fc2ブログ

GRIZZLY GARAGE

自己満足の、自己把握用のデータベース。覚え書き。

レクサス上陸前

IMG_5838_20210130214241dc8.jpg
IMG_5839.jpg
MOTORMAX TOYOTA LANDCRUISER CYGNUS

モーターマックス狂のフォロワー氏から譲って頂いたランドクルーザー シグナス。

かつて、レクサスが日本に上陸するより前に、レクサスブランドの車種を日本で売る際にわざわざトヨタエンブレムに変えて売っていた名残りがまさしくこのランドクルーザーシグナス。
SCはソアラ、LSはセルシオ、GSはアリスト、ISはアルテッツァ……とそんな感じで売られていたのも昔の話。今は無きシグナスも、レクサス・LXの日本仕様として売られていた。

何気にこの時期のトヨタ車の、特にSUVは3インチでの製品化率があんまり高くないように思う。当方が把握する限り、3インチの100系LXことランドクルーザーシグナスはこのモーターマックスだけだと思うのだが、どうだろう?
モータートミカは確かプラドだったと記憶して居るし……。

彩色もヘッドライトとリアライトのみで最低限。ホイールもモーターマックスの汎用ホイールという感じで若干チープ感が漂うも、しっかりと弄ってやれば化ける匂いがプンプンする。モールドはしっかり彫り込まれている。若干バリが目立つような気もするが。

以前にも触れたような気がするが、モーターマックスの強みは他には無い車種がそれなりの出来栄えで出て居る、という点にあると思う。デフォルメが無いわけではないが、かといってホットウィールのように、魅せることに重点を置いたデフォルメが強いわけでもなかったり。

そして当方がモーターマックスに惹かれるのはそういったところかもしれないなあと。
まだ着工は先だが、いずれリペイントおよび「トミ化」を企んで居たり。まあ依頼品やら作りたいものやらで埋もれているので当分時間はかかってしまいそうなのだが。

IMG_5840.jpg

そして恒例になりつつある傭兵フィギュアと並べて。
アレ、少し小さい?と思ったので実測してみるとどうもスケール的には1/60~1/61と言った辺りで特別小さいということはなさそう。
やはり汎用性ホイールによる貧相な足回りが小さく見せてしまって居るのかも。やはり早め早めで弄りたいところ。

にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村






スポンサーサイト



テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

ベルフォールのライオン

IMG_5841.jpg
IMG_5842.jpg
NOREV PEUGEOT 508

ノレブのミニカーを見る機会はたくさんあったのだが、当方的には今は良いかなーとスルーしていた。

だが、気持ちが変わったのは実車のプジョー508とすれ違ってから。フランス車自体には可もなく不可もなく位の興味しかなかったのだが、後ろ髪を引かれるような感覚で思わず振り返ってしまったのは、プジョー508。色は確かメタルブラックのような、暗めのボディカラーだった記憶。

”イツメン”のグループDMで会話してる中で昨年末だったか、508SWのマジョレットが出るという話から、フランス車の話になり、508が満場一致で「カッコ良い車」となったのを覚えている。
ステーションワゴンとセダン両方が設定されている508だけど、そのどちらも実に魅力的なスタイリングを誇って居て、ある種、現行のセダンの中でもトップクラスにカッコ良いんじゃないかとさえ思えたり。

IMG_5843.jpg

で、肝心のノレブのミニカーの出来栄え。3インチ表記で1/64とはされていないが、その佇まいは1/64のスケールミニカー。
実測する限り、全長全幅共に約1/64なので、実質1/64のスケールモデルと言って差し支えなさそうだ。

無論、ホットウィールやトミカのようなデフォルメは一切廃されており、実車のプロポーションを余すことなく再現して居るように感じる。

良く言えば「精密」、悪く言えば「味気ない」が、ノレブのミニカーはおそらくその「味気なさ」こそが「味」な気がする。
なんというか、今まで手にしてきたミニカーのどれともどこか雰囲気が違うので、ちょっと癖になりそうな、そんな感じ。

しかし、ノレブのミニカー、知名度的にも低く、人気も高い部類ではないせいなのか、流通量があまり多い感じがしない。マッチボックスも時期やアイテム次第で流通量がイマイチということがあるが、そんなマッチボックス以上にあまり数が出回って居ない気がする。

一応正規というか、ディーラーで売られてるなんて話も聞いたのだが、近くにPSA(最近FCAと合流したらしい)のディーラーもなく確認しようが無く……。
当方的にはこの色のSWも欲しいのだが、納得できる金額でいずれ入手出来たら良いのだが。まあのんびりと探すとして。

IMG_5845.jpg
IMG_5844.jpg

にしても、絵になるような感じのする車だとつくづく感じる。ということで傭兵と並べて。

プジョーのエンブレムは「ベルフォールのライオン」というもので、後ろ足で立っているライオンがロゴマークになって居る。当方的には好きなメーカーエンブレムの一つ。
動物モチーフのエンブレムはいろいろあるけれど、何気にネコ科とドラゴン率が高いように思うのだが、どうだろう?

