MATCHBOX SUPERFAST FORD CROWN VICTORIA POLICE CAR TEXAS HIGHWAY POLICE
また懲りずにマッチボックス新製品の更新。こちらは輸入品ではないが、ほぼ同時期に入手したスーパーファストシリーズのクラウンヴィクトリアパトカー。ムービングパーツシリーズの金型が今年はスーパーファストに使われ、テキサス・ハイウェイ・パトロールカラーを纏ってのリリース。
そういえば、THPのパトカーはマッチボックスで去年くらいから精力的にリリースが行われているような。未入手だが、THPの5台マルチパックがリリースされていたし、今年のマスタングアソートにもFOXマスタングポリスカーがTHPカラーを纏っていた記憶がある。
一応1stエディションという扱いになるであろう、
よくわからないブラウンのシェリフ仕様 (第三世界的blogのワイキキ氏の記事を引用させていただきたく)と未開封ながら一部地域で出回っていたらしいNYPD仕様、そしてこの3つ目と今のところ、全て網羅している当方。
やっぱりトミカもそうだが、こういうギミックってデフォルメが入っちゃうとは言えど、あった方が楽しいよなあと。まあパトカーで後部ドア開いても犯人を放り込むっていうシチュエーションにしかならないけども。
3つ目のバリエーションと言いながらも、なんだかんだで今回のバリエーションは何気に新規でもあったり。というのも、1stおよびNYPDカラーのムービングパーツでは何故かタクシーサインだったルーフが今回はしっかりとバータイプのサイレンになっている。
風の噂で、1stエディションのシェリフ仕様には少数、バータイプのサイレンの物も出回っていたらしいのだが、現物を持ってるという人を見たことが無い。まあ日本でマッチボックスはマイナーなブランドなので致し方ない……。
にしても、限度があるとはいえ、実際のTHPのカラーリングはルーフも白。マッチボックスではコストの関係でボンネットとトランクに留まってるのがちょっとばかり勿体ないような気がしてしまう。だが、架空の良くわからない色のパトカーよりかは、俄然、実在する警察機関を再現した仕様の方が盛り上がるよね。
にしても、いつになったらタクシー仕様のこの金型のクラヴィクが出るのだろうかと思ったり……。北米ではクラヴィクのパトカーもタクシーも数を減らして久しく、そろそろ生産終了から9年が立とうというような車種にも拘らずこうして製品化され、ラインナップされるのはそれだけ北米において(特にそれを知る世代からしてみれば)タクシーやパトカーといえば「クラウンヴィクトリア」(≒フルサイズセダン)というのが刷り込まれているのかも。まあこの辺は何度も触れた話なのだが。
もし、今の(アメリカの)車好きの子供たちに「パトカーと言えば何の車種?」「タクシーと言えば何の車種?」と聞いたらなんて返ってくるのだろうか?
日本で今の(日本の)パトカーを聞けば「クラウン」、タクシーは「クラウンコンフォート」か「JPNタクシー」だろうが、アメリカのようにこういう車種でさえ自由の国となると、正直想像が付かなかったり。
当方の予想ではパトカーはおそらく「エクスプローラー(=インターセプター・ユーティリティ)」で、タクシーは「カムリ」か「プリウス」じゃないだろうかと。
いや、下手したら今のアメリカの子供たちってタクシーって言ってもピンと来なかったりして。UBERやLYFTのような配車サービスが主流になった現在、タクシーなんて使用頻度は減ってるだろう。
流石に次のリリースはタクシーだろうか、と思いつつ以下、現在のアメリカ事情について軽く。
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Matchbox MBX Self-Driving Bus
これまた今年のニューカマー。架空車ながら元ネタが存在するものでもあり、当方的には割と楽しみにしていた車種の一つ。
前後がこれまた同じで、更にカシメ位置も独特で驚きの連続だったり。一応逆方向から撮っているのだが、前後が同じなのでおそらく違いがわからないであろう。
例の如く、支柱がぶっ刺さったモデルかと思いきや意外や意外、なんと車内側でカシメた後、プラボディを被せるという、徹底的な再現ぶり。逆に言うとどうやって解体すれば良いのかわからないのでカスタムには不向き。まあこんなのカスタムする人は居ないだろうが。
昨今、自動運転を身近に感じられるようになりつつあるが、この自動運転電気バスは日本をはじめ、アメリカ、ヨーロッパ、中国などでもこの手の物が出始めてる。完全にコントロールされ、時速30km/hにも満たない程のスピードだったと思うが、ある種、トラムとゆりかもめのような自動運転の電車が合体したようなものと思えなくも。池袋でも形こそ違うが、これに近いものが走ってたような気がする。
まだまだ自動運転に課題は多いようだが、おそらく10年もしないうちにどんどん普及するのではないかと当方は踏んでいる。まあ第二次冷戦のような、民主主義/資本主義国家 対 共産主義/社会主義国家のような構図が再び生まれだしてるので、どう転ぶのかは皆目見当もつかないのだが。
