレールメインのブースが多い中でトミカメインというかトミカしかおいてないのはこのブースだけではないだろうか。まあトミカタウンはプラレールのストラクチャーとも言い換えできるので、トミカも併せておいているブースが多かったのだけども。
フォロワーにすれ違ったりしていたのだろうが、当方はここに行く事を呟いて居なかった事や、純粋に会うのが久しぶりで顔を忘れてしまってる方も居たりで、挨拶が出来なかった人も居て申し訳ない限り。次の開催は来年のGW中との事で。状況次第ではお手伝いに入りたいところだが、どうなってるだろう?
そして。やっぱりジオラマは良いなあと改めて思いつつ。いつか一部屋全部をジオラマに出来る広い家に越したいものだ。
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街は移ろい往くもの。街を走る車もそれは同様で、特に、はたらく車は乗用車と比べて、走行距離が伸びがちで都内では入れ替わりも激しい。
そんな都内で、昨年「新しい顔」が各分野から登場したのはある種、一つの「時代の区切り」であり、「新しい始まり」を感じたり。やはり街を走る車もまた、その国、その地域を象徴する要素としてのウェイトが大きいように思うのだ。
実は昨年のうちにやりたかったが、なかなか制作を終えるまで時間がかかってしまい、年を明けて、年度を跨いだ今のまとめになってしまったのが残念でもあるが、気を取り直して。
TOMICA TOYOTA CROWN POLICE CAR
既に紹介済みなのでややあっさり気味に。新型クラウンの噂が跋扈してる中、現行クラウンのパトカーが昨年登場。秋頃には続々と各地域で納入が進んだ一方、警視庁に納入されたのはやや遅かった印象。とは言え、それでも昨年中なのだが。
白黒警らパトカーの次は覆面パトカーの導入も進んでいるようで、結構擬態しているとかなんとか。ホイールやフロントバンパーに設けられたヒッチ用の穴で割と識別できそうな印象があるのだが、普通走っていて真横や真正面なんて見ないし、見れるタイミングではサイレンが生えてる事だろう……。
パトカー、それも国費で入る全国に配備されるパトカーはクラウンと相場が決まっているし、新型クラウンが出てもそれは変わらないような気もするが、今後どのような変化をしていくのか。
で、実を言うと一度も警視庁の220系クラウンパトカーを見たことがなく。地元の警察や都心部ではまだまだ配備されて居ないように見受けられるのだが、はてさて……。
しかしどういう因果か、220系クラウンパトカーより先に、退役がほぼ確実視される180系を今になって記録できるというのもまた。パトカーとしての役目はほぼ終えて、アシ車のような雰囲気だったが、それでも久しぶりの警視庁の180系だった。
なんて記事を書いたその日に記録できてしまったので実写画像も追加。 TOMICA TOYOTA JPN TAXI GREEN CAB
続いてはJPNタクシー。今年でもう登場から5年経つ事実にビビり散らすのだが、5年も経てばすっかりタクシーの顔として馴染み、特に都内ではタクシーのイメージはセダン型からJPNタクシーのようなワゴンタイプのイメージにほぼ切り替わってきているのではないかと推測する。
トヨタは色々理由を付けたものの、実際のところはコストカットの問題で、指定色に塗ってくれない。
白、黒、深藍の3色から選択が基本。白を買って塗り替える事業者、深藍を導入しJPNタクシー用に新デザインを施す事業者、深藍や黒、白をそのまま使う事業者と様々。
都内では深藍の東京五輪2020限定仕様にプラスで補助金が上乗せされるシステムがあった事もあり、9割以上の事業者が深藍限定仕様を導入。例外は個人タクシーと岩井田タクシー、アシストタクシーくらいか。
そして今。東京五輪が終わり、ライセンスの関係でステッカーを剥がすことを強制され、今現在の都内ではおそらくステッカーを貼り付けたままの車両は存在しない。
ステッカーを剥がされた深藍のJPNタクシーが多く走り回って居る都内において、準大手であるグリーンキャブはなんと自社で自社カラーを塗装し、ここに来て都内で「指定色JPNタクシー」が復活。
とは言え、本来のグリーンキャブの指定色とはやや異なる部分があり、それは深緑色だったはずの上半分の色が深藍である点。まあ深藍をベースに塗り替えているから当然なのだが。
JPNタクシーという車種、深藍が主流という点、コストカットを上手く調律した点は評価したい。
最初は14台でスタートしたらしいが、ゆっくりと台数を増やしているという話で。まあ元々グリーンキャブをあまり見かけない事もあってか、一度、フォロワーのコネクションで乗った事を除けば4回しか目撃出来て居ないのだけども……。
この波に乗っかって、他の事業者でも指定色JPNタクシーを走らせて欲しいところだが、やはり全塗装はコストも掛かる上、都内では色付きの入場を制限している、企業契約乗り場も多いとも聞く上、指定色系はドライバーが避けたがる傾向があるとも聞くので、費用対効果的にはあまり大きくはないのかもしれない。指定色、良い文化だと思うのだがこれも時代の流れなのか……。
TOMICA MITUSBISHI FUSO AEROSTAR MP38 TOEI BUS
既にバスコレで少し言及した都営バスの新車、G代。目出度く2022年度も三菱ふそうの導入が決まったので、これで都内全域でMP38が見れる事になるのだとか。
昨年までの8年間、連続していすゞが落札していた都営バスの新車。その兼ね合いで都営バスでは日産ディーゼル製や富士重工業製のバスが引退し、代わりにジェイバスのエルガが導入されるという状態が続いていた。
そのせいで、気付けば都営バスの7割くらいはエルガなのではないかと錯覚するくらいには、どこもかしこも新旧エルガ……という状況が2020年まで続いており、最初は現行エルガが初登場した際には「格好良い」と思っていたのも束の間、流石に5年も連続して同じ型のエルガが導入されると有り触れた、見飽きたものへと変貌。おまけに旧エルガも一定数走っている事もあって、確かにその間も日野のブルーリボンハイブリッドやスカニアのバスやトヨタ・SORAが導入されていたと言えども、益々興味が薄れていくような状況だった。
と、そんなところに、2021年度はなんと三菱ふそうが8年ぶりの落札。そして都営バス初導入となる現行エアロスター、MP38型。どのようなデザインで来るのか?と興味湧いていたところに蓋を開けてみれば非常にカッコ良くまとめられたデザイン。久々に都営バスというか路線バスで盛り上がってしまった。
まあ今後、また数年以上に渡って同一形式で導入が続けば、エルガの時と同じく「見飽きたもの」になる可能性も0では無いのだが……。
ということで都内で特に目立って「新しい顔」となった3台をご紹介。
正直、トミカが公式でこれをリリースすべきだと思うのは当方だけだろうか?
未だにNo.110のクラウンは200系クラウン。いつまで居座る気なのか。売れているからとは言え、200系クラウンパトカーはやはり減ってきていて、見かける機会はかなり減った。そろそろ220系クラウンパトカーに交代する時期のようにも思うのだが。
次にNo.20のエルガ都営バス。現行エルガはB~F代までの5年間、都営バスに納入されたが、トミカが製品化したのはB代とC代のモデルでドア周りの塗り分けが若干異なるモデルで、トータルで見るとやはりD~F代の3年間で導入されたピラー及び窓枠がブラックアウトされたモデルの方が多く、若干「コレジャナイ」感が拭えなかったり。
そもそも、エルガが都営バスを含めて3種類も使っている現状。せっかく話題性もあったのだから、No.20をG代H代のMP38にしても良いのでは無いだろうか。
最後にJPNタクシー。既に金型を酷使したせいで大分状態がよろしくないモデルがちらほら出ているようだが、金型の話はおいておくとして、No.51のクラウンコンフォートと異なり、「トミカ交通」のような文面も入らない、カタログモデル状態なのでタクシーに見えないという意見もちらほら。ここは一つ、「タクシーらしい」カラーリングとひと目見てわかるので「グリーンキャブ」にしてしまっても良いのでは?
……という個人的希望を書いたところで。今のような、海外市場にそこまで視野を広げずに、国内偏重の頃だったら、グリーンキャブはともかく、クラウンパトカーの世代交代や、都営バスのモデルチェンジもあり得たのではないかと思えてしまったり。
まあ昨今のトミカはコストカットが顕著ではあるので、金型も都合良く、効率良く、コストカットを計っているので致し方ない気もしつつ。
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