

HOTWHEELS KOENIGSEGG JESKO
ここ最近カスタムトミカばかりが続いたので閑話休題的に。ホットウィールの新作、ケーニグセグ・ジェスコ。
5月くらいに、ブールバードアソートで復活したケーニグセグ・アゲーラRを紹介した時に、何かしらケーニグセグの新車が出ると踏んでいた話をしたような記憶があるが、概ね、予想通りにケーニグセグの新車がリリースされた。日本ではまだ正規前かつ、最短でも11月のリリースと思われるこれ。
日本未発売で、運よく比較的安く(と言っても4桁にはなってしまったのだが)入手出来た。ケーニグセグの基本スタイルはあまり変わらないのが多い中で、着実に「最新」スーパーカーとして、そのスタイルを更新しているように見えるジェスコ。個人的にはジェスコよりレゲーラの方が欲しかったなあ、とは思うものの、ケーニグセグの3インチは数少なく、おまけにジェスコはおそらくホットウィールのおこれが3インチ初ではなかろうか。ブガッティもそうだが、あの手のフェラーリやランボルギーニを優に超す、スーパーエキゾチックなメーカーはライセンス料も高いのか、なかなかミニカー化に恵まれない印象だ。特に3インチともなると。
いつも通りの色差し。当方はタクシー、セダン、SUVに、デコトラ、トラックのようなものからこの手のエキゾチックなスーパーカーまで大好きだけど、人によってはこの手のスーパーカーに全く食指が動かない車好きも一定数居るらしく、日本でのコイツの人気はどんなものだろうか、と思ったり。
昨今のホットウィール事情を見ていると、どうも人口が増えたのか、はたまた流通量の減少のせいなのか、新作程、初期価格が暴騰しやすく、その上、販売後に相場が値崩れするかと思いきや意外と相場が高いまま……ということも増えた印象。直近だと、プレリュードとFC型RX-7が良い例だろう。前者は初期は2000~3000、現在は800~1500、後者も初期は2000~、現在は1500~という現状。ホットウィールが日本での定価は300円ちょっと、アメリカでは1ドルと考えると、この相場ってある意味ぶっ壊れな気もする。無論、定価だけで語るのは酷な話だけども。
ジェスコも初期は2000~、今現在は1200~というところだけど、果たして今後どう動くのか。まあ去年のシロンのように初期が3000~、現在は600程度やら今年の最初のGBインプレッサの3000~が700~のように暴落することも十分ありえるのだが。結局ホットウィールの高くなる相場は「速報性」であり、時間が経てば経つ程、値崩れする印象だ。マッチボックスのようなランダムな乱高下や相場が固定されたまま推移するトミカとはそこが違うように思う。
とりあえずは複数入手して、マジョーラカラーを作りたいところ。
で、ここからはおまけの話。
某ブログ……とぼかしてもしょうがないので、個人的に昔から見て楽しみ、そしてその技術力を尊敬している「
トミカ解体所」を見ていて、ふと思った。(実の話、解体所がLivedoorブログに移管される前から閲覧していたり……)
当ブログで寸劇をするとしたら……?
実は割と寸劇自体は興味がある。まあ小学生をトミカコマ撮り沼で育ち、つい最近までGTA:SAをModで彩って二次創作的な物語を共同で制作していたくらいなので、当然と言えば当然かもしれないが、今の今まで、寸劇をこのブログでやったことはない。特に深い意味もないが、もしやるとしたら、キャラクターは?
ハンドルネームはツイッターとこちらで異なるが、使いたいのはグリズリーかシロクマ。しかし3インチにピッタリサイズのそれらのフィギュアは手持ちにはない。逆に今ある手持ちで出来そうなのは?