にしても。自動運転・無人運転バスで電気自動車なんていうと、やっぱりサイバーパンクみを感じてしまう当方。こんなデザインのバスが当たり前に街中を走り出した日には、いよいよサイバーパンクな世界がやって来たって思うんだろうなあ。一体何年かかるかもわからないが、ゆっくりと、着実に「サイバーパンク」の世界はやって来ていて、まだまだ実現して居ないものこそおおけれど、人間が考えうるサイバーパンクは頭打ちになって来てるんじゃないかと思う今日この頃……。ワクワクする反面、退廃的な世界がそこまで迫ってる事を考えると、手放しには喜べないな、なんて。
なんとなく、来年リリースされるとしたらウィンドウカラーが緑になるような気がする。
今回より、なんとなく気が向いたので久方ぶりに「にほんブログ村」に登録し、ランキング参戦してみた。
と言ってもライバルが軒並みツイッターのフォロワーかつ、そもそも自己満足&日記のように記しているのみのブログなので太刀打ち出来る気はしない。もし、気が向いたらボタンをポチっと。
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MATCHBOX MOVING PART LAMBORGHINI CENTENARIO
おそらく日本最速入手&最速レビューなんじゃないかと思える今回のエントリーはムービングパーツシリーズの新作、ランボルギーニ・チェンテナリオ。既にトミカやら京商、マイストなんかでも製品化されて居て、ホットウィールでもロードスターが製品化されてるが為に、大分胃もたれ気味……と思いきや、マッチボックスのチェンテナリオはそれらのチェンテナリオを大きく異なる。
そう、ムービングパーツシリーズでリリースされていることからわかるように、ドアが開くのだ。
ポップアップタイプのスペシャルなドア、シザーズドアギミックを再現。思えば、トミカプレミアムのランボルギーニ・ディアブロSVもこのタイプのドア。この再現度、圧巻。
とは言え、トミカプレミアムとは違い、コストの関係か、はたまた安全性当の問題なのか、手にするまで気が付かなかったのだが、ドアがプラスチック。手にするまでわからなかった、ということを考えれば出来が良いと言えなくも……。
だが忘れてはならない。マッチボックスは他のチェンテナリオと明確に差別化する為に他にも数多くのポイントを稼いでる。
例えばドアミラー。スケールミニカーでは当たり前でも、この手のミニカーで、なおかつスーパーカーでドアミラーとなると一気に数が減る。トミカでドアミラーが安全上の理由からオミットされてしまっているわけだが、ホットウィールでも再現は無かった事を考えるとこの差別化は大きくポジション確立に貢献していると言えよう。
次。リアウィングが「走行状態」の物になっている。アクティブスポイラーと呼んだだろうか。昨今のスーパーカーは一定速度を超えるとウィングがせり出すアクションを持つものが増えた。最たる例はやはりブガッティ・ヴェイロンから始まるそれじゃなかろうか。
ホットウィールでも、例えばマクラーレン・P1なんかはこの「走行状態」だったりするが、ランボルギーニだとマテル史上初なのでは?ましてや、チェンテナリオで走行状態となると、ますますこのマッチボックスしか存在し得ないだろう。
……と、かなり大満足の1台。うーん、マッチボックスの輸入。大金を叩いて大量に輸入したが、その甲斐あったと言える。もし、C8コルベットとディーヴォが同じアソートだったらまた輸入しても良いな、なんて。そしてテキサスからおまけを付けてくれた輸入元のショップに感謝を表しつつ。
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MATCHBOX RENAULT KANGOO EXPRESS 2018
製品版のカングーの情報が出回り出した時、お恥ずかしながらサイドに描かれているサボテンがマリファナかなんかのハッパに見えていた。おそらくGTAのやり過ぎが故にそんな風に見えてしまうのだろうが、これサボテンだよって教えてくれたのは仲間内で良く話すマッチボックスの話題を良くする「イツメン」。
当方、ルノーと言えばメガーヌやらアルピーヌやら、そういう車の方が好きなのだが、なんだかんだでフランス車ってまだオシャレなんだよなって思わせてくれるのがカングー。実用車なのにオシャレっていうのは昔からフランス車によく見られたように思っているが、今にしてみても、実用性の高いオシャレな車って大体ルノーなんじゃなかろうか。
まあ、そんなルノーも今回のCOVID-19で煽りを喰らってかなり経営がひっ迫しているらしく、一歩間違えれば中国企業に呑まれるんじゃないかという危機感も抱いてしまう。
さて、話は逸れたが、このカングー、やはり車種チョイスなだけに製品化予告の時点で結構期待値が高い車両だったようだが、蓋を開けてみると……?
これはインスタで見かけたカングーのポスト。機械翻訳+当方の翻訳&意訳したところ
”ルノー カングー エクスプレス、予期して居なかった車種チョイス、早く手に入るのを心待ちにしていた一台!しかしこれを手にした途端、これがアメリカドルの為のコストカットが如何にブランドイメージを傷つけているかを再確認させられた。いくつかのキャストはこのような厳格なコストカットが行われて居て、残念なことに新しいカングーはそれに選ばれてしまった。ただただ、チープ。3インチのカングーはノレブ、マジョレットと居るが、マッチボックスはそれらに劣っている。成形色のグレーのプラスチックシャシー、フロントや後部のライトディティールの印刷は無い、内装もない。残念!” 概ね、「イツメン」のフラ車(も)好きの一人と同意見。
当方は元々興味が無かったのだが、このレビューと「イツメン」の興味の失せたこのカングーが逆に気になったので開封してチェック。
ということで当方の私見を。
まずサイズ感。スケールモデルと違い、トミカ、マッチボックス、ホットウィールのようなブランドは1/64前後のサイズ感で統一離されて居ない。その為、結構他のモデルと並べるとサイズ差で愕然としてしまう事も多い。当方が重要視する要素の一つ。
マッチボックスは去年のNV150しかり、バンを(コストカットの為か)小さめに作る傾向があり、カングーも意外と小さく感じる。
その為実測してみた所、1/62~1/63辺り。アレ、数値の上では普通。でもカングーってそんなコンパクトなのか?と疑問を抱いてしまう。
実測値が1/68前後のエクスプローラーやら1/71と公言されているクラヴィクのマッチボックスと比べるとかなり小さく感じるのだが……。マジョレットは大きいというのは知っているし、ノレブは持っていないがこれまた大き目という話を聞いているのでもしかして、それらの相乗効果でカングーは大きい車、という認識が染み付いてしまっただけか?
次にディティール。モールドの彫り、出来栄えは悪いとは思わないのだが、やはりヘッドライトやリアライトの彩色無しは減点になってしまうか。
当方はカスタマイザーでもあるので、リペイントしてライトは手書き、或いは既製品のライトに色が無いものに色差し、なんてことをやるし、それを楽しいと思っているくらいなので、あまり気にしたことが無かったのだが、普通の人はそもそも手を加えるなんてことをしないので、ライト等の彩色が無いと地味でインパクトに欠けてしまう。そもそも、当方は陰影の付いたライトの書き込みが苦手なので、マテルの陰影付きのライトタンポって結構リアリティでカッコ良く思える。だけに、それが楽しめないのは確かにイマイチか。
個人的に一番問題だと感じる点はやはりインテリアレス。内装の再現性の高さはそこまで求めてるわけではないが、マッチボックスはインテリアにアイテム等の小物を置く事が多いのでそれを見るのが楽しいというのに、それが出来ないのは実にマイナス。
そもそも、ボディ、シャシー、ウィンドウ、インテリア、前後のタイヤでパーツ分けをしてるはずなのに、そのインテリアが吹っ飛んでその分のコストがどこにかかったのか? どこにもかかって居ない。故に「コストカットモデル」と言わざるを得ない。
尤も、2017年辺りではインテリアレスのフィアット500Xが居たりしたようなので今更なのかもしれないが。一応2018年リリースのものではインテリアが付いていたが、やはりインテリアレスで厳格なコストカットはあまり好ましくない。インテリアレスで許されたのはやはり59シェビーだったりランドローバーだったり、ルーフの取り外して遊べるパーツ付きのモデルくらいだろう。これはインテリアの分がここに回っているのみだし。
個人的には良いモデルとも思えないが、言う程悪くもないモデル……という感じ。チープなのは否めない。だがカスタムすればそれなりの見栄えにはなるんじゃないかと思ったり。
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MATCHBOX FORD POLICE INTERCEPTOR UTILITY 2016 CHP
さて。事前にお話ししていた通り、北米より荷物が着弾。フロムテキサス。テキサスなんてあまり意識した場所ではないのだが、どうも記事にはしていないが、PIUのChoose your rideが居るのがテキサス・ヒューストンの警察らしく、そして今回のこの荷物の購入元であるアメリカのショップもヒューストンにあるらしい。うーん、一度行ってみたいかもしれない。ヒューストン。どんな街なのだろう?
今回のエントリーはマッチボックス2020 ウェーブD(ケースV/パワーグラブ ケースR)、つまり最新アソートに含まれているアイテムであるフォード・ポリスインターセプターユーティリティ2016。
昨年の11月頃に記事にした、2019年リリースの
1stエディション からおおよそ半年で登場となった2ndカラーは誰もが予想した通り、パトカー意匠をまとっての登場。確か3月頃には試作品がちらっと写って居てテンションが上がったのを覚えている。PIUが好きだし、白黒カラーのパトカーが欲しかったから。
タンポの量も増えて、色合いも完璧。雰囲気も完璧。もし、アメリカ人なら絶対欲しくなるだろうなあと。そのせいなのか、ebayでは出品がまだまだ少なかったり。今回、ケースを丸ごと輸入したのもこれがどうしても欲しかったというのがある。1ケースに1台しかないのでなかなかレアなのだが、ネットショップで出回りだしたら無限回収しようかと思っている。
と、話は逸れたが、例の如く、十分な彩色を完璧な彩色へと変化させた。中途半端なヘッドライトタンポを修正、フォグランプおよびサーチライトの追加塗装、フロント・リアのフォードバッジの塗装。これだけでもう完璧。見れば見る程、そのカッコ良さに惚れ惚れしてしまう。タクシー好きな当方だが、エクスプローラーもとい、PIUの存在はアメパト好きを加速させてしまった。
しかしながら、実は言うと2016-2019のPIUのCHPって少数派だったり。前期型はそこそこ数が居るようだが、後期型はあまり写真にヒットしない。まあ白黒パトカーなのであんまり大きく考えても……とは思ったりするのだが。
にしても、1stエディションのファイアチーフは何故かトリム類がゴールドだったのも相まって、おもちゃ感も強く、チープな雰囲気が漂って意外と敬遠されがちな印象だったが、こっちはなんたって白黒パトカーかつ、アメパトの代表格とも言うべき「Carlifornia Highway Patrol」仕様なので多いタンポも相まって人気必至だろうなあ。
マッチボックスでは意外とCHPのパトカーがリリースされており、手元にクラウンヴィクトリアのCHPが居たのでどうせなら、とセットで撮影も。
流れでCHPのクラウンヴィクトリアも紹介。
MATCHBOX FORD CROWN VICTORIA POILICE INTERCEPTOR CHP
10年前のパトカーと言えばまだまだクラウンヴィクトリアだった。それが10年経った今、車にも「多様化」が訪れ、気付けば主力なのはPIU、セダン型として主力なのがチャージャーPP、後は少数のレスポンダーとそこそこ台数の居るタホ……という印象。
調べて知ったのはこのクラヴィクのCHP、実は1stエディションだった、ということ。考えてみると、モナコパトカーも1stエディションはCHPカラーだったような記憶がある。そう考えると明らかに「パトカーで出すぞ」と匂わせて、ファイアーチーフで変化球を投げてきたPIUって結構異端だったのでは……なんて。
CHP最後の1台のクラヴィクが引退してそろそろ1年。
アメリカではクラヴィクのパトカーも、タクシーも姿を消しつつある。イエローキャブの調査を続けて居るが、数日前の時点で残り39台。インスタグラムでクラヴィクタクシーのドライバーを見つけたのでコンタクトを取ったところ、現在クラヴィクを使っているのは所謂生活困窮者に近いドライバー、つまるところタクシー車両を買い替えるお金の無いドライバーとのことで。近いうちにすべてのクラヴィクが引退するだろう、とのこと。
年内がギリギリなのだろうが果たして間に合うのかどうか……。緊急事態宣言が解除だ、なんだとやっても、肝心の海外旅行が年内に行けるのか不安だ。なにがなんでもクラウンヴィクトリアのイエローキャブに乗り、写真に収めるつもりだが。
もし、クラヴィクの後継が完全にエクスプローラーで、タクシーもエクスプローラーだったら、きっと何も違和感を覚えることなく、チェッカー・マラソンがカプリスに。カプリスがLTDやクラヴィクになったように、自然と受け入れた気がする。アメ車からアメ車にバトンタッチされるのであれば、当方は何も思わなかった気がしてならない。
ということで、暫くはたくさんネタがあるのでのんびりと更新を。最新マッチボックスを楽しんでいただけたらと思う。
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HOTWHEELS SUBARU WRX STi 2016 RONIN
セインツロウ。どういう経緯で知ったのかは思い出せないが、GTAクローンゲームとしてWikiだっただろうか。そういうサイトで存在を知り、そして調べ上げて気になったのでPS3版の「2」日本語版をプレイ。
当時GTAや車ゲーばかりやっていた当方だが、そのGTAを優に上回るぶっとび具合とカスタム性の高さに驚愕し、そこからどっぷりとハマって行った。確か3の情報がちらほら出始めたぐらいだったと記憶してるので、2011年の夏くらいか。
2、今思うとやはりグラフィックに難点しかないのだが、やはりシリーズでも随一のカスタマイズ性の高さとずっと遊べるゲーム性というのは以降のシリーズでも見習ってほしいと思ってしまったり。
The 3rdが発売されてプレイした時、がっかりはしなかったのだが、なんだか違うな、という印象だった。実際、1周してその後しばらくは遊んでいたが、すぐに飽きてGTAやら2に戻った記憶がある。
その後「4」が出るも、開発初期段階は車も3と同じ、グラフィックも大差ない、雰囲気から言って3rdの追加要素版という印象しかなかった……のだが、4に関しては開発が進めば進むほど、3とは明確とまでいかずとも、大きく異なり出して行ったこと、ゲーム史上初SUVのタクシーが登場した事で早々に購入を決意。北米DL版を購入したのが記憶に残っている。それくらい早くやりたくて仕方ないゲームだった。
時は巡り。Gat out of Hellだの、Switch版3rd、4が出たりPS4版4が出たりとあったが、今回3rdのリマスター版がリリースされるらしく。当初はただ高グラフィックになっただけ……と思っていたのだが、どうもそうではないらしい。というのも、キャラクター、武器、車諸々のモデリングが作り直されており、車に関してはもはや別物レベルのもちらほら。となると、やはり気になってしまう。うーん、すぐは無理でもいずれはやりたいところ。
と、長々とセインツロウの思い出だのなんだの綴ってしまったが、今回のエントリーはセインツロウ2に登場した日系ギャング組織「ローニン」仕様を模したスバル・WRX STi。ベースは言わずともわかるであろう、ワイスピアソートのWRX。代理分もあったのでケース買いし、そのまま放置しかかっていたWRX STiだが、セインツロウのWakazashiというセダンを観て、そう言えば似て居るよなあと思い立ってすぐさま制作に取り掛かった。
2008年リリースなので現時点での最終型WRXがモデルになるわけないのだが、セインツロウはどういうわけか、時代を先取りしていたのか?と思えるような車がちらほら居る。おそらく元ネタはランエボとインプレッサWRX、カムリ辺りなのだろう。
「浪人」のリアバンパーステッカーはゲーム内に登場するもの。他にも「忠烈」「栄誉」「龍」と「浪人」を入れて4パターン存在していたはず。
設定的にはおそらくヤクザかなんかなのだろうが、そんなヤクザ居ないだろう。勘違い日本が取り入れられまくっている上、外国人が無理して日本語を話してるのでカタコトの日本語ボイスが聞けてなかなか面白い。今の時代なら間違いなくコンプライアンス違反だの人種差別だのなんだの騒がれて変更せざるを得なくなっていることだろうに。
個人的には是非とも2のリメイクをお願いしたいところ。しかし、今回の3rdリマスターの本気度を見るに、もしかしてセインツロウ5は……と思わなくも無かったり。今の時代、やはり末永く遊べるゲームって大事だと思うのだ。
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MAISTO HONDA ACCORD
EKシビック同様、このマイストのアコードも高騰しているうちの一つ。
アコードと言えば、日本では現行になればなる程、あまり販売成績が良い部類の車ではないという印象だが、これが北米では一転して、カムリに並ぶ、大衆セダンという印象。
尤も、北米でもやはり年式が新しくなるにつれて販売台数は落ちているように見える。セダン離れが進み、ついにカムリの販売台数をRAV4が抜いたと言う話も聞く当たり、セダン離れは致し方ないのかもしれない……。
そんなこんなで、この辺りのアコードはアメリカの情景には欠かせないだろうとEKシビックとセットで購入したまでは良かったのだが、手にして驚き。なんと、このアコード右ハンドルで北米仕様ではないのである。
となると日本仕様か、はたまた香港仕様か。まああまり詳しくは無い車種かつ、そこまで調べようと言う気にはならなかったので割愛。
もしかすると手放すかもしれない。ということでEKシビックにした彩色もアコードにはせず。最悪ホンダ車好きのフォロワーに売りつけても……なんて思ったり。
12月のジオラマ会の主催の一人であるタクミ氏が香港仕様(≒右ハンドル)に拘るように、当方もまた北米仕様(≒左ハンドル)に拘っているわけだ。日本の情景ならまだしも、当方が再現したい情景はアメリカなのだ。
にしても。最近のミニカーはどうも「相場」が固定されがちな気がしてならない。おまけに、その相場は上がって頭打ちになれば自然と下がる。まあこれって市場原理と言う奴なのだろうが、昔はここまで変動するものだっただろうか?と思わなくも。
だが、今でこそ更新が終わってしまった「私設トミカ博物館」なんかにも価格相場が掲載されていた記憶があるので、当方があまり把握して居なかっただけなのかもしれない。
だが、100均のミニカーが1台2000円近い金額になるなんて事、誰が予想出来たのだろうか。
以前、ミニカーブランドがアイデンティティを確立する方法の一つとして、当方が感じたのは「そのブランドでしか製品化されて居ない車種」の存在だと語ったような記憶がある。
ミニカーは「誰もが好き」か或いは「多くの人が知って居る」車種が製品化されやすい。当然だろう、老若男女問わず名前が知られている車を製品化した方が、より多くの人が買ってくれるのだから。
だが、そういう車種は同時に競合する。他社ブランドも同車種を出す。独占ライセンスでもない限り、そうなるのは極々自然な事。
だからこそここで重要になってくるのは「そのブランドにしかない」車種。独占ライセンスは推奨したくはないのだが、コレクターを焚きつける大きい要素はまさしく「専用車種」に近い存在ではなかろうか。
それに絶版となり、容易に手に入らなくなる、という付加価値が加わった結果、というのがEKシビックしかり、このアコードなのではないだろうか。
尤も、元から不人気だったりニッチなチョイスだと高くなることはほぼほぼ無いのも事実なのだが。
以下、余談。
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HOTWHEELS CHEVROLET CORVETTE ZR1 CONVERTIBLE
C8コルベットが正式に発表されてから半年程か。
従来のコルベットと言えば、FRスタイルの所謂「ロングノーズ・ショートデッキ」と呼ばれるボンネットの長さが特徴的だった。
新型が発表される2年ほど前、C7が現行だった当時は次期型コルベットがミッドシップスタイルに変貌するというリークを受けて、当方に限らず、長らくコルベットやアメ車に親しみを抱いていた人達は大いに驚いたことだろう。
長年、このロングノーズ・ショートデッキを貫いてきたコルベットのスタイリングが大幅に変わる。コルベットと言えば、現代の、競争化社会で弱体化してしまったアメリカビッグ3の中でも数少ない「アメリカンドリーム」の象徴とも言えるスポーツカー。そんなスポーツカーが大幅に変化する。ましてや、ミッドシップスタイルなんてプアマンズフェラーリになってしまうのではないか。
なんて危惧されていた印象だが、蓋を開けてみるとC8コルベットは紛れもなく「コルベット」だった。それがデザインだからなのか、性能だからなのかはわからない。だが、C8コルベットはプアマンズフェラーリなんかではなく、GMが世に送り出す、最先端のアメリカンスポーツカー。思えば、GMはC4開発次点でコルベットをミッドシップにしたがって居た。さらに言うならば、何度もコンセプトカーとして、ミッドシップのスポーツカーをGMは作ってきた。そして2019年。ようやくGMはGMが思い描く形にコルベットを落とし込むことが出来た。GMは四半世紀の時を経て、ようやくGMが思い描く本来の「コルベット」に出来たのだろう。
と、コルベットの話は兎も角として。生憎、まだC8コルベットのミニカーの新製品、それも3インチとなるとまだ販売すらされて居ないのが殆どかと思う。我らがトミカもホットウィールもC7まで。逆に、マッチボックスはホットウィールより先行して製品化ライセンスを得たらしく、2020年の新モデルとして登場予定。が、相変わらず出る気配がない。ディーヴォもC8もレネゲードもいつ出るのだろうか?
今回のエントリーはホットウィールの今年の新モデル、「コルベットZR1・コンバーチブル」。日本ではまだ未発売なのだが、どういうわけか某ショップの店頭に並んでいたので確保。
ホットウィールなんて、最近は日本車くらいしか見向きされず、アメ車なんてスルーされがちだと言うのに、今日(厳密には昨日)発売のワイスピアソートはどういうわけかなかなか好調な売れ行きらしく、F-150とGNXは早々に店先から消えたとか。新規金型の強みというわけか……。
C7コルベットはHWではマスタングやカマロ、チャレンジャーと並んで数多く製品化されている印象。覚えて居る限り、14年型C7、C7コンバーチブル、C7R、17年型C7 Z06、Z06 コンバーチブルと5種類?
今年の新モデルのこのZR1は現時点では「最後の」ロングノーズ・ショートデッキスタイルのC7最後のハイパフォーマンスモデル。去年トミカでも製品化されていたっけ。
そのタフなスタイリング故なのか、どこかずんぐりむっくりしているような気もする。
にしても、オープンカーなのに、ここまで解放感よりも、今にも唸りそうな雰囲気がある。
にしても。ホットウィールではなく何故マッチボックスの方が先にC8を製品化したのか、と思ったりもしたのだが、ZR1の登場により、それがホットウィールには「最後のロングノーズ・ショートデッキ」のコルベットを、マッチボックスには「最初のミッドシップ」のコルベットを製品化させて、棲み分けさせて居たという事が判明して、妙に納得してしまった。早い所、C8コルベットのマッチボックスがリリースされたら是非とも並べてみたいところだ。
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MAISTO HONDA CIVIC EK
その昔、100均ミニカーと言えばマイストかWellyだった。と言っても、当方がまだ小学生~中学生くらいの話で、気付けばその手のミニカーは消え失せ、オリジナルのブランドだったり、どこのメーカーのものかもわからないミニカーになって行ってたと思う。
その昔は、たかが100均のミニカーだと侮っていた物だが、今にしてみると、結構マイストやWellyくらいでしか製品化されて居なかったような車種も多く、例えば今回のエントリーであるEK型シビックなんかもそのひとつと言えるだろう。
当方が一番好きなシビックはEG型。その次がこのEK型で、どちらも当方のバイブルとも言えるゲーム「ランナバウト3」のザコ車として登場して居たもの。
EKなんて出ていたか? と思うかもしれないが、Lv.5「突破」のスタート地点から程近い、ブルックリン橋のたもと付近に白色のEKらしきコンパクトハッチバックが「プログラマーさんの愛車」として登場して居る。破壊するとバス何かと同じで中から人が飛び出す仕様で。
当時、プログラマーの意味を知らなかった当方はプログラマーという人がいるのかと思っていたのだが(今にして思うと、この手の言葉の間違いというのは子供には多く見られるよなあなんて)、正しくはランナバウト3をプログラムした人の愛車がEK型シビックだった……ということなのだろう。
開発元のクライマックスが解散して久しいが、何かの拍子で内藤寛氏が再びランナバウトを世に送り出してくれない者かと思ったり。一応正式な続編として「ランナバウト・コンボイ」なるスマホアプリが出ているのだが、これはちょっと求めているのと違うのだ。
さて。EKシビック、ここ数年でTLVが製品化したり、innoだったか、香港系ブランドがリリースしてくれたおかげでEKシビックの3インチの少なさは大分解消された印象がある。噂によればトミカプレミアムでも古いシビックタイプRが出るとか出ないとか。まあ夏のリリース予定がCOVID-19の影響で大幅に狂ってるので、あまり期待は出来ないのだが。
しっかし。相場の高さには驚かされる。それだけ人気というのもわかるが、何故シビック、ひいてはホンダ車に対し、魅了される人が多いのか。少しばかり不思議に思う。当方もホンダ車はずば抜けて好きと言うわけではないが、かといって嫌いでもない、そこそこ好き……というような車種が多い。うーん、不思議。何か魅力を感じる。その魅力がイマイチわからないのだが、古今東西、世界各地でホンダがトヨタとは別のベクトルで愛されるのには何か理由があるのだろう。
余談だが、どうやらマイストのこのEKシビック、OEMのエドカー版が存在するらしい。詳細はイマイチわからないが、OEMというのもマイストやWellyでは珍しくない……という印象。この辺も突き詰めて行くと、キリが無いのだろうが、それもまたミニカー集めの醍醐味というべきか。超が付くほどのマイナーかつ、ユルい造形はコレクションの対象ではないが、そこそこの、それこそマイストくらいの程度であるならば、ちょっとばかり集めてみたいと思ってしまったり。
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MOTORMAX PAGANI ZONDA
10年前と言えば2010年。考えてみると、この当時ってまだ当方、小学生だった。
今回のエントリーは前回から引き続いてパガーニ。
3インチの、それも京商のようなスケールモデル以外だと唯一ではないかと思う、モーターマックスのパガーニ・ゾンダ。
一時期高騰しているイメージがあったが、青色の希少性は薄く、高騰しているのはシルバーだけ……という印象。当方、なんだかんだでこのゾンダは2台持って居たりする。
モーターマックスは神崎ガチャと呼ばれるミニカーのガチャで流通しているもの以外ではおそらく正規での流通はほぼ無かったのではないかと思う。
その珍しい車種チョイスも相まって、車種によっては3000円はくだらないことも。球数が少なければその分だけ値段も上がってしまうというわけだ。マイストと言い、元値が300円程度でも、廃盤から時間が立つことで付加価値が生まれるという典型例ともいうべきか。
出来に関して言えば、スケールはやや大きめ。実測はしていないが、ホットウィールのウアイラの1.5倍くらいの大きさに感じられるので、スケール的には1/60より大きいのではないかと思う。
今でこそ、ムルシエラゴやガヤルドと並び、旧式のスーパーカーに片足を突っ込みつつあるゾンダだが、そのデザインはムルシエラゴ達と並び、現在でも通用するデザインに思う。ゾンダのヘッドライトなんかはウアイラにもしっかり継承されているわけだし。
思えば、当方がパガーニ・ゾンダの存在を知ったのは『GTAIV』に登場したスーパーカーの「Infernus」のモデルの一つとして含まれていたからだったなと。Infernusのリアはゾンダのような特徴的なリアで、当時この車の存在を知った時はこんな車が居るのかと思ったものだ。
ミニカーも集め、ゲーマーでもある当方は、ミニカー以外にもゲームから新たに車を知る事も多かった。その最たる例はやはりGTA。未だにGTAで追加された車種で初めて存在を知った車も多い。ここ最近のGTAは人気所は当然として、新興メーカーやら、マイナー車やら、それはそれはオタクというかマニアじみたマシンを元ネタにして追加することが多い。いくら架空車といえど、GTAは車好きがメインかつ、車好きが作っているゲームでもあるので、結構こだわりぬかれている事も多いのだ。
しかし、改めて。ゾンダを考えてみると、リリースは1999年。当方の生まれ年。
ディアブロが全盛期でムルシエラゴやガヤルドが生まれるよりも前にこのデザインを世に解き放っていたのかと思うと、かなり時代を先取りして居たんだと思わざるを得ない。2010年に生産を終えて、10年経った今でも通用するデザインとは、恐れ入った。
なんだかんだで最新のスーパーカーという印象を抱くウアイラでさえ、発表は2011年と、既にベールアウトしてから9年経つのだから、時間の流れを感じざるを得ない。そして未だに色褪せないデザインというのにも驚く。
ウアイラもそろそろ10年選手と言う事を考えれば来年か再来年にでも、後継モデルの話が出てくるだろうが、いったいどんなものになるのか、皆目見当もつかない。そして新型が出てもなお、ウアイラも、そしてゾンダも、型落ち感を感じることも少ないのだろう。イタリア車は機械というより工芸品というわけか。
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