しかし、コンテナ背景だと全く似合う感じのしない508セダン。フォーマルとされるセダンは実際どこでも似合う気がするのだが、色が明るいトーンなのもあってなのか、どうもコンテナだとしっくりこない。
当方的のイメージ的に欧州の田舎感ある、湖の畔だとか、逆に欧州の街並みとかに似合う気がする。

ということで、次に何か大きいものを買うとしたらジオラマが良いなあ、なんて。車、フィギュア、小物ときたらやはり次は建物だろう。

にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村

テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

レトロバーズ

IMG_5725.jpg
IMG_5726.jpg
MATCHBOX FORD THUNDERBIRD CONCEPT CAR

2000年代に入った時に、現在でも人気のある「レトロモダン」なデザインが登場した印象なのだが、その中でも一足早くレトロモダンに回顧して居たのはフォードだったように思う。

かつての名車のデザインをとことん踏襲したモダンレトロデザインの先駆けと言えば、真っ先に思い起こされるのは先代の2005-2014マスタング。マスタングの登場が、現在も続く「モダンレトロ」や「モダンマッスルカー」の礎となったと言っても過言ではなさそうだが、フォードはそれよりも前に、2002-2005の最終型サンダーバードでレトロモダンなデザインを市場に投入して居た。

もっと言うなれば、1993-2005のマスタングでさえ、すでに初代マスタングを踏襲して居た部分があったので、フォードこそ自動車のデザインにモダンレトロを持ち込んだ先駆者なんじゃないかとさえ思えたり。現行マスタングの上手いFMCの持って行き方しかり、カマロのFMCが上手くいかずに明暗が分かれたのを見ていると、余計に。

と、話がミニカーから車の話になってしまうので、ここで切り上げるとして、今回のエントリーはそんなレトロモダンなT-バード、通称「レトロバード」のマッチボックス。
数年前にその存在を知り、のんびり探していたところ、運よく現物を手にする事が出来た。

何度も触れてきた通り、マッチボックスは日本国内では知名度がまだまだ高くは無いし、おまけに、流通量も多い部類ではないのだが、個人的な印象として、2000年辺りのコレクティブ性を高めたゴムタイヤ&ギミック付きのモデルはなかなか入手がし辛い印象がある。

IMG_5727.jpg

流石に経年劣化は避けられないが、そうはいっても全体的に状態は悪くない。

ギミックも付いてて、コレクティブでありながら、飽くまでも「子供のおもちゃ」という規範に入って居るこの時代のミニカー。
ある種、今のトミカプレミアムのような位置づけだったのかもしれないな、なんて。思えば、今でこそ1/64のミニカー市場は幅広いが、90年代~2000年代って、コレクティブは1/43以上の大きいサイズだったように思うのだが、どうだろう?

IMG_5728.jpg

思っていたよりも大きかったので実測したところスケールは1/60辺り。2000年代のマッチボックスやらトミカはこの辺りの大きめのサイズだったので、ちょっとばかり懐かしいなあと思ったり。

現行のマッチボックスとは合わせづらいサイズと言えども、やはり昔の3インチミニカーがこのサイズだったのを改めて思い出す良い機会に。
特に、今は「現在の技術で焼き直す」ようなアイテムも増えて、90年代、あるいはそれ以前の車が改めて製品化されたり、スルーされていた車が再評価されて製品化……というパターンも多く、こういった古い製品に手を触れる機会って減って居るように感じるのだ。

にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村



テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

バブルの香り

IMG_5646.jpg
IMG_5647.jpg
TOMICA PREMIUM TOYOTA SOARER

さて。こちらもフラゲしつつ紹介は販売日の本日。20系ソアラのトミカプレミアム。
トミカには黒箱時代に10系ソアラが、赤箱時代に30系ソアラが製品化されているが、何故か20系ソアラは今まで製品化されて居なかった。