……ということで、いろいろ試してみる。

まずはどうぶつの森のチョコエッグの「アポロ」。どう森チョコエッグは割かし3インチには近いものの、ジェスコと並べてみるとかなり大きめ。うーん。
当方的にはどうぶつの森で一番のお気に入りのキャラクターがアポロだったり。アメリカを強く意識した設定(アメリカの国鳥であるワシ+誕生日が7/4でアメリカ建国記念日+アメリカの月面探査プロジェクト「アポロ」が由来)かつ、当方が最初にプレイしてやりこんだ「おいでよ」の住人で、その当時みた映画の登場キャラとだけあり、思い入れも強い。「あつまれ」でもアミーボカードをわざわざ買って召喚したくらいにはお気に入りのキャラだ。まあおこぼれ話ということで。

続いてポケットモンスター サン/ムーンよりガオガエン。
スマブラで存在を知ってなかなか悪くないと思ったのもつかの間、進化前があのかわいいニャビーとニャヒートと聞いて驚いた。
かわいい猫を選んだつもりが、最終進化が二足歩行のガチムチ虎になるとは……。子供泣かせも良いところである。
そんな変貌ぶりを見ると、当方のポケモン世代であるダイヤモンド/パール&プラチナのナエトルを思い出す。あれもかわいいと思って選んだナエトルがハヤシガメでキモくなり、ドダイトスでクソデカ危険亀になるわけで。ポケモンの御三家はそういう傾向があるのだろうか?
と、話はそれたが、サイズ的にはちょうど良い。しかし、だ。ポケモンって喋るのか?
確かにポケモンダンジョン等、一部ではしゃべるポケモンが出てきているようだが、寸劇に果たしてそれは向くのか?
当ブログ的にはちょっと合わないかもなあと思う次第。なお、これ自体はなにかの食玩のようだが、詳細はわからず。メルカリで300円のを購入したのみ。他にどんなのが居るのかもわからないのだ。

最後はツイッターのフォロワーに
作らせた作って貰った傭兵。アクリルスタンド風のがあれば良いよね~~というノリ。
水に弱いというので、クリアーだけ吹いておいた。試していないが、おそらく耐水性は担保されたはず。
しかし、制作時に基準にしたのが確かマッチボックスのエクスプローラーだったような記憶があるので、こうしてジェスコと並べてみるとやや大きめ。まあそもそもでフィギュアとは異なるので並べて撮るならまだしも、寸劇には不向きだろうか。
ミニカーに辛うじて使えそうな4cm程度のフィギュアを制作してもらうことも考えたのだが、どうも調べたところ版権キャラは当たり前だが、許可を貰ったことを証明する必要があることに加えて、制作費はおおよそ12万~。
桁一つ間違えてないか?と一瞬思いもしたが、そもそもでぬいぐるみやら着ぐるみ1つ作るのに10万はくだらないという話は耳にしていたし、フィギュアもやっぱりそれくらいはかかって当然か……。
ツイッターでは3インチミニカーの制作をしているところもあるけど、もしかするとそこもそれくらいの相場でおかしくないのかもしれない。当方のリペイント代行とは訳が違うわけだ。
作業速度も遅いし。パテを用いて自作も考えたのだが、そもそも人型をまともに作れないので獣人を作れるわけもなく。
獣人から離れろよという話だが思えば、その昔も3インチミニカーサイズのフィギュアを作ろうとして挫折した記憶がある。今は3Dプリンターの存在でハードルは下がったのかもしれないが、まだまだ3Dプリンターも身近なものではないし……。トイズキャビン辺りがこの手のサイズのフィギュアを製品化してくれないものだろうかと思ったり。グリーンライトや他ブランドで出ているのは知って居るが、単価も高く、あまり出回ってる印象もなく。
ツイッターを見ていると、車好きでケモノジャンル好きの人も多く見受けられるし、3インチミニカーにピッタリサイズの獣人フィギュアって結構需要があるように思うのだが。どうだろうか?
……と、改めて。寸劇がやりたいと思ったことで、ちょっとばかり昔を思い出したり。
思えば、子供の頃はかなりままごとやら人形遊びが好きだったなあ。
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TOMICA TOYOTA SORA TOEI BUS
一週間遅れでの今月の新作を紹介。気づけば9月もほぼ終わりで気候もすっかり秋模様。夏の暑さが10月まで続くなんて言われていたのはなんだったのだろうかと疑いたくなってしまう。まあ過ごしやすい気候に変わりはないので良いのだが。
今回のエントリーはSORA。R8よりも個人的には期待していたアイテムだったりする。
水素バスという特性上、地方のバス路線ではそもそもで水素自動車が絶望的であったり、ランニングコストの高さから導入を断念せざるを得なかったりで、なかなか馴染みがない気もするのだが、都内では2020オリンピックに向けてだったのか、それなりの台数のSORAが採用されており、豊洲やお台場中心だったはずのSORAも、今やスカイツリー周辺や池袋界隈等でも見かけるバスに。調べてみると、都内以外では神奈川、福島辺りで導入が為されているとのこと。関西圏だと今のところ導入を聞かないのでもう暫くは東日本でしか拝めないバスになりそうな。

にしても、トミカでリリースされるとは全く思っていなかったわけで、それ自体が意外だったのだが、いざ現物を手に取るとバスのトミカにしては珍しい「重量感」に、箱いっぱいのサイズ、そして細かいモールドの再現と色分けと、期待以上の出来栄えに感動。
これの都営バス仕様と2020東京オリンピック仕様のJPNタクシーの2つをセットにして今からでも東京オリンピックに向けて売り出しても遅くないのではないかと思うくらい出来が良いのだ。
欠点は都民くらいにしか馴染みがない点、それに尽きるだろう。でも馴染みのある都内の子供達はこれを手に取った時、間違いなくこのトミカに、「トミカらしさ」を感じるはず。
にしても。このデザイン、実に「サイバーパンク」的だと思わないだろうか。未来を感じるデザインというか。日野・セレガ/いすゞ・ガーラもそうなのだが、昨今のバスのデザインは10年、20年経っても古臭さを感じさせないものが増えたように思う。このSORAも10年経っても、セレガ兄弟のように、色褪せないような気がしてならない。
そして、この手のデザインのバスがスタンダードになった時、現実が「サイバーパンク」な世界にまた一歩、近付くのではないだろうか。
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TOMICA TOYOTA CENTURY GRMN
もはや使い古されたネタのように思うが、意外や意外。当方が求めるようなカスタム手法を取っている「それ」を見つけることが出来なかったので、来月に向けて制作。そして土曜日に先行公開を果たしたトヨタ・センチュリーGRMN。
新型センチュリー登場後に目撃情報が存在し、このマシンがトヨタの社長専用車であることが明かされた後、箱根駅伝に登場。ほぼ同時期だったと思うが、黒色のGRMNもオートサロンで公開され、白と黒の「世界に2台だけ」と銘打たれたセンチュリーGRMN。
ちなみに関西圏(というかトヨタ本社周辺は)黒色、関東圏、東京支社周辺は白色ということらしい。
政府要人ではないとはいえ、自動車メーカートップランカーともいえるメーカーの社長が乗ってる車がこんなに目立つそれで良いのか、という疑問こそあるものの、各国首脳「専用車」の存在や、有名人の乗る派手な車(その昔、明石家さんまが乗っていたという迷彩柄のGクラスだったり)もあるので、そこまで問題でもないのだろう。

トミカで新型センチュリーの発売が決まった時、初回にGRMNが来るのでは、と予想した人も居たんじゃなかろうか。まあ蓋を開ければ、かつての黒箱トミカに存在した黒と銀を意識したのか、はたまた無難だからなのか黒と初回の銀だったわけだが。
センチュリーの発売から既に1年は経ってるのもあって、既にGRMNを作ったという人はちらほら見かける。その一方で当方が見つけられなかった「手法」はトミカ「らしさ」を生かしたカスタム。実車に近いホイールを履かせて居たり、標準ホイールをブラックアウトしただけのカスタムはあれど、当方が求める「ワイドタイヤ」を履かせてスポーティー感を演出したセンチュリーGRMNのカスタム品は見つけられなかった。
うーん。トミカってどう弄ってもトミカだなあ、ということが多く、いくらホイールをHWやらマッチボックスのものに換装しても、トミカの持つ「トミカ感」が抜けないわけだけど、それを逆手にとってカスタムすると思う以上に良いんじゃないかと思う今日この頃。
1/64のスケールミニカーは実車に忠実なわけだが、HWしかり、トミカしかり、マッチボックスしかり、それらのデフォルメというのは実に味わい深く、余程弄り倒しでもしない限り、そのブランドの特色というか、雰囲気が滲み出る。実に不思議だ。そしてそれらは似て異なる。
その「デフォルメ」が好きだからこそ、スケールミニカーよりもトミカやHW、マッチボックスといったブランドミニカーを手に取ってしまう。
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TOMICA TOYOTA HIACE NAMCO OTHER CAR
ゲームと言えば、昔はアーケードゲームが主流だったように思う。昔と言ってもファミコンが出る以前の話だが。
90年代後半から2000年代にかけて、車のアーケードゲームは数多くあったように思うが、気付けばリアル系のモデリングの車系アーケードゲームは湾岸ミッドナイトくらいのものになってしまったように思う。
※一応イニシャルDとかそういうのもあるようには思うのだが、どこにでもあるとなるとやはり湾岸の印象が強い
まあ残念ながら、当方はもともとアーケードゲームが好きではないので湾岸は未プレイ。
だが、湾岸の一般車、所謂「アザーカー」のインパクトたるや否や。黄色のボディにリリース会社「namco」のロゴマーク。バン、セダン、コンパクト、トラックが同一仕様で首都高(あるいは他の高速道路)を走り回っているのだから、一度見たら忘れるはずもなく。
なんとなく、ハイエースを弄るか、と思って弄る際のネタを探した際、ふと思いついたのが「アザーカー」だった。既出ネタではあるのだが、それでも、湾岸のプレイヤー人口が多い故か、ツイッターではバカ受け。当方はかなり驚いた。
それはある種、需要の裏返しではあるのだが、この手のネタというのはあまりにもニッチ過ぎて、需要こそあれど、供給側は間違いなく躊躇するタイプ。それこそ、特注でもない限りリリースは望めないような。
ただ今回のUBEのダブルストレーラーのケースを見ていると、タカラトミー側が、特注ではなく通常品でリリースしないか、と打診するケースもあるらしく、可能性が全くない、とは言い切れないような気もする。
UBEもどちらかと言えば、ニッチな部類だと思うのだが、同時にダブルストレーラーのリリースが決まったのは「子供向け」に出来る”はたらくくるま”かつ、大人も欲しくなるようなニッチな需要があり、なおかつ「インパクト」があるからだろう。
となると、このハイエースは一番最初のものが適合できないとも言える。うーむ、なかなか難しい。だが、子供たちだって湾岸をやるだろうし、トミカがこれを出す余地っていうのはある気もするのだが。子供たちこそ、実は大人以上にニッチなアイテムを求めていたり
するわけだし。
まあ悪魔のZもどきのエアロを付けた青いZをノーライセンスでトミカプレミアムでリリースしている時点で今更やってくれそうもないのだが
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TOMICA TOYOTA JPN TAXI HIGASHIKOKYO KOJIN TAXI
タクシー的に外せないカラーリングと個人的に思っているのが個人タクシー。
トミカでは定期的に個人タクシーがラインナップされることが多かったのだが、数年前にアクセラの個人タクシーが出て絶版になって以来、めっきり。
まあその背景には日本以外の市場を意識したトミカのラインナップも多かれ少なかれ影響を与えているのでは……と思っていたり。タクシーはバスやパトカーと並んで、その国や地域のランドマークを示すものなだけに、なかなか輸出するとなると手厳しいアイテムなんじゃないかと思っている。
例えば。黒をメインに、ロンドンキャブを並べれば、そこはロンドンになるし、黄色のタクシーを並べればアメリカ(ニューヨーク)になる。ドイツ車ベースのクリーム色のタクシーならドイツだし、日本ならそれが緑の東京無線やらオレンジのチェッカーキャブ、白や黒の無難な色のクラウンセダンorクラウンコンフォートが情景に映る。それくらい、タクシーが街中の情景に与える要素って、パトカーと並んで大きいと思うのだ。ましてや、パトカーよりも見かける機会が多いかもしれない、それがタクシーだし。地域差はあるけれど。
さて、今回、アクセラの個人タクシーのジャンクから行燈を拝借し、JPNタクシーの個人タクシーを制作。実は一度、JPNの個人タクシーに乗っているので、その流れで作ろうと思った1台だったり。都内ではJPNタクシーは1社を除いて深藍なのは触れてきた通り。それ故に白いボディの個人タクシーカラーのJPNタクシーって結構目立つ。
で、ツイッターでも目にしたのだが、個人タクシーはドライバーが車種をある程度選ぶことが出来る。規制も緩くなった影響で最近ではSUVも増えた。RAV4のモデリスタエアロの個人タクシーも話題になって居たし、アウトランダーPHEVや先代ハリアーの個人タクシーも確認している。コンフォート兄弟の生産終了、JPNの登場に前後して、SUVというか従来とは大きく異なる形のタクシーが増えたように思う。
尤も、その背景にはセダンの人気がなくなったのもあると思う。いまや、ファミリーカーは軽のトールワゴン、SUV、ハッチバックが多く占めるだろう。セダンにメリットこそあれど、それがファミリーカーとなると返って弱点になってしまう。一部、セダン=タクシーの形っていうイメージがある、なんて話も聞く。それが今や都内ではJPNの登場で大きく変わったが。
JPNのようなワゴンタイプがタクシーのイメージに代わっていくのは間違いないとして。
個人タクシーのような、車種が選べて、ターゲットも法人のような短~中距離よりも、終電後の長距離狙いの傾向がある個人で敢えてJPNを使うメリットとは何か。
ドライバーにも客にも不評……という意見もあれば、その逆もあって、イマイチ安定していないJPN。しかし、日本のタクシーという観点でJPN程、タクシーらしい車種はないし、問題点をブラッシュアップしては修正していくことをトヨタには期待したい。まあ思ったより売れていないという話も聞いたりするのだが。
ここからは蛇足。
次にトミカのラインナップで個人タクシーが出るとしたら、何が来るか。
都内における個人タクシーのバラエティの多さはタクシー通ならおそらく知って居るだろう。当方が体感的に多く見る、と感じるのは王道の「クラウン」。200系は減ったが、180系~220系の現行まで、クラウンの個人タクシーは本当によく見かける。
次点。トヨタも想定しているであろう、クラウンの弟分のような存在であるカムリ。WSの追加でデザインが飛躍的によくなった影響もあるのか、クラウンの次に見かける個人タクシーはコイツ。FRのクラウンに対して、FFのカムリは劣る……と思いきや、乗り心地が結構良かったりする。流石はアメリカでタクシーに使われるだけはある。
ということで、トミカで次に個人タクシーが来るとしたら、「カムリ」じゃないだろうか。
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TOMICA TOYOTA CROWN POLICE CAR
気付けば8月が終わり、9月も折り返し。10月末のお披露目の為に色々と制作中なわけだが、それもこの一環での制作。
その昔。200系クラウンのパトカーが登場した時。トミカのNo.110は180系クラウンの「ちゃんとした出来」のパトカーだった。10年くらい前だろうか。あの時期のトミカと言えば、所謂「縮みトミカ」がリリースされて居た。あの当時、コスト高からであろう、タカラトミーはトミカのコストカットにあの手この手と打開策をいろいろ講じていた。その一つが縮みだったわけだが……。
No.110が「新しい」クラウンパトカーになると決まった時、あの当時の幼き当方は従来のNo.32でリリースされていたクラウンで「クラウンパトカー」が出ると期待していたが、実際蓋を開けてみれば……?
「わざわざ」新規金型で縮んだクラウンの金型を興して、それをパトカーにするという暴挙に出てきた。おまけに前期型のクラウンのままで。もはや意味不明である。
あの当時のトミカが切羽詰まっていたのは紛れもない事実だが、子供ながらに落胆したのをよく覚えている。で、今の今まで、縮みクラウンパトカーは一度も手に取って居ない。まあミニカーに対する強い執着が薄れていった時期なのもおそらく影響している。そして、日本車よりもアメ車!となって行った時期でもあったろうし。
と、話を戻すと、リリースされたクラウンパトカーの出来栄えに絶望した幼き当方は「まともな」クラウンをベースにパトカーを作ろうとしていた時期がある。まあ途中までやってそのまま放置してしまったのだが、それから何年も経った今、あの時為し得なかったことをなしている事実。

もし、あの時トミカから「ちゃんとした」No32をベースにしたクラウンパトカーが出ていたとしたら。
おそらく作ろうなんてことにはなって居なかったのは間違いない。ある種、別の世界線が存在したとしたら……トミカはこんなスタイリングでクラウンパトカーを売っていたのだろうし、当方が作ることもなかったと考えたら、意外と身近に「パラレルワールド」を感じたり。
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MATCHBOX CHEVY BLAZER 4x4
Netflixでいろいろな作品を見ている当方。話題になった「愛の不時着」は今まで見てきた韓流作品の中でトップクラスに面白いと思った作品だったし、攻殻機動隊の新作は言わずもがな。
んで、今までノータッチだった「ストレンジャーシングス」を観てみたわけだが、これが見れば見るほど引き込まれていく。最初は冗長とさえ思えた描写も進めば進むほど、意味のある描写だとわかる。
だが、なによりも魅力的なのは1980年代の雰囲気。
昨今の80s~90sに対するアメリカ・エンタメ業界の熱心さは散々触れてきた通りだが、頭一つ分抜けていると言えるのはその再限度。1980年代のアメリカを現代のカメラでそのまま映しているかのようなその高い再限度には度肝を抜かれた。今までこの年代を再現した作品をいくつか目にしているが、それらとは一線を画す再限度。
おそらくその「クオリティアップ」は当時を生きている人がメガホンを取り、指示を出し、あるいは作っているからに他ならないだろう。その深みともいえる要因は80sの音楽にファッション、ドラマ、映画やそれらのオマージュ……に限らず、細かいアイテムの数々。車はもちろんのこと、食べ物のパッケージ、実在企業の当時のロゴ、当時のネオン看板など、そう言った「小物」が80年代そっくりに精巧に作られているからだろう。その細かい努力こそが、魅力を増させて、人を焚きつけている。
※当方が把握する限り、「サイレントヒル」「レオン」「スタンド・バイ・ミー」「ミスト」なんかのオマージュが散りばめられている

で、このアイテムに関して。2017年リリースの「ベスト・オブ・マッチボックス」のアイテムのひとつ。正規輸入されたのに加え、問屋に有り余っていたのか叩き売りさえされていた物。
当時、当方はブレイザーのパトカーだから、というシンプルな理由で購入に至り、そして飽きたからパーツ取りにでもしよう……と思って放置していたわけだが、ストレンジャーシングスを見て、このパトカーが作中内に出てくるブレイザーパトカーを再現したものだと気付く。パーツ取りにする前で良かった。
掲載はしないが、「Stranger things Chevy Blazer」などで検索を掛けて見比べて貰えればわかる通り、カラーリングも文字位置も書かれている文字も完璧にストレンジャーシングスのジム・ホッパー所長が所有するホーキンス警察のブレイザー。
うーん、まさかこんな形で劇中車ミニカーを手にするとは。まあ公式ライセンスアイテムではないので飽くまで再現なのだが。なお、1/24でJada Toysからは公式ライセンス取得アイテムがリリースされているよう。
にしても、このアイテムを手にした人のうち、いったいどれだけの人がこれがストレンジャーシングスの劇中車だと気付いたのだろうか。アイテムリリース当時はまだシーズン1までしか公開されていなかったはずだし。だが、見ている人なら間違いなく気付くはず。何せ、所長のブレイザーパトカーはほぼ全話に登場するくらい、劇中では目立つ存在だから。
おそらくほとんどのトイザらスでこのアイテムがペグを温めていることはないと思うが、もし作品を視聴している3インチコレクターがいるのなら、是非とも手に取ってもらいたいと思ったり。過ぎ去った80年代に思いを馳せて。
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