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GRIZZLY GARAGE

自己満足の、自己把握用のデータベース。覚え書き。

あゝトヨペット研究会

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TOMICA LIMITED TOYOTA CROWN COMFORT CHECKER CAB TAXI

これもフォロワーから以前に譲ってもらったもの。何気に欲しかったモデルの一つで、外箱無しと言えど、ようやく手に入ったか……というアイテムだったり。紹介しようと思ってかなり時間が経ったが、それもこれも今日の為。理由は後述。

当方にとって、チェッカーキャブの色は「オレンジ」というか「朱色」なのだが、このボディカラーは人によっては「赤色」に見えたり、タクシーフリークのフォロワーに教えて貰った児童教育向けのビデオなんかでも、明らかにチェッカー車に対して「赤い車」と表現して居たり、意外と振れ幅があるようで、少し興味深かったり。現在の職場で話す人もこのタクシーの事を「赤色」と表現して居て、オレンジと言っても、色味や場合によっては「赤色」なのだなあと感じたり。

トミカリミテッドは今でいうトミカプレミアムのような位置づけなのもあって、行燈がやや大きめでデフォルメ感あるのだが、TLVで最近出たやたら小さい、明らかに1/80の、カーコレ80のグリーンキャブの行燈を使い回したよね、というそれよりは遙かにマシに思えたり。

チェッカー車も10年程前はクラウンコンフォートが多かった印象だが、2021年現在、事業者によってかなりばらつきがあるとはいえ、クラウンセダンとJPNタクシーがやら増えた印象。まあコンフォート系が生産終了して今年で4年が経とうというのだから当然と言えば当然か。あともう4、5年もすれば都内からは割とコンフォート系はより台数を減らして、全体の2割にも満たなくなりそうな……。

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東京無線のクラウンコンフォートと並べて。
そう、敢えて「この日」まで引っ張ったのは、明日、4月1日より正式にチェッカーキャブ無線と東京無線が業務提携を開始するから。前の東京無線の記事でも触れたような記憶があるが、つまりはそういうこと。

未だに信じがたいが、とりあえずは無線の一本化はまだ見送られて居て、ある程度両者で共通性を持たせるところからスタートするらしく。てっきり東京無線の色が無くなるとばかり思って居たのだが、蓋を開けてみれば、外観上の変更点はただ一つ、「チェッカー車が東京無線行燈になる」ということらしく。既にツイッターでは一部の事業者が稼働して居ないチェッカー車の行燈を東京無線に変えているらしく、大分違和感が……。

街で見慣れたこの光景も、明日からは様変わりするのかと思うと寂しい限りで。いずれ無線が統一された際にはおそらく名前どころか、デザインも大きく変わることになるんだろうけど、コストカットマシマシデザインは辞めて欲しいなあ、なんて。当方としては、やっぱり東京のタクシーはカラフルであってほしいし、それこそがJPNタクシーに色が復活するのを強く強く所望する理由なのだけども。

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ということで当方のカスタム品のJPNと並べて。やっぱりこういうカラーリングであるべきだとつくづく感じるのだが……。

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東京無線。ひとまず、「現在の」東京のタクシーで一番好きな色である東京無線カラーの消失が避けられたのが嬉しい反面、チェッカーキャブが「現在の」東京のタクシーでその次に好きなカラーリングなだけにちょっとモヤモヤしたり。

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4台並べて。願わくば、JPNタクシーのこのカラーリングとクラコン系のこのカラーリングが入り混じる世界線が良かったな、なんて。今からでも間に合わないことは無い気もするが、やはり統合されてしまえば色は間違いなく変わるだろうし、行燈は東京無線だろうしで、あまり期待できないのかなあと思いつつ。もはや、東京でバブルの残り香を感じる事も減ってきてしまったなあと。

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イエローキャブライク

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TOMICA SUBARU FORESTER

アトラクションの外れ景品のスバル・フォレスター。先代モデル。
このモデルのフォレスターが出た時、ひとめぼれしたのを覚えて居る。確か登場したのは当方がまだ中学生の時だったか。

現行がキープコンセプトなのを見るに、フォレスターという車はおそらくこのデザインがそれだけ完成されていた事の裏返しだと考えて居る。

そんなフォレスターだけども、トミカは何を考えたのか黄色でリリースさせた。黄色というボディカラーは目立つし、他に用意されているのが黄緑という点を併せて考えれば、子供受けを狙っての事なのは間違いないが、この黄色のボディカラー、まるでニューヨークのイエローキャブ。

フォレスターは北米でも売れて居るSUVだが、今のところタクシーの採用例は聞かない。当方が把握して居るフォレスターのタクシーはゲレンデタクシーとエンケイのドリフトタクシーくらいなものだ。

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定番の後部ハッチ開閉。最近はこれすらも減ってきている印象があるがはてさて。現行フォレスターのトミカもこのギミックがオミットされているくらいだし。