20系ソアラはバブル期の象徴とも言うべき車の一つで、特に「白いソアラ」は当時、そして今も続く「白は高く売れる」という日本の伝統を踏襲して居たようで、白いソアラそのものが、格別というか、一種のステータスの一種だったように思う。いや、当時を知らないのだけども。

当時を生きていた我が母。母の友人もこの白いソアラ(母親は「ニューソアラ」と呼んでいた)に乗って居て、横乗りして居たなんて話を聞いた。そしてあの頃はこうだった、なんて話を聞くと、現代とバブル時代とでは今とは違っていろいろなことが緩かった、と感じる。
今の時代の良さもあれば、悪さもあり、そしてそれはいつの時代もその部分ってのは不変的なのかもしれない。

IMG_5648.jpg

通常品ではすっかり消えつつあるドア開閉ギミック。安全性の問題やらディティール的な問題やらで今の通常ラインナップでは採用が難しいのかもしれないが、頑張って欲しいとも思う部分であったり。

個人的にドア開閉ギミックはそんなに重視してないのも事実なのだが、何気にソアラに関しては10系も30系も左右ドア開閉ギミックだったのでそこを継承して居るのはある意味トミカとしても、そこだけは「理解」しているのだろうと思ったり。そういう心意気は好きである。

そういえばライト類が別パーツなのも、10系と30系のトミカの特徴の一つ……というかあの時代は結構当たり前だったライト類別パーツも最近はめっきり減ってしまった。デザインもあるのだろうが、やっぱりライト類は別パーツの方が良かったな、と思ったり。

IMG_5649.jpg
IMG_5650.jpg

初回の黒/銀ツートンも良いのだが、やはり当方的には白の方が刺さるのは、母親からしても、馴染みというか思い出のある1台だからだろうか。

いや、当方からすると、母親の思い出話の影響っていうより「首ちょんソアラ」のイメージと言えば白いサンルーフ付きのソアラだからっていうだけなのだが。

バブル期の都市伝説として跋扈していた首ちょんソアラだけど、果たして、2010年代にそれに該当するような都市伝説ってあっただろうか? というかそもそも都市伝説そのものが、怪談が下火になると共に消えて行ったような……。当方は怖い話も大好きなので、ちょっぴり寂しかったり。

にしても、「ハイソカー」とかすっかり死語だろうけど、現代におけるハイソカーってのは何なのか気になったり。エスクァイア? あんまり夢を感じないけれど、意味合い的にはおそらくアレが合致するような気がするのだけども。

あの時代ほど、「ゆとり」というか「余裕」が無くなってしまった日本だけど、もし、現代の価値観で再び「ゆとり」というか「余裕」を持てるような時代になったら、またソアラのような、決して実用性が高いわけではないけれど、スポーツカーよりかはフォーマルな車ってのは出てきたりするのだろうか?

にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村

テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

造形美

IMG_5640.jpg
IMG_5641.jpg
TOMICA LAMBORGHINI SIAN FKP37

恒例のフライングゲット。今月のトミカはランボルギーニ。すっかり年1ペースでランボルギーニがリリースされるトミカだけど、チェンテナリオの代わりに入ってきたのはランボルギーニ最新のスペシャルモデル、シアン。確か一昨年の発表だったような……?

元々去年の8月にRAV4と一緒に販売予定だった、なんて情報も目にするのだが、まあ昨年はお察しの通り、COVID-19で予定が滅茶苦茶になっており、その煽りを受けた形なのか、販売は半年程経過し、年の明けた2021年に繰り越された。

ようやく販売。と言えど、現時点で3インチでシアンが製品化された話も聞かないので、今の時点ではおそらくトミカが唯一の3インチのシアンだと思う。延期した理由はわからないが、延期してリリースされたシアンの出来の良さを見ると、非常に満足のいく出来だったり。

通常がマットカラーのオリーブドラブ系のグリーンで、初回が鮮やかなメタリックレッド。当方としては初回のカラーリングの方が実に好みで、何台でも欲しくなってしまう。

IMG_5642.jpg
IMG_5643.jpg

そしてこの造形美。例年、この時期のトミカはどうも息切れ感というか、予算尽きた?みたいな出来のトミカが出ることが多いように感じてる当方。特に3月はその傾向が顕著。

だが、今月のシアンは実車の美しい造形を余すことなく再現しており、現行トミカのラインナップでも、1位2位を争うような、そんなレベルの高い造形を誇って居る。それはもう、タカラトミーの本気を感じてしまうような、そんな出来。

