TOMICA TOYOTA SUPRA
個別記事にしようかとも思ったのだが、どうせなら、と一つの記事に。トミカ50周年に際して、自動車メーカーとコラボしたアイテムで、各社のデザイナーがデザインしているらしく。実車も一応制作されているらしいのだが、トミカ博が軒並み中止になってしまったので、果たしてこれらが展示されるのはいつになるのか……。せっかく実車があるのに、それと並べて撮影も出来なければ、見る機会さえないのが残念。
とりあえず一つ目。国内最大手かつ、自動車メーカー株時価総額二位のトヨタからは「スープラ」。
去年にようやく復活したスープラだけども、トミカのスープラはこれで4つ目のバリエーションか。個人的には一番トミカを意識したデザインな気がする。
デザイナー曰く、ミニカーという特性上「上から見ることが多いだろうから」ということらしく。なるほど。確かにミニカーは上から見ることが多い。そう考えると、このデザインはよく考えられているような気がする。
個人的にはこういうグラフィックが結構好みなので、もっとこういうデザインのカスタムカー風ペイントのミニカーが増えないものかと思ったり……。
TOMICA NISSAN GT-R R35
2つ目。時価総額は知らないが、絶賛迷走中の国内2位、日産からはお約束のGT-R。
2002年に排ガス規制の関係で軒並みスポーツカーが生産終了せざるを得なくなり、そんな中で比較的早くスポーツカーの名門「GT-R」を復活させ、スポーツカー市場に殴り込みをかけたのが日産という印象。
実はGT-R、その値段に対してスペックがもはや過剰ともいえる代物だったりして、「スーパーカー」とクラス分けするか、「スポーツカー」とするかは難しい立ち位置だったり。1000万円で高級スーパーカーメーカーのエントリークラス以上の性能のスポーツカーを売っているのだから、なんだかんだで日産ってタフなメーカーなのかもしれない……。
そしてわかる人にはわかると思うが、これ、まさしく「スカイライン・シルエットフォーミュラ」のカラーリングを強く踏襲したデザイン。今回の50周年記念コラボアイテムの中で一番人気といっても過言ではないような気がする。うーん、トミカ。日産好きだよね。
ちなみに3車種の中で唯一の開閉ギミック付き。正直シビックはまだしも、スープラに関してはドア開閉くらい付けられたんじゃないのか、と思ったり……。
地味にマフラーエンドが青色に塗られていて焼付け風カラーが再現されているのが芸が細かい。
TOMICA HONDA CIVIC TYPE R
どことも資本提携やらOEMを結ばない、孤高のスタンスを貫く国内3位のホンダからはシビック タイプR。
FK8のシビックは既に取り上げているがこれはトミカのFK8。ホットウィールの記事でも少し触れたが、この既視感あるカラーリングと言ったら。今回の3車種の中では一番無難というか、トミカ要素が薄いように感じる。
これが一番最初に販売されたのだが、ちょうどCOVID-19でトミカショップも閉まってる、小売店も軒並み都内では閉まってるということで、販売時には入手経路が大分限られてしまったこともあって、個人的な意見を述べるとすれば、この3車種の中ではデザイン、話題性、車種チョイス、すべての要素が他2車種に負けていて一番影が薄いんじゃないかと思う。
贔屓目無しで、個人的にこの3つで1つを選ぶとすれば、このタイプRを選ぶが、やはり影は薄いという印象が拭えず。というか、トヨタも日産もフラグシップスポーツカーと言えるスープラ、GT-Rなのに何故ホンダはNSXではないのか。ホンダのスポーツカーと言えば「R」よりも「NSX」だと思うのだが。それとも、NSXはホンダの中ではホンダというよりも「アキュラ」なのだろうか?
ということで、50周年記念のアイテム3つを一挙に。トミカマニアなら車種の好き嫌いを考えず、是非とも記念アイテムとして全部手に取って頂きたく。
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TOMICA TOYOTA RAV4
恒例のフライングゲット。今月のトミカはRAV4にEK9シビックに、FC型RX-7と日本車祭りで気が抜けないラインナップ。
どうも、トミカショップでは初回カラーのEK9シビックの入荷量が少ないらしく、大阪では入荷自体がないんだとか。うーん、生産量の問題?それとも別の問題?
さて。RAV4は去年久しぶりに日本に帰ってきた車種だけども、そのデザインたるや否や。
最初に見たとき、そのカッコよさに惚れ惚れしてしまった。今、新車で欲しい車は?と聞かれたら間違いなく「RAV4」と答えるくらい、この車が好き。
いやあ、改めて見てもやはりトヨタ、凄すぎると感じるデザイン。最近の車は「見慣れることで良さがわかって好きになる」ケースが多いのだが、RAV4は発表されたそれを見たときに本当に惚れ込んだ。こんなにカッコ良い車をトヨタが出してくるなんて、と。最近の車でこのパターンだったのはこのRAV4とエクスプローラーくらいなもの。改めて当方がSUV好きなのを感じつつ。
一昨年の話だったと思うが、先代RAV4がモデル末期だったこともあってか、ついにカムリの販売台数を抜いたんだとか。確か去年もカムリを抜いていた記憶がある。あのカムリばかり乗り回すアメリカ人がSUVを選ぶとなると、必然的にこのRAV4になるわけだ。セダン人気の下火を感じつつも、それでも売れるカムリは十分すごいのだが。まあカムリのデザインも本当にカッコ良いから当然かもしれないが。
さて。トミカでRAV4といえば、初代の2ドアモデルを思い出す。
一応所有こそしてるのだが、子供の時に持っていたものなのでくたびれているのは間違いない。おまけに仕舞い込んでるのでどこにあるのかさっぱり。
そんなトミカがモデル化した初代RAV4だけど、街中で見かける初代RAV4は昔も今も4ドア。2ドアのRAV4を見かけた記憶がない。思えば、あの時のトミカがモデル化してたトヨタ車って結構マイナー車も多かったような。
そんな当時のトミカを思い出させてくれるという意味でも今回の製品化は本当に嬉しい限りで。
例のごとく、カスタムに既に着手済み。イエローのボディ、左ハンドル化……これだけでおそらく何を作ろうとしているかわかっていただけるだろう。デカールも作っておかないとなあ。
余談だが、先代RAV4は日本での正規が無く、海外専売車だったのは知られている通り。先代はキーンルック強めのデザインだけど、現行のこのタフさとアメリカンらしさを兼ね備えた垢ぬけたデザイン。初代の野暮っさからは想像も付かないし、この変貌ぶりは海外の大学に入学し、まるまる4年間を海外で過ごして帰ってきた友達が、別人のように垢ぬけて社交的になって居た……くらいの変貌ぶりだと思うのだが、どうだろう?
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HOTWHEELS HONDA CIVIC TYPE R 2018
最近、やたらとホンダに触れる機会が多いような気がする。当方が日本車メーカーで好きなのはトヨタ。それはともかくとして、ミニカーのカスタムネタしかり、購入品しかり、やたらホンダに触れている。
と、気付いたのだが、これって当方が敢えて手に取っているというよりも、マテルがやたらホンダを精力的にリリースしているということ。今年の注目モデルも、去年の注目モデルも、やはりホンダが目立つ。次点は日産。というか去年は日産が目立っていた。
ということは、次はトヨタか? なんてこともなく、おそらく日本車からは少し離れてアメ車と欧州車が目立つのが来年のようす。まあ日本車も同時にリリースされるだろうけども。ともあれ、マテルはそれだけ我々に目を向けて、我々の心を掴んで離さない。
今回のエントリーはホンダ・シビック タイプR 2018年型。FK8型とも言われていたか。久々にFD型シビックを思い出すような、「シビックらしい」シビックに思える現行シビック。
まあ初代のシビックを「らしさ」とするなら、FK2やらその辺りのシビックの方が従来のシビックに近いのかもしれないが、当方の世代でシビックと言えば、やはりFD型の無難なスタイルなのだ。現行のFK8は決して無難とは言い難いが、それでもFD2を思い起こさせる存在だと感じている。
そんなホットウィールのこれ、2020年のセカンドカラーなのだが、これがまた実にイレギュラーな存在。カラーリングのモチーフは何かしらのホンダ公式のレースカーだと思うが、当方が気にしているのはそこではない。
通常、ホットウィールはファーストカラーとセカンドカラーとで、タンポが大きく変わることは殆どない。
しかし、今回のこのFK8タイプRはそれが大きく覆っている。ファーストカラーは黒のボディにライト類のタンポ。だが、このセカンドカラーはリアライト回りのタンポが無くなる代わりにホンダレーシングのタンポに変わっている。うーん、これまでにこういうケースって存在しただろうか。
これは一つの可能性だが、もしかして、来年はベーシックでのリリースが無いからこそ、ここにきて変化球を投げてきたりして。
或いは。タカラトミーの50周年のタイプRに対抗意識を燃やしたか。まあその可能性は限りなく0に近いだろうが。
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MATCHBOX LEXUS GS430
つい先日、1泊2日で旅行に行っていた。時期が時期だが、ハッキリ言ってしまえば「今旅行に行くべき」。だって、人が少ないんだもの。快適そのもの。旅行好きなら是非ともこの機会に行って欲しいと思う。無論、しっかりと感染症対策をした上で。
さて、それはともかくとして、今回のエントリーはレクサス。
レクサスのミニカーと言うと、最近になるまで、あまり多くなかった印象がある。そんな中でも比較的製品化されることが多かったように思えるのが、レクサス・GS。そのスタイルからわかる通り、アリストの後継車。最終型アリストの欧州車をライバルとし、当時のベンツ風のヘッドライトも継承されているGS。
中学生まで住んでいた家の近くにあった相撲部屋の前に黒色のこの代のGSが止まっていたのもあって(数年前の時点でも止まっていたのでまだあるのかも? この情報だけでもわかる人はわかりそうだ)、レクサスの中でも比較的、当方の中で印象の強い車だったりする。おまけに、マッチボックス以外にもトミカから「初めての」レクサスとして製品化されていたのもこれ。あの当時、トミカでレクサスと言えば、リミテッドでリリースされたGSとLFAくらいだったのではないかと思う。
2010年代半ばくらいになって、ようやく通常ラインナップにISやらRCやらが加わってレクサスのミニカーは増えたが、それ以前のレクサスはやはり高級車ブランドとして確立していたのもあってか、やたらこの辺のライセンスが厳しかった印象がある。だからこそ、数少ない、製品化されたレクサス・GSはより、印象が強かった。
トヨタから派生したレクサスだけども、今や、ライバルであるはずのドイツ御三家を明らかに超えていると思うのは当方だけだろうか。アメリカではハイウェイの有料レーンを「レクサスレーン」なんて呼ぶことがある、なんて話を耳にしたこともある。調べてもイマイチそれらしい話は見つからないのだが、仮にそうだとすれば、アメリカにおいてそれだけレクサスが「高級車」として認知されているということに。そう考えると、昨今の日本車ブームや認知の高さには驚く一方で、納得してしまう。
海外ドラマですら、足音をあまり立てずに静かに近寄ったキャラクターに対して「プリウスかと思った」なんてセリフが出てきたりするくらいだし。
今のところマッチボックスでは唯一のレクサスだが、来年の新金型の一つとして初代LSが製品化予定。日本ではセルシオのそれ。
うーん、当方としては2代目のLSか現行モデルをやって欲しかったというのが正直な印象。尤も、ここで初代を選んだのは、それだけレクサスというブランドの中で初代LSが与えた衝撃が凄かったのをマッチボックスが、マテルが認知しているということなのだろうが。
ただ一点、刮目すべきは、現時点でこのLSは「サンルーフ」仕様であること。トミカのLSこと、トヨタ・セルシオはクローズドルーフ。この差別化は地味なようで結構大事なのではなかろうか。というかこのGSもサンルーフ付いているし、意外とマッチボックスはサンルーフが好き?
さて。実はこれも例に漏れずセインツロウのそれ。セインツロウでは「Eiswolf」の名前でGSをモチーフにしたラグジュアリーなセダンが出ているのだ。初代、2、4と登場した。Eiswolfはドイツ語らしく、英語に直すと「Icewolf」らしい。
性能も良い、デザインも良い、カスタマイズ性も高いと比較的良いことずくめかつ、元ネタが元ネタだけに割とセインツロウの中でも比較的人気な車という印象がある。
以下、また音楽の話を。夏の間は80sを中心に紹介でもしようかと。
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HOTWHEELS CUSTOM OTTO
セインツロウの元ネタシリーズから外れて。今回のエントリーはホットウィールの「カスタム・オットー」。
一応先月のアイテムで、今月にも乗ってきたアイテムだが、先月入手した際は開封せずにそのままサマリーポケット送りにしてしまったので、改めて入手し、開封。
8月に入ると同時に天気が一気に回復。そのまま梅雨明けも発表され、あまりの唐突さに呆気に取られてしまったが、熱い代わりに夏らしい天気が続くようで一安心。なんだかんだで一番好きな季節は夏なのだ。
と、こちらの話を。
既に各所で紹介もされているので、今更感あるのだが、このアイテム自体は「The Lost Redline(=迷子のレッドライン)」として有名なそれ。初期ホットウィールのパッケージに描かれていたマッスルカーこそ、このマシンなのだが、驚くことにデザインセンター内部で金型が紛失。そのまま発見されずに、本来なら17種が予定されていたファーストリリースは「オリジナル16」として、リリースされた……という曰く付きのアイテムだったりする。
無論、その金型は見つかっておらず、このアイテム自体はミスター・ホットウィールとして知られるラリー・ウッド氏がそれを再現したモデルらしい。この辺の経緯はおそらくホットウィールコレクターなら知っているであろう、
にわかマニア氏 が解説しているので割愛。
当初リリース予定だったそれが、ライセンスドカーだったのか、はたまたオリジナルマシンだったのかは定かではないらしいが、復活したそれは完全にオリジナルカー。当方の印象としては、ポンティアック・GTOやらチャージャーのような60年代後半のエッセンスが加えられている印象を受けるのだが、当初のそれもその辺のマッスルカーだったのか、はたまたこれのように、その辺りを意識したオリジナルカーだったのか。神のみぞ知る……。
世界はありとあらゆる偶然で成り立っているように思えるが、もし、このアイテムが紛失されずにリリースされていたとしたら、今のホットウィールやミニカーを取り巻く環境はどうなって居たのか。少しばかり気になるところでもある。
尤も、「選ばれた」後では「もしも」の話は空想でしか実現し得ないのだが。だが、その「もしも」の話をするのは案外楽しいものではないかと思う。まあ、このカスタムオットーの話だけでは何も想像しようがないのだが。少なくとも、今のように脚光を浴びるようなキャストではなかっただろうなあ……。
以下、音楽の話。
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