にしても、この型のフォレスターが出た当時は随分ゴツいというか、タフに感じたものだが、改めて見直すと随分スッキリして居るというか、クリーンなデザインというか……。
10年ひと昔とは言ったもので、車のデザインもどんどんゴツさというか、ゴテっとしたデザインが増えたせいか、この年代の車のデザインでさえ、2010年代に感じていた90年代のスッキリとした感じのデザインを感じてしまう今日この頃。

そういえば、初期の初期のロットはスバルエンブレムが上下逆について居るというエラーが大量に出回り、タカラトミーが自主回収からの交換に乗り出すなんてこともあったことで知られるアイテムだけど、エラー品の方はそれなりに価値があるんだろうか?と思ったり。

そもそもエラー品に付加価値が付くのか、という問題がある。
物の価値はわかる人にしかわからないのが定石だが、エラー品って好き好んで集めよう、とはなかなかならない。わかりやすいもので言えば、硬貨のエラー、「エラーコイン」は本来の硬貨が持つ価値よりもずっと高い価値を付けることも珍しくない。
――が、ミニカーの場合は?

少量生産品のエラー品はまさしくエラー品で本来の価値よりも高い付加価値が付くとは到底思えない。
ブランド物ならともかく、TLVやら、それこそ個数限定のアイテムでエラー品を引いたら、あんまり嬉しくないし、なんなら交換したいと思うのが正常。そこに価値はなかなか見出しにくいように思う。

だが、逆にトミカやホットウィールのように、大量に出回る商品のエラー品はどうだろうか?
ホットウィールの場合、特にベーシックで個体差が大きいこともあってなかなかエラー品に付加価値が生じているケースは見受けられない。まあそのエラー品に価値というか、コレクション要素を見出して”敢えて”買ってる人が居るのも事実なんだろうけども。
すぐ思い浮かぶのはカーカルチャー系のアイテムでインテリア系のパーツがまるまる取り付けミスで無かったり、プラパーツの成型不良、変なカシメ方……くらいだろうか。いずれもコレクティブアイテムとしてはちょっと微妙な感じ。

一方トミカ。ホットウィール程個体差が無いのもあってか、「場合によっては」付加価値が生じているケースがあるように思う。
と言っても、そもそもでホットウィールよりも検品作業それ自体はやってるはずなので、そこまで多くは市場に出回らない印象。

昔多く見られたエラーはブリスターパッケージの車名や番号のミスプリント、シャシーを使い回していたが為に、シャシーと車種名が一致して居ない(Y31セドリック、シーマ、セルシオだったり、NSXとMR-2だったり、レガシィワゴンとステージアだったり、90年代から2000年代初期にかけてよく見られた)エラーか。ここ10年くらいだと、タンポのミスプリント、窓枠等の塗装忘れ。後は昔も今も見られるのがホイールが前後で違う、もしくは本来のホイールと別のホイールを履いているミスか。

正直なところ、それらが付加価値を持つ者かと問われると何とも言えないところ。コレクターが求めるのはやはり完品だし、そうなるとこういったエラー品ってイレギュラーな存在で、追い求めればキリがない上に、なかなか簡単に手に入るものでもないので、あまりコレクションの対象にならない。飽くまで物好きが買うだけのもの。まあ物好きがイコールコレクターに直結して居るような気がしなくもないので、”コレクションの対象”になったりもするんじゃないかと思わなくも……。

そんな当方が大事に保管して居るエラー品はかつての105番のエルフのコカ・コーラルートトラックのリアシール無し。
あの当時のコカ・コーラのルートトラックって白色だったけど、今はまた赤色に戻ってたり。そろそろまたルートトラックが復活したりしないかなあ、と思いつつ、今回はこれにて〆。

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2年越し

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MATCHBOX FORD CROWN VICTORIA TAXI

いずれは出るだろうと予測されていたアイテム。ムービングパーツシリーズのクラウンヴィクトリアのタクシー。
オリジナルカラーのシェリフパトカー、NYPDパトカー、テキサスハイウェイパトロールと来て、漸く待望のタクシーが登場。ここに至るまで実に2年。思って居たよりも長かったなあと。

SUNRISE TAXIという架空のタクシー会社……だが、どこかで聞き覚えがあるような。GTAはSUNSHINEだったか?

黄色に日光をイメージした白いグラフィックと、アメリカのタクシーらしい文言が色々並んでいて、実に好み。

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なんだけど、やはりドアの色が違うのは致し方ないか……。
写真だとそこまでなのだが、現物を手に取ると結構色が違くて、明らかに色が浮いてしまって居たり。
まあこの前のi8もドアが明らかに色合いが異なって居たし、致し方ないと言えば致し方ないのだろうけども。高望みし過ぎ?

あと、やはりタンポではなくジェットプリンター印刷のようで、細かい文字がぼやけ気味なのが少しばかり残念だったり。これ、ホットウィールのカーカルチャー系にも言える事だが。まあ完全にこちらに切り替わったわけではないのが救いなのだけども。

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と、もう1つの問題点。それはアソートの挿入率。
8台アソートで、S2000、ミルクトラック、カマロが2台ずつとこのクラウンヴィクトリアタクシーとエクステラが1台ずつというアソートなのだが、ちょっと1台にするアイテムを間違ってない?と。

当方が思うに、この中で1、2位を争う人気なのはこのタクシーとS2000だろう。

まだそれだけなら良いのだが、生憎入手経路が限られているのも問題だと感じてしまったり。
確かに。Amazonで箱で予約できるのは良いのだが、ホットウィールが単品で予約できる中、こちらが箱以外で予約できないのが絶妙にモヤモヤしてしまったり。

まあそれだけで済めばまだ良いのだが、留めにトイザらスには入荷が無く、入荷があったのは一部のヨドバシとヤマダ電機くらいのものだと聞いている。

最近のマテルのアイテムにしては入手性が悪く、クラヴィクタクシーを増やそうと思っても、この入手性の悪さが足を引っ張って居る現状……。うーん、2ケース抑えたとは言え、他のアイテムが不要なので処理に困ってしまう……。

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と、色々書き綴っては居るが、割とお気に入りなのに変わりはない。
期待値が高かっただけに、現物を手にした時に「思ったより大したことなかった」と思ったのは事実だが、パトカー以上に遊べるアイテムに仕上がって居るし、今後も定期的にアソートに混ぜ込む等して、入手性を上げてくれると嬉しいなあ、と思ったり。

あと、どうせならそろそろ次の「アメリカのタクシー」らしい車種を出してくれたらなお、嬉しいと言った所。
VPG MV-1か、はたまたRAV4か、カムリか。いずれにせよ、既にクラヴィクタクシーが「ちょっと昔のアメリカのタクシー」像になりつつある現状、マテルにはそこを期待したかったり。

続きからはちょっとした音楽の話。

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訃報

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MATCHBOX SUBARU SVX

今日の午前中、衝撃的なニュースが舞い込んできた。
マッチボックスとホットウィールのデザイナーで知られるRyu Asada氏が3月23日にステージIVの大腸がんで亡くなった、と。享年42歳。

当然ながら、現在のJDM傾向の強いホットウィールの礎を築いたと言っても過言ではないし、マッチボックスの今の路線も彼が手掛けたクラウンヴィクトリアを筆頭に、マツダ2やシビック タイプR ユーロなんかが影響してるんじゃないか、と思わなくもないくらい、マテルのミニカーに貢献した人物。経歴的にもマテルからスカウトされたというのだから生まれ持っての才能なのだろう。

当方、マテルの他のデザイナーはそこまで詳しくないのだが、彼だけは別。
日本人だから覚えやすかった、というのもあるかもしれないが、やはり彼の手掛けたデザインの車種がそれだけかなりの完成度を誇って居て、お気に入りの車種を手掛けていたのが大体彼だった……というのもあったり。

日本のホットウィールコレクターでディープなホットウィールの世界に片足を突っ込んでる人なら間違いなく、彼の名前を知ってると思うくらいの人物。それだけにこの訃報の衝撃たるや否や。

当方としては以前の記事でやや懐疑的なことも書いた記憶があるが、今なら彼が何故、子供の頃の家の車まんまの仕様のプレリュードを製品化したり、このスバル・SVXのように、自分が乗って居た愛車を製品化したのかが良くわかる。

おそらくこれらをデザインして居た時点で彼は遅かれ早かれ、自分がこの世を去ることを知って居たはず。
後世に自分が生きていた、という証を残す為に彼はこれらを製品化したのではないか。そしてマテルもそれを知って居たからこそ、ゴーサインを出したのではないか。

もちろん、SVXもプレリュードもミニカー化がほとんどされていない車種というのも、後押ししたとは思う。
だが、一番はやはり彼の存在、置かれている状況こそが、マテルを動かしたんじゃないか。彼が活きた証、証明。それが去年のプレリュードと一昨年のSVX。

彼の手掛けた作品はマッチボックス、ホットウィール問わず、かなりの数に上る。
そしてそれらは当分の間はバリエーションが展開され続けていくだろう。死後も、自分の作品が評価され、残り続け、生き続ける。
これって芸術をかじってる人からすれば、かなり光栄で、誰もが目指していることなんじゃないかって思うのだ。

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彼の死生観がどんなものだったか、最後がどうであったかを知る由は無いけれど、安らかであることを祈りつつ。
今後のマテルの新製品がどう移ろっていくのか。彼の意思を引き継ぐのか、はたまたこれまでとも違う路線へと舵切りするのか。

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改造プラレール・201系中央線 #その1

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さてさて。
SNSの普及でカスタム品の制作過程なんて、大体ツイッターで済ませてしまうことが増えた今。
敢えて、一昔程前のやり方で、敢えてそういう記事を載せるのも良いんじゃないかと思い、初めての改造プラレールということも併せて、こちらに制作工程を定期的に更新してみようと思い立った次第。三日坊主で終わりそうな気がするもするが、しばしの間お付き合いを。

まず種車の確保から始まるのだが、まずそこから苦労した。
というか驚きが隠せないのだが、今205系のプラレールって地味に高いことも多く、ジャンク1編成(3両)でも1500円を超えてたり。てっきり1000円未満で買えるものとばかり思って居ただけに驚きが隠せない。

何せ、当方が子供の頃、10年程前だが205系のプラレールはJR西日本の京都線だったかのスカイブルーがラインナップに居座って居たし、なんなら205系のボディを使い回して顔をくっ付けた211系の湘南色も現行品だった。つまり、流通量は絶対的に多いはずで、高くなる要素はそんなにないとばかり思って居たから。

ただ、当方が201系を作ろうと思って205系を調達したように205系は電車の中でも基本も基本な形に近いこともあってか、割と改造プラレールの種車としては定番のようで、改造プラレーラーからしたらストックするのが当然のこと、という風潮があるようにも思えたり……。

今回、フォロワーであり、ジオラマ会でもご一緒した某氏に3両一編成を相場よりやや安く譲って頂いた。大変ありがたい限り。
一編成が当方とフォロワー氏とで齟齬があったのはここだけの話。そして中央線の一編成が10両なのをそこで知ったのもここだけの話。

さて、色々話したいことがあるのだが、まず、201系中央線について。当方にとって、鉄道に興味を持つきっかけになった車両の一つだったりする。

車メインなのは今も昔も変わらないが、身の回りに鉄道好き”は”多かったこと、車の見分けが付く人間だったからか、鉄道の車両も細かい違いはさておき、小さい違いならわかる人間だった。それもあって、今でも鉄道に全くわからない人よりかはずっと鉄道がわかる。時にそれが鉄道を使う上で役立つこともあったり。

と、話は逸れたが201系中央線を知った時、まず「オレンジ一色」の車体に大変心惹かれた。
当方が子供の頃に馴染みが合った電車の多くはステンレス製のシルバーのボディにその路線が示す色のストライプが入ってる車両が中心だった。2000年代半ば、既に都心を走る鉄道の多くは国鉄からJRに変わった後の車両が中心で、そういう車両が多かったのではないかと思う。201系が走ってるのは中央線と青梅線、京葉線の一部くらいだったんじゃないだろうか。とにかく既にボディカラーが1色だけ、なんていう車両は大分減って居たのだ。

だが、幼き当方を焚き付けたのは何もそれだけではない。
先頭車両および後部車両に搭載された大きい方向幕。「中央特快」だったり「通勤特快」だったり、デカデカと種別が提示される電車なんて後にも先にも、日本、いや世界中探しても201系中央線しかないのではないか。というか知らない。

それが当方を焚き付け、未だに唯一鉄道で好きだと言える車両だと言える所以。

で、それをふと思い立って作ろうと思ったのが今月の半ば頃。事の発端は185系踊り子の引退。
踊り子は当方の母親の実家に帰る際に偶に使っていた電車で、185系踊り子によく乗って居たのを覚えている。そんな車両が引退すると聞いて、また一つ、当方にとってなじみのある車両が消えてしまったものだと少し寂しく感じたものだった。

ここでトミカやマッチボックス、ホットウィールで今、昔作りたくて、そして手元に置きたいと思ってカスタム品を作ってるのと同じように、プラレールでも思い出があり、その昔、作りたいと思って作れなかったものを作りたいと思いたったのだ。
で、真っ先に思いついたのが201系中央線だった。今のところ、201系のみを作る予定だが、もし縁があり、そしてやる気があれば185系踊り子も作りたいなあと思ったり。以外にもプラレールに無いんだよね、185系。

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とりあえず本題に。まあ分解から。トミカもプラレールも別パーツをランナーを溶かすことで固定して居るが、それはプラレールも同じようで。パンタグラフとフロントの窓枠を取り外し。
譲り受けたのはウグイス色の先頭と後部、スカイブルーの中間だが、ウグイスはロット差というか販売時期の差なのか、はたまた仕様なのかJRマークが確認できず。まあどのみち行先表示でホワイトデカールを刷るつもりなのでJRのマークも刷れば良いだけなのだが。

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で、続いてやることはシール剥がし。
205系は全部シールでヘッドライトとフロントの帯が再現されてる。子供の頃は何とも思わなかったが、この歳になると随分なコストカットだなとしか思わなかったり。

また行先表示もシールなのでこれも剥がす。ついでに201系は名称は知らないが車で言うトリムパーツみたいな奴が205系とは違うので切除。この後ヤスリで整える。

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で、作業工程を吹っ飛ばしつつベンチレーターとクーラー横のルーフレールみたいなのを残して他をヤスリで切除。地味に大変だった。金属ヤスリ+180番なので大分荒いのだが、この後パテ盛りして整えるつもりなのでとりあえずはこれくらいで十分だろうという判断。

さて、次やるべきはボディ横のパテ盛りとスカートの制作、そして目玉でもある種別幕の制作。どうせなら種別幕の中を変更可能な状態にしたいのでちょっと構造を考えないと。後はフォグライトみたいなちょんとしたライトも残しているからこれを作り直すか否やを決めつつ、後部車両では破損してるよくわからない上に伸びた円柱を先頭車両も削っちゃってここだけ作り直すか考えつつ。

ミニカーカスタムにも言えるが、どういう風にカスタムするかを考えるのもまた、カスタムの醍醐味だよなあと思いつつ。今回はここまで。

テーマ:鉄道模型 - ジャンル:趣味・実用

ランチア推し

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HOTWHEELS LANCIA DELTA INTEGRALE

ランチア・デルタ。当方の印象として、そもそもでランチアのイメージがラリーカーやらグループBなのだが、デルタは唯一、ランチアの中でも大衆的だと感じる車だったり。
まあ唯一の現行車であるイプシロンとかを考えると、十分デルタはホットなマシンなんだけども。

ランチアはグループBで一世を風靡したメーカーだけども、現在のランチアはというと、唯一のイプシロンはかなり落ち着いたコンパクトに過ぎないし、フィアットとクライスラーが合併しFCAに、そのFCAがPSAと合併し「ステランティス」を築いたことでより影が薄く……。数年前にブランド廃止の噂が出たものの一応は一命を取り留めているランチア。

だが、イプシロンも既に10年近く経つ車だし、新型が出る気配も無く、やはりいずれはブランド廃止を迎えてしまうのかもしれないかと思うと残念な限り……。ここはひとつ、WRCが活発になって居ることだし、ヤリスやらi20やらフィエスタサイズの車を開発して、新型「デルタ」を出すのも手なんじゃないかと思ったり。オペルやらシトロエン系のコンパクト系のセグメントを使わせて貰えればチャンスはあるようにも思うが、はてさて。GRヤリスが人気なのを見ると、まだまだ開拓の余地はありそうなのだが、コストに釣り合わないか。

さて、そんなランチアだけども、どうも3インチミニカーと言われるとトミカ以外が案外思いつかなかったり。製品化が極端に少なくもないが、多いイメージも無く、また車種も偏ってる印象。
それが去年、今年とマテルが相次いで製品化したおかげで大分バランスよくなったような印象。ストラトスは大分前からあったけれども、037ラリーにこのデルタ、今後登場予定のストラトスターボと熱いラインナップが並んでいる。うーん、車好きとしては外せない「ランチア」だけど、昨今の世界的な日本車ブームを見るに、ランチアの製品化は少し遅かったような気がしなくも……。

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とはいえ。デルタは好きな車なので、こうして製品化されるのは体現有難く、嬉しい限りなのだけども。
余剰車が手に入り次第、黄色か赤色にリペイントしたいところだが、ボルボ850やアウディ・クワトロの例を見るに、来年かサイドラインでクリーンなストックモデルって出て来そうな感じもするので難しいところだと感じたり……。

にしてもホットウィール、日本では架空車がペグウォーマー要因になってることを考慮し、アソートを組み直して実車メインと人気の出そうな架空車にしてきたまでは良いものの、今後どう変わっていくのか見当も付かなかったり。
従来よりも人気車種が手に入りやすくなりそうな一方で、逆に全部の車種が入ってくるという保証がなくなったので、コレクター的にはやきもきしてしまう。

尤も、日本のメーカーの体たらくを見るに、カツを入れるという意味でもマテルには是非とも頑張ってもらいたいところなので、どんな狙いがあるにせよ、継続して貰いたいなあと。

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キャンパー

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MAJORETTE HYMER EXSIS-I SERIES

既に次弾が出回りだしてしまって居るマジョレットだが、シティカーコレクションで一番欲しかったのがコレ。
だが、タイミングがなかなか悪く、出会えずじまいのまま気付いたら次弾が販売開始。まあその前に代理で確保して貰ったので大変助かったのだけども。

キャンピングカーっていうと、当方的にはウィネベーゴが真っ先に思いつくのだが、いろいろとモーターホームもとい、キャンピングカーを手掛けるメーカーは数多く存在する。
日本だとバンショップミカミの手掛ける「テントむし」がトミカにもなって居たこともあって、馴染み深いんじゃなかろうか。

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ドア開閉ギミック付き。マジョレットの塗膜は当方のカスタム品よりかは多少強いが、トミカやホットウィールと比べるとあまり強いとは言えず、割とこういうドアの開閉とかでチップが出来たりするのはザラ。なので堅さも相まって開けるのに勇気が居る。

インテリアが黒ということや、グラスルーフではないのでインテリアをまじまじを見れないのが少しばかり残念ではあるのだが、それなりに作りこまれている様子。
ハイマーに限らず、キャンピングカーの実車には馴染みが無いのでどれくらいの再限度かはわからないが、もし可能ならこういうキャンピングカーでのんびり流しながら、アメリカ各地を横断旅行したいなあ……と思ったり。

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実車と比べるとタイヤ径がちょっと大きすぎる気もするがまあミニカーなので致し方ないか。1/64ではなく、飽くまでも3インチスケールに収まってるミニカーと考えれば、十分サイズなのだが、贅沢言えばもう少しサイズ感も欲しかったり。

にしてもこのトレーラー用のフック。キャンパーにトレーラーを牽いて……というのはよく聞く話だが、ハイマーのこの車種でそれをやって居る画像は見つけられず。
というか、ハイマーはトレーラータイプのキャンピングカーも作って居るようで。
それを知るとむしろフォードのエクスペディションだとか、シボレーのサバーバンとかの大型SUVにそういうトレーラータイプのキャンピングカーを牽引してやる方が当方的には興味あったり。

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偶には遠近法を用いて。と言っても思った程効果は得られてるようには見えないが。
腕時計とかの広告でこれに近い撮り方ありそうだなあと思ったり。まだ店頭で見つけられるチャンスはあるので、2つ目、3つ目が手に入ったら良いなと思いつつ。

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象徴

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TOMICA HONDA CIVIC TYPE R

このカラーリングを見てびびっと来た人は間違いなく同じ時代を過ごした仲間であろう。

FD2のシビックをベースに、独自のカラーリングを施し、YouTubeでは一種のカルト的なミームを生み出したシビック。
以前にFD2シビックを触れた時にも話した内容と重なるわけだが、今回、とある事情から後期型のFK8を余分に調達することとなり、その処理に困った挙句辿り着いたのがこのカラーリング。

かの、ミームを生み出した彼の現在を詳しくは知らないし、風の噂で日産車に乗って居る……という話を聞いたのみ。
彼の動画の大半が非公開になって居て、このカラーリングのシビックが出てくる動画は1つもYouTube上には残って居ない以上、もはや”伝説”のようになった話だけが、人々の間で伝播しているこの現状。当方はそれを実に面白おかしく感じるのだが、この話そのものが前提となるかのミームとその動画を知らないと成り立たないのがまた。

丁度今日は相棒の最終回で、「前提を知って居れば、全容を話さずとも、会話が成立する」と言ったニュアンスの会話が為されて居て、まさしくこの話に通じるよなあ、と。

このカラーリングのモチーフなんてものはおそらくないだろうし、単なる彼の若気の至りに近いだろうが、ここまでFD2のカラーリングの一つとして、トミカ好きの中でアイコン的になったのは極めて稀な例だと当方は考える。

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黒に青いバイナルのシビック。それだけでかの動画投稿者のシビックになるのだからイメージというか先入観の強さというか。
あの時、あの時代を築いた学生コレクター達が今も健在であることを祈りつつ、今回はあっさり目で〆。

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プレゼントギフト

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TOMICA LIMITED VINTAGE NEO DIOCOLLE TAXI STAND

さて。当ブログで誕生日の話をするのはおそらくこれで3度目だろうか。
なんだか割と最近始めたような印象のあるブログも気付けば結構それなりに長くやってることに。うーん。なんなら去年の誕生日の記事も割と最近のような感覚なのだけども……。
早いものだなあとしみじみ感じつつ。

今回、なんとフォロワーであり、ジオラマ会の主催の一人であるあさと氏より誕生日プレゼントを頂いてしまったので、ご紹介。いやはや、ありがたい限り。アマゾンでメッキに見えると噂されているシルバーのマーカーを買ったのだが、それとは別にもう一つ荷物が届いてビックリ。サプライズの経験は大体忘れてるのだが、こうやって偶に起こると驚きと嬉しさがあるものなのだなあ。この気持ちを忘れないうちに記事に起こすのもまたこのブログの役目なのだ。

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ジオコレ名義でリリースされた「#カースナップ」のタクシー乗り場。
タクシー乗り場の情景部品と1/64サイズの乗客とドライバー、そしてカタログ仕様そのままの個人タクシー設定のクランコンフォートが付いたセット。
このシリーズ、何気に色々とシチュエーションやら車種やらが組み合わさってリリースされているのだが、値段も値段だけにどうするか迷っていたところなので、大変嬉しい限りで。早生まれヤクザをやった甲斐があった。

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JRの駅前タクシー乗り場のイメージは大体これなのだが、地方だと屋根なんてないなんて場所も珍しくないなんて聞く。
まあそうは言っても地方でもそれなりに大きい駅はやはり屋根付きのこんな感じのイメージがあるのだけども。

半透明の屋根もまさしく「タクシー乗り場」のそれで雰囲気が良く出て居る。ジオラマ会でも徹底してタクシー乗り場を渇望していたので、これの登場のおかげでより幅広い演出に一役買ってくれそうな気配。

にしても、傭兵の大きさたるや否や。220cm程を想定して制作して貰ったのだが、頭ひとつ分どころか二つ分くらい大きい。まあ220cmって現実だと本当に稀な身長だと思うのだが、調べてみると世界で一番高かった身長は272cm、存命の方だと252cmとのことで。
となれば、220cmも居ないことは無いのだろうが、高身長の人は腰に負担が来やすいというし、高いからと言って良いことばかりではないようだ。
まあ当方はあまり身長が高い部類ではないのでもうちょっとあれば……と思わなくも無いのだが、結局こういうのって「隣の芝生は青く見える」なのだろうなあと。

と、話は逸れたが傭兵の場合骨格も筋力もけた違いなので特に苦は無さそうだ。んでもって、この大きさにしたのも、当方的にトミカタウン人形やプラキッズと並べて見劣りせず、かと言って1/64のこの手の人形やミニカーと並べて大きすぎない絶妙なラインというのを導き出した結果だったり。希望通りに制作してくれたwakiyaku氏には本当に頭が上がらない思いだ。

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TOMICA NISSAN CEDRIC 330 TAXI

これはまた別のフォロワーであるプレーリー氏(通称モルカー)より頂いたアイテムのうちの一つ。
色々と代理品やらと一緒に誕生日に届くように送ってくれたようで、まさかのサプライズ。品名が色々書いてあったのだが、薄れててぱっと見では判別が出来ず。これは所謂内輪ネタだったのだが、ハッキリ書いてあれば良かったのだが致し方なし。無慈悲。

何気にアイアイアド特注の個人タクシーは430型セドリックタクシーの方しか所持して居なかったので、こうして未所持キャストを手に取れるとは思わなかった。
黒箱時代のトミカはなんだかんだで日本製として生まれた事、タンポ技術のようなものがまだまだだった時代等々、いろんな条件が重なったこともあってかなり「日本の工芸品」を感じるプロダクトで、現在においても美品の黒箱が高値で取引されるのも納得だったりするのだが、その金型をよく用いて特注を出していた印象があるのが、ミニカーショップ。この個人タクシーもそんな中の一つ。

確かこのシリーズ、薄緑の大阪の個人タクシー仕様も出て居たような記憶がある。これは東個協カラー。都民の大半は個人タクシーと言えば、このカラーリングを思い浮かべるように思うのだが、どうだろう?

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ドア開閉ギミックも、黒箱時代のキャストもすっかりなりを潜め、ミニカーショップ特注系もすっかりなくなってしまったトミカ。
安全性やらいろいろ問題があるのも承知だが、黒箱時代のアイテムを用いらずとも、色々手段があるとも思うので、またミニカーショップ特注系が復活したら重しそうなのだが……この辺はどうも”大人の事情”があるなんて話だが、詳細は知らないので、当方にはわからずじまい。

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TOMICA KENKETSU BUS

こちらもプレーリー氏から頂いたもの。献血バスのトミカ。献血トミカ。
東京モーターショーで献血会場が設けられていて、そこで配られていたという話を聞いてるのだが、一昨年のモーターショーには行っていないし、親にはそもそもで献血を勧められないうえに、半年間だったかの「性交渉」云々の条件がイマイチわからないこともあって、トミカ目当てに受けたくとも受けられなかったり。
当方の血はO型と聞いてるので間違いなくある程度の需要があるはずだが、まあこの条件に当てはまらない以上は無縁としか言いようがない。あと注射痛いから嫌いだし。

献血バスはベース車が色々居るようだが、このトミカの車種はおそらく日野・メルファ。よく駅前に居るイメージだが、e-NV200の献血団体のバンとかも居るようなので、いずれはNV200タクシーベースに献血トミカを……後部座席に人が居るからダメか。誰だお前って話になる。

と言った所でサプライズに満ちた今年の誕生日。
実は昨日一昨日と泊まりで祝ってくれたフォロワーも居て、そちらからもプレゼントを貰ってるのだが、大きいサイズで写真に撮れずじまい。ここで感謝を述べておくに留めておくとして。

こうして、わちゃわちゃてんこ盛りな誕生日を迎えたのって、何年振りかなあと思いつつ、いずれお返しを。とりあえずありがとう。

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たこ焼きボールズ

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TOMICA TOYOTA HIACE TAKOYAKI BALLS FOOD TRUCK

昨年のイベントモデルのニューモデル。ハイエースのたこ焼き屋。たこ焼きのフードトラックなんて見たことは無いのだが、トミカでは割と出て居るイメージが強いたこやきのフードトラック。
当初は通常金型のハイエースっぽかったのだが、いったい何を考えたのか、はたまた金型の減価償却を目論んでか、初回のリラクベース金型が用いられてる。

が、グリルパーツは通常品と同じという、なかなかユニークなアイテムに。いや、どういう仕様だ?
ぱっと見大きい違いがあるように見えない通常金型とリラクベース金型だけど、バンパーとボンネット回りが微妙に違う他、初回ではちゃんとグリルパーツが別の物になって居る。でもあんまり興味ないと気が付かない違いだろうなあとは。実際当方も並べるまでグリル以外の違いに気づいていなかったし。

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で、このアイテム、イベントモデルとしての登場なのだが、何気に色こそ違うが、I型ハイエースでかつて登場したたこ焼き移動販売車のセルフリメイクだったり。そういうところはタカラトミーやるな、と思わせてくれる。

でも、今のタカラトミーの経営状況ってどうなのだろうか、とも思ったり。
昨年のトミカ博は日本国内では秋頃のひらかたパーク以外での開催が全く出来て居なかったのがどうも響いているような印象が。今年はどうなるか?

そんな中で飛び込んできたソラマチのトミカショップ閉店のお知らせ。
当方としてはソラマチのトミカショップにはお世話になって居ただけに大変残念なのだが、ソラマチ店限定のアイテムが5年程前には既に消えて居た事、COVID-19による経済ダメージもさることながら、タカラトミーの不祥事(例のツイッターのリカちゃん騒動)等々、いろんなものが重なってタカラトミーの経営状況はあまりよろしくないのだろう、とは……。

経営に詳しいわけではないし、所詮は素人の戯言に過ぎないのは承知なのだが、タカラトミーモールしかり、トミカのラインナップしかり、「もっとこうした方が良いんじゃないの?」と思うことも非常に多く。

まあタカラトミーの企業体質的な問題が、色々影響を及ぼしているとも聞くので致し方ないのかもしれないが、マテルがここに来て攻勢を仕掛けてきてるので、タカラトミーを食らいつくすのも時間の問題に思えるし、下手したらトミカショップの跡地にマテルの公式ショップが出来る……なんてことも無い話ではないだろう。

当方個人の考えとしては、ミニカーコレクター受けしやすいスーパーカーやらスポーツカー、それもフェラーリはじめ海外メーカーのを加える事自体は悪いことではないと思うのだが、トミカはホットウィールやマッチボックスと異なり、アソートでの販売ではなく、ラインナップにある限り、ラインナップ落ちするまでは常に生産され、販売され続ける。

短命な物は半年程だが、大体は2年半、短くても1年半ほどで入れ替わるわけで、となると当方が思うにスーパーカーのようなエキゾチックカーよりも「街中で見かける車」の方が長い目で見れば売り上げは良いのでは?

エキゾチックな車たちは目を魅かれるのは事実だし、発売日に大盛況で初回も大人気……っていうのは事実だが、これって起爆性が高いだけで持続性が薄いのでは……と考えて居たり。
むしろ、常に品薄だったり売り切れ率が高いのってこういうエキゾチックカーよりトヨタの車だったり、パトカーだったり、ロングトミカで人気沸騰した宇部工業のダブルストレーラーやら、自衛隊の重装輪回収車と言った車だったりで、「はたらくくるま」やら、街中で良く見かける車だと感じる。まあデータを持ってるわけではないので推測に過ぎないけども。

逆に持続性が高いアイテムって子供も大人も好きなはたらくくるまはもとより、「街中で見かける車」なんじゃないかと思う。
大人も子供も、誰しもが街中で「トミカと同じ色の同じ車種」を見かけたら「お、トミカのアレだ」って、なる。それこそがトミカの今までの強みだし、これがあるからこそ、トミカの通常品120台体制が活きて来る。発売日にはスルーしたけど欲しくなった……って心理が働くわけで。それを最も活かせるラインナップは街中で見かける車であり、エキゾチックカーではない。

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まあ、色々書き綴ったけども、タカラトミーが国内だけではなく、国外にも売り出している事や、ニュースやテレビ等の話題性等でエキゾチックカーが日の目に出ることも良くあることなので、エキゾチックカーを出すことが悪いことではないし、必要枠ではあるのだけども。ただ、最近ちょっとこういうの、多すぎない?という印象が拭えない。今一度、トミカの販売戦略を練り直すタイミングが来てるんじゃないだろうか。

まあ今の日本にはトミカ以外に、日本の大衆車を3インチで製品化してくれるメーカーが無いのも事実なのだけども。だからこそ、タカラトミーには存続して貰いたいのだが……。如何せん、マテル始め、香港からも刺客が来てる今、かなり不味い状況には追い込まれてるのをひしひしと感じる。数年後に倒産、なんてニュースは見たくないものだ。

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