確かに、アヴェンタドールSVJやラ・フェラーリのような別パーツ再現があるわけでもないが、逆に言うとそういう別パーツに頼らずとも、ここまでの造形を捻り出せるという、タカラトミーの技術を感じたり。
まあ別パーツの方が嬉しいのも事実だが、このシアンの場合、特徴的なヘッドライトやらリアライトを持つのでそれが難しいともいえるので、これが妥協点か。だが忘れてはならないのは「500円未満のミニカー」で「対象年齢3歳以上のミニカー」でこのレベルの物を作れるというポイント。

まあ正直言うと、ランボルギーニ好きでもない限り、馴染みが薄すぎる車なので子供からどれくらい受けるのかは未知数な気はするが。ちなみに日本には7台入ってくる予定らしい。

IMG_5644.jpg

しかしサイバーパンク的なデザインを感じてしまう。流石ランボルギーニという他ない。何せ、こんな複雑なのにまとまったデザインはランボルギーニだから為せる技のようなもの。日本メーカーにも、フェラーリにもこのデザインは作れないだろう。

このヘッドライトはテルツォミッレニオをも彷彿とさせるが、そっち程現実離れはしてないものの、やはり公道を走って居ると考えたら狂気じみているような気がしなくもないデザイン。間違いなく、誰しもが振り返るデザインだろう。

IMG_5645.jpg

最後にオートサロンモデルの赤のSVJとリアから並べて。
SVJの造形もかつてのノーマルアヴェンタドールからは想像も出来ないくらい良い出来だったが、別のアプローチからの「良作」を感じるシアン。トミカ好きならば、例えランボルギーニやこの車に興味が無くとも、是非とも手に取って頂きたい。

にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村

テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

ドリフトスタイル

IMG_5569.jpg
IMG_5570.jpg
HOTWHEELS TOYOTA SPRINTER TRUENO AE86

これまた今月のホットウィールの新作からご紹介。
と言っても、ホイール交換やら色差しでそこそこ手をかけてたりはするのでストック状態ではないのだが。

AE86と言えば、やはりカスタムマシンというか、ドリフトマシンというか、FRレイアウトの、かつては手ごろな車だっただけに、カスタムベースとして名高い印象だけれど、ホットウィールのAE86も当方のイメージとしてはやはりカスタム的なデフォルメが強いな、という印象。

去年登場した新金型でそちらも手に入れているのだけども、ネタにしようか迷ってるうちに明らかに旬を過ぎて没に。というか入手時期がちょうどジオラマ会の為に大阪遠征に向かう前日とかで、悠長に記事を書いている暇が無かったのだ。

それはともかくとして。ホットウィールには以前にもAE86が存在したのだが、そちらとは明らかにプロポーションやデフォルメのやり方が異なって居て、良くも悪くも、今のホットウィール「らしい」弄り方に仕上がって居るこのAE86。

改めて、先月にトミカプレミアムからフルストックの、クリーンなAE86がリリースされたけども、明らかにそちらとは異なって居る印象で、どちらかというとドリームトミカでリリースされているイニシャルD仕様のAE86を彷彿とさせる印象。まあリトラクタブルライトが展開状態じゃ当たり前か。

どっちが好きかは人によって変わりそうだが、当方的にはホットウィールのキャストの方が好み。おそらくノーマルのAE86よりも程好くカスタムされているAE86の方が好きだからかもしれない。

IMG_5571.jpg
IMG_5573.jpg

ファルケンカラーと言えばトヨタのイメージが強い当方だが、そのファルケンカラーと白抜きのスポンサーロゴが実に良い味を出しているように思う。元々ファルケンカラーがすっきりした色なのもあって、爽やかめな印象で、当方としてはこういうカスタムカラーが大好きだったり……。

まあこれ、オリジナルというわけでもなく、タカ・アオノ選手が駆る、フォーミュラ・ドリフトに参加して居るファルケンAE86を再現しているものらしく、実際の物を見ると良く再現されている。

ホイールは個人的にはワタナベ風のが良いなあと思う一方、現状これに採用されている小径ホイールでワタナベ風のリアルライダーのは無かった記憶があるので、とりあえずはRR4SPで代用。

このホイールも元ネタがあったはずなのだが、ホイールにあまり詳しくないので調べられず……結構カスタムされたAE86が履いている印象なのだが、誰かご存じないだろうか?

にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村

テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

セルフオマージュかリメイクか

IMG_5534.jpg
IMG_5535.jpg
HOTWHEELS DODGE VAN

さて。本日はホットウィールベーシックの発売日。いつもなら第一土曜日だが、毎年、三が日辺りが土曜日の場合第二土曜日にずれ込むのはおそらくホットウィーラーなら常識になりつつあるのではないかと思う。

今月の当方的な目玉はこのダッジ・バンこと、ダッジ・ラムバン。
当方が把握する限り、1994-2003の最終型フェイスのモデルはホットウィールのこのモデルが初なんじゃないかと思う。

70年辺りのモデルであれば、ホットウィールやらジョニーライトニング、その次の80年代辺りのモデルならグリーンライトがそれぞれ製品化して居る印象なのだが、何故か最終型ともいえるこの顔のラムバンは製品化に恵まれて居ない印象。当方としては、ラムバンと言えばこの顔なので、もうちょっと製品化されて欲しいと思うのだが、ここにきてようやく製品化されたということは一周回って「再評価された」という認識で良いのだろう。

IMG_5536.jpg

昨今のホットウィールはインテリアの中に何かを仕込むということが増えたがこれもそんな一台。
と言っても、77年型をセルフオマージュしたのか、というよりダイキャストの占有率を減らすコストカットも兼ねた、開放感のある屋根なので、インテリアに仕込まれたゴーカートが良く見える。

サイドのR.Y.U.のタンポを見るに、デザイナーはリュウ・アサダ氏とみて間違いなく、彼らしいアイテムに仕上がって居るように思う。マッチボックスの時にもインテリアに色々彼は仕込んでいたし。ある意味、ホットウィールに彼が移籍してから、ホットウィールがマッチボックス的なイメージになったのは氏の影響も大きいのではなかろうか……というのは前にも触れたような記憶がある。

にしても、この黒い煤けたようなタンポは何の再現なのか気になったり。オイル汚れなのか、それともレストア中に見られるようなサーフェイサーのそれなのか、はたまた別の何かなのか。

と、気になる点はいくつかあるのだが、全体的にリュウ・アサダ氏らしいまとまったデザインかつ、最近のホットウィールらしい「実車らしさ」と「ミニカー的解釈によるカッコ良さ」をうまくブレンドしたモデルで満足度は非常に高い。もし気になってる人が居るのであれば、是非とも機会があれば手に取って欲しいと思う。スライドドアが無いはずの右側にスライドドア用と思わしきタンポが入っちゃっているけどそれはマジョレットのハイエースも同じなので、気になる人は除光液片手に除去しよう。

にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村

テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

一昔前を再考

IMG_5161.jpg
IMG_5162.jpg
REALTOY FORD CROWN VICTORIA TAXI

さて。タクシーブログ優先で疎か気味になりつつある当ブログだが、流石に定期的に更新は欠かさないようにしたい。
ということで、今回のエントリーはリアルトーイのクラウンヴィクトリアタクシー。入手したのは4、5年程前だと思うが、このミニカーが欲しいと思って居たのは実に10年以上前だった。

リアルトーイのミニカーはその昔トイザらスで100円程度で売られていたミニカーの一つだと聞いている。
が、当方が小学校高学年の頃にはリアルトーイのミニカーは既に売られて居なかった。あるいは店舗的な問題だったのか。今となっては全くわからない。

決して似てるとも言えない微妙なラインのクラウンヴィクトリアのリアルトーイだけども、子供の頃、このミニカーの存在を知った時無性に欲しくなったものだ。それはおそらく、あの当時、クラウンヴィクトリアの3インチのミニカーがマッチボックスの決定版ともいえるそれが出る直前くらいだったからか。今となっては実に記憶が曖昧だけれども、おそらくその辺りが要因のはず……。

思えば、このミニカーの存在を知ったのは、今はもうサイト名すらも思い出せず、サイトそのものが消失してしまってそうな、アメリカのパトカーを中心にタクシーのミニカーを紹介して居たサイトだった。サイトが思い出せないのが実にモヤモヤするのだが、既に10年前に存在したサイトの多くが、サービス終了やら、その他要因で消失しており、もはや辿ることは不可能に近くなってしまった。

そう。当方にとってこのタクシーのミニカーはそんな昔の時代の思い出であり、そんな時代の生き証人。

改めて見ても、やはりリアルトーイのクラウンヴィクトリアは全体的にボディが厚めで、全長が詰まってることでクラウンヴィクトリア特有の伸びやかさが無いのもあって、どうもぼてっとした印象が拭えないし、今ではグリーンライトにマッチボックスと決定版ともいえる3インチのクラウンヴィクトリアは多数ある。それらを上回る要素も思いつかない。グリルが別パーツだが、それを差し引いても、グリーンライトはボンネットが開くし、マッチボックスはライトがクリアパーツになるよう設計されている。ディティールは言わずもがな。

でも、そんなリアルトーイのクラウンヴィクトリアも当時はタクシー仕様もノーマル仕様も揃えて居て、それがとてもあの当時としては貴重だったように思う。今でこそ、タクシー仕様のクラウンヴィクトリアの3インチミニカーはいくつか候補があるが、あの当時は本当に数が少なくて3インチのクラウンヴィクトリアタクシーとノーマル仕様のクラウンヴィクトリアはこれしか候補がなかったんじゃないかと思う。

あれから時間があまりにも立ちすぎて、今更どうしてあそこまで欲しかったのか、なんて確認しようもないけれど、それでも当方の中でこのミニカーは「昔欲しくて堪らなかったミニカー」であり続けるのだ。

過去に戻ることなんて出来ないし、過去は、思い出は美化されてしまうものだが、こうやって偶には昔欲しかったミニカーを手に取って、子供時代に思いを耽ってみるのも良かったり。

にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村

テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

来る福

IMG_5328.jpg
TOMICA SUZUKI CARRY -豚-

2021年最初の更新は昨年末に登場したトミカくじ「万福トミカ」より、「豚」をチョイス。
今年は丑年なので「牛」にちなんだチョイスも十分良い気もしたのだが、それはまた後日ということで。今回は縁起物をチョイス。

と言っても、昨年末の時点で既にいろんなブログでクローズアップされてることなので、既に使い古されてるネタ感もあるのだが、他に特に思いつく訳でもなく。なので気にせず続行。

人によってどれが当たりかは変わりそうではあるが、おそらく一番人気なのはこの「豚」なんじゃないかと思う。
福徳円満と公式サイトで紹介のある通り、福と財に満ちて恵まれるという意味があるらしい。

当方的にこのシリーズの当たりというか欲しいのはこの豚こと「福徳円満」であるスズキ・キャリイだけ。他はそこまで興味もなく……SNS上ではピンポイントで抜く方法が出回って居たので、実践してみたところその通りに豚が引き抜けたので、数か所でとりあえず引き抜いて3台確保。

しかし、この商品、なんだかんだで今までのゲテモノトミカくじシリーズとは違い、色々と気合が入って居るのを感じる商品で、それが人気を呼び込んだのか、はたまた数が絞られているのか、ネット通販でのまとめ売りなんかだと徐々にプレ値が付いてるなんていう話も聞く。その辺は神のみぞ知るところか。

IMG_5327.jpg

ということで豚さんはなんと12匹。小規模な牧畜が営めるなあと思いつつ、2匹だけ金色に塗ってみた。てっきり、試作品を見る限りだと金色だと思って居たのだが、実物は黄色。まあどちらも金運が上がる色なのでヨシとするか。

しかしこの豚、樹脂製なので、果たして金色の豚がいつまでこの形を保てていられるのかが問題だったり。樹脂製の豚が地味に厄介で、そもそもで色付けせずとも置きっぱなしで放置するとプラ部分を侵し始めるので、定期的なチェックが必要。うーん、面倒。コストカットの為と言えど、もうちょっと気を使って欲しかったなあと思う気持ち半分、タカラトミー的にはもしかしてこれ無くす前提としてるんじゃないかと勘繰ってしまったり。

IMG_5329.jpg

やはりこうして放牧すると面白いのなんの。動物系のトミカは定期的にリリースされているけれど、それが人気なのも納得してしまう。当方も動物が大好きだし。

去年登場の「馬運搬車」しかり、この黄色の豚しかり、去年はそれなりに動物が楽しめたけど、個人的には「鹿トラック」とか「虎運搬車」とかとにかくバリエーションが欲しかったり。それかトミカサイズにピッタリのアニアを展開するとか、当方的にはもうちょっと「トミカ以外のトミカに関係した小物」を充実させて欲しいなと感じる次第。まあ売り上げを考えると、あまり伸びしろのある部分でもなさそうなので、難しいのは重々承知なのだが。

そうそう。福の字が倒れてるのは「倒福」を意味するもので、服を倒す事で福を呼び込む……という色合いが強いものらしい。どこまでも運気の上がりそうなアイテムである。

と、以下はこれに関連した雑談。

にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村
続きを読む

テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク