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GRIZZLY GARAGE

自己満足の、自己把握用のデータベース。覚え書き。

ハロウィーン

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HOTWHEELS PLYMOUTH SATELLITE

世の中にはハロウィーンと言う物がある。当方、英会話教室に通っていたので、今ほど日本でハロウィーンが一般的な文化になるより先に、ハロウィーンがどういうもので、どういうことをするのか良く理解していた。

今でこそ、大人(やティーン)のハロウィーンとして、仮装・コスプレが当たり前になり、それで街を練り歩く良くわからないイベントになってる部分があるが、実際のハロウィーンは主に子供の行事として、キリスト圏の文化かつ、仮装するのもしたいからするというよりも、死者やお化け達が練り歩く為に、それに扮して生者と気付かれないようにする為……だっただろうか。
現代の、それこそ渋谷で行われるハロウィーンの色々な考証も散見されるし、問題も多く孕んでいる様子だが、実に興味深い記述もいくつか。紹介はしないのだが。

と、ハロウィーンの話はそれくらいにして、今回のエントリーはまさしく、「ハロウィーン」のホットウィール。
確かこれは2年前のハロウィーンアソートの1台で、ベースはプリムス・サテライトワゴン。サイドラインの常連と言う印象で、メインラインには今まで降りてきたことが無かったんじゃないだろうか。最近はMall in Mainlineだったか、そんな感じの名前でサイドライン限定の金型がベーシックに降りてくることも少なくなくなったが、これは降りてくるんだろうか……。

このサイドライン一番の特徴はやはりホイールだろう。

今年、ベーシックのビュイック・リヴィエラに使用されたこともあって、希少感は一気に薄れてしまった感じがするが、それでもまだまだ珍しいホイールではあるだろう。ドクロリム。現実にもドクロは記憶してないが、奇抜なホイールは数多く存在するので、こういうのも実在して居ておかしくないだろうと思うのは当方だけだろうか。個人的にはこのハロウィーンの雰囲気に適したカスタムは惹かれるのだが、いかんせん、10月以外に持って来られてもミスマッチ具合が激しいだろうな。

しっかしMUMMY MOTORSって……。一応、他にもこのサイドラインの車両は所有して居て、フォードF1トラックとオールズモビール・442オフロードを所持している。しかし、取り上げようにも見当たらず。442は開封して居ないので困難なのだが、フォードトラックはさて。

今回、これを記事にしてからマッチボックスのキャデラック・ホースの方が良かったかなあ、なんて思ったり。マッチボックスらしい、非常に芸細な小ネタを仕込まれているので、実に記事にしがいのある車種だったと、少し遅れて後悔。これはまた来年以降か。


……と、珍しく季節感ある記事にしてみたのだが、あんまり文章が伸びない辺り、こういうのは向いて居ないのかも、と思いつつ。最近は若干多忙気味で少し暇な時間が減りつつある。これもまた、今後の旅行の為と考えたら、少しはモチベに繋がるだろうか。もっと、いろんなところへ旅がしたい。なんて思いながら、来たるあまたのイベントに備えて。




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絶妙なチョイス

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MATCHBOX '16 FORD INTERCEPTOR UTILITY

2019年新モデルで、当方が一番渇望し、そして手にするのを心待ちにしていたのは2016年型フォード・インターセプターユーティリティ

ベースモデルはフォード・エクスプローラー。クラウンヴィクトリア亡きあと、フォードは2種類の警察車両向けの車両を発表した。1台はフォード・トーラスをベースにした新型「インターセプター」。もう1台はエクスプローラーをベースにした「インターセプター・ユーティリティ」。SUV型のパトカーはアメリカにおいては地方では比較的よく見る存在らしく、また広大な森林にも警察があるのでシボレー・タホとか、サバーバンとか、古くなるとブレイザーとか、そういうパトカーが結構当たり前に存在している。

今でこそSUVは街乗り専用の物も多いし、所謂旧来のSUV(≒クロスカントリー車、RV)とは別のカテゴリになったように思えるが、一部メーカーは街乗りとオフロード、つまり旧来のSUVの使い方が出来る様な車種をリリースしている。エクスプローラーもそんな中の1台だと言えよう。

そしてアメリカのパトカー。かつてセダンがスタンダードだったが、現代ではその光景も大きく様変わりして来ていると言える。というのも、従来のセダン型も勿論あるのだが、クラウンヴィクトリアと異なり、それは非常に窮屈らしい。それ故、向こうのオフィサー達はクラウンヴィクトリアに負けず劣らずの車両を求めた。

……その結果が、このインターセプター・ユーティリティなのである。おそらく、現在のアメリカのスタンダードなパトカーはインターセプターでも、チャージャー・ポリスパッケージでもなく、このユーティリティだ。

あれ、こんなこと前に書いたような。

同じことを何度も書いてもしょうがないので、マッチボックスの話をば。

最初にこれが製品化されるという話を聞いた時、当方は間違いなく最初はパトカーで来ると思っていた。だって、前述の通り、今のアメリカのスタンダードなパトカーはこれだから。

しかし蓋を開けてみて驚いた。なんとまさかのまさか、「ファイアーチーフカー」としての登場だったのだ。流石の当方もこれには脱帽してしまった。やっぱりそういうところは「マッチボックス」だなって。誰もが予想しうる答えではなく、それを裏切るような、よく言えば裏を書くような物をリリースする。そうやって楽しませてくれるのもまた彼らか。

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更に驚かされたのはこの牽引フック。確か3Dプリンターで出したばかりの本当の試作品の試作品の時にはこんなもの搭載されて居なかった。それが何故か製品化に当たっては、このフックが搭載されている。遊びの幅が広がるのは良い事だ。

忘れてはならないのはマッチボックスは諸兄淑女のマニア向けに留まらず、同時に「おとこのこのおもちゃ」でもあるところ。働く車がホットウィールより多いのも、子供向けである証拠。ホットウィールが全年齢対象かつ、華やかさを担う存在だとすれば、マッチボックスはマニアと子供向けかつ、大人しい物作りを担当して居ると言えよう。

来年のAアソートが既に一部で出回り出しているらしい。最初からNYPDカラーの91年型カプリスに、アルファロメオ・ジュリア、バナナモービルとバラエティ豊富。子供向けかつ、オタク向け、かつネタをねじ込むマッチボックス。いやあ、本当に彼らは楽しませ続けてくれる。今後の新製品に期待だ。そして日本にも願わくば正規輸入を再開してくれ。




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ああ、愛しき

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HOTWHEELS AERO LIFT & NISSAN SKYLINE GT-R(R34)

大阪から戻ってからは初エントリー。1泊2日、楽しかったのだが、やはり計画に無理があった。大阪のフォロワーが12月頭にイベントを開くらしいのでオフついでにスペースの一部を借りてカスタムミニカーを展示させてもらおうかな、なんて思ったり。と、つまりは12月頭にもう一度来訪し、もう少し回れなかった場所を回っても良いなあと。
改めて、当方、旅が大好きなのだと実感した次第なのだ。好奇心から来る探究心は目的を生み出す。目的は活力を生み出す。この活力のおかげでここ最近は虚無になり難くなったと感じるが、果たして。

と、話が脱線し切る前に今回のエントリー、チーム・トランスポートより「エアロリフト」と「Nismo GT-R R34」の組み合わせ。
先月も販売になり、そして今月販売のアソートにも含まれているので、入手難易度はあんまり高くないのでは。人気間違いなしのアイテムなので、こうしてハードル下げてくれるのはありがたいと感じる次第。

このエアロリフト、話に聞くと3種類のバリエーションが存在するらしい。バンパー周りのメッキに3種類存在し、フルメッキ、ハーフメッキ、ブラックアウトで3つ。ロット差なのか、それとも個体差なのかは不明だが、一説によると特定の数が存在する場合、それは「バリエーション」と数えるらしい。そういえば、去年のアソートだったと思うが、黄緑のAMG GTもタンポの有無でバリエーションが発生して居たっけ……。

元ネタはいすゞエルフとかその辺か? と思いつつも、左ハンドル。当方としては左ハンドルの方がありがたいが、他の人はどうなのだろうか。少なくともサクラスプリンターは右ハンドルで当方としては困りものだったりするのだが。デコトラにするのもアリか? しかしパーツ制作が大変そうな……。

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ニスモカラー。今後、R33でもこのカラーリングが出るらしいので是非とも並べたいところ。
日産はあんまり好きではないなんて公言している当方だが、やはり日産の車でカッコ良いと思う車は多いし、なんだかんだで日産車って好きなのだ。R34はその1つと言えよう。だが、この1つは同時にまた当方にとっては非常に意味を成すマシンでもある。

2年ほどの付き合いを経て、更に距離を縮めた某氏の好きな車がR34 GT-R。
彼へのギフトとして作った1台もまた、このR34 GT-Rだ。生憎トップシークレットとして制作し、撮る前に引き渡してしまったので記事にはできないのだが。喜んでもらえたようでなにより。当方の拙い技術でもやはりこうしてギフトとして一定の評価を得ることが出来るのだと考えると嬉しい限りで、今後もギフトとして多方面に送れそうでもある。
そりゃ好きな人から特別なアイテムを貰ったら誰でも嬉しいだろうというツッコミは無しで

さて。只管カスタムを続けている当方だが、そろそろ一区切り付きそうではあるなあ、と思いつつ。そろそろとあるアイテムが到着予定なのだ。そのカスタムが完了した時、初めて、ひとつの「区切り」を迎える。

と、ついでに12月頭のイベントの動向が決まり次第、この貧弱なブログでも広告を打ち出したいところ。一応12/7と8に開催予定だが、詳しい所は聞きそびれている。
カスタム品を大量に作ったのだし、本当に展示させてほしいなあ

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ベイビーマイルズ

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MATCHBOX SUBARU IMPREZA WRX STi 2008

映画『ベイビードライバー』をご存知か。当方、映画は冒頭5分~10分程度で如何にして観客の心を鷲掴みにするかが肝だと思っているが、この映画は冒頭10分で主人公の”ベイビー”が操る赤色の鷹の目インプがアクションを決め、スタントを決めながらクラウンヴィクトリアやエクスプローラー(ポリスインターセプターユーティリティ)を巻いて行くシーンが実に印象的かつ、この作品の最たるシーンとも言える。

今回、マッチボックスの鷹の目インプのジャンク品を入手したので、カスタムしてみた。サイレンを外し、穴をパテ埋め。そして赤に塗装し、ルーフウィンドウ風に黒をペイントして完成したのが今回のエントリー。厳密にはウィングが丸目インプのものになっているので、異なるのだが、雰囲気は出たと思う。

しかしまあ。鷹の目インプの3インチサイズって実に少ない。思いつくのがこのマッチボックスとリアルトイと京商くらいなもの。逆に涙目と丸目はいっぱいあるのに、どうしてだろうか。ホットウィールも丸目と涙目だけで、この鷹の目は無い。うーん、別の代のインプもいくつか製品化されているというのに、不思議だ。



改めて映画を見てみると、もう少し色合いは暗めの方が良かったかな、なんて思ったりもしなくも……。
とはいえ、どうせなら映える色にしたかったのもあり、このレッドマイカだったか。この色にしたのは正解だったと思う。

と、ここで少し余談。カスタムは自己満足なので、いいねが少なくても気にしないたち。しかし、いいねされるとやはり嬉しいのも事実で。
当方、SNSはLINE、インスタ、ツイッターとやっているが、ツイッターの場合、フォロワーが映画・ゲーム好きの車好きが多い関係か、下手に日本車やエキゾチックカーを塗っただけのものよりも、こういったスクリーンやモニターを駆け抜けた名車を再現したカスタムの方が受けが良い。それか、本当の意味での「ネタ」車。

当方が行きついた答えはいいねが貰えるというか、他人から評価されるカスタムってのは大きくわけて2つあって、それは「ありふれている題材ながらも個性があるもの」か「誰もやらないけど、一定の需要がある」ものの2つなのではないかと。ツイッターに限らず、ミニカーのカスタマーなんてたくさんいるし、中にはそれを事業の一環として、ネットショップと提携して販売している猛者さえ居る。(尤も、失礼ながら当方の好みとは合致しないカスタムが大半で興味を抱かないのだが、流石はプロ。出来栄えはピカイチでそりゃ、1万円出してでも買いたいとなる気持ちがよくわかる)

そしてアイデアも大事。どんなカスタムをするか。当方はまだ他人や評価される為に作るというよりも、自分が作りたいから作る、というのが多いが、これが必ずしもフォロワーや界隈の人に受けるかは別問題と。

いろいろと量産し、暇さえあれば塗装やら研磨しているのだが、最近は天気も悪くて塗装待ちが溜まる一方……。塗装途中が3台程度、塗装待ちが3台程度で本当に溜まりに溜まって居て早く消化してしまいたいのだが、ここでもまた一つ問題がある。それは「カスタムの方向性」を定めずにやると失敗する、ということ。それで一体何台が消えて言った事やら……。

以下、ちょっとした内輪話。
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トミーを追って

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TINY TOYOTA COMFORT HYBRID

巡りゆく世界情勢。中国、特に香港を巡る情勢はかなり変わったと言えるだろう。香港が落ちれば、次は台湾。そして日本と来るのでは、と少し危惧している今。
まあ、ここでそういうのを多く語ろうとは思わないので、これ以上の言及は避けるが、今回のエントリーは当ブログ初のタイニーより、トヨタ・コンフォート(日本名:JPNタクシー)。

香港のミニカーブランドというと、ホンウェル、カララマ等10年以上前にあちこちで目にしたブランドが思いつくが、最近のコレクターに香港のミニカーブランドって聞けば、おそらくMINI GTかタイニーなんじゃないかと思ってる。それくらい、日本にも浸透したように思える。

このタイニー、驚くべきはクオリティもだが、かつての、というより現在でもあながち間違いではないのだが、トミカを強く意識し、そしてリスペクトしているとしか思えない、その出来栄えだ。

ドア開閉などのギミックを持ち、サスペンション機構を持ったうえで、トミカにはない細かな彩色を持つ。
まさしく、狙っているのはトミカを集め続けているコレクター層だと言えるだろう。思えば、トミカプレミアムもそういう層がターゲットなんだったか。長く愛読させていただいてる某ブログのタイニーの記事にも、そういう表現があったっけ。

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今や、(古今東西の)アメリカの街並みを意識してミニカーを収集しているので、好きな車でもない限り日本車や香港、台湾の街並みを再現するのに使うような車種を買う機会は皆無なのだが、今回のこのコンフォートは別。

というのも、トミカのJPNタクシーは残念なことにサスペンションのギミックしか存在しないにもかかわらず、これには左後部ドアの開閉ギミックが備わっているから。流石に全開には出来ずとも、これだけでも十分雰囲気は出る。まあ、窓がギミックの関係で黒く潰されてしまっているという欠点も兼ね備えているのだが。それを覆してしまうだけのものをこれは持っている。例えば、トミカは安全上オミットしているドアミラー。JPNタクシーこと現行コンフォートの場合これはフェンダーミラーになるが、これもバッチリ再現されている。これも、おそらくターゲットが子供というより、子供の頃からトミカを集め続けてきたような層がターゲットだから為せる技なのだろう。

タイニー、これに限らず魅力的な車種チョイスも多いのでまだまだ見逃せない存在。もし、手に取る機会があれば是非ともオススメする。そういえば、フォロワーにタイニーの会員になったっていう人が居たっけ……。





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照準を定めて

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HOTWHEELS CHEVROLET CORVETTE C7 "CROSSHAIRS"

マイケル・ベイ監督の「トランスフォーマー」シリーズはご存じだろうか。タカラトミーのおもちゃ「トランスフォーマー」の実写映画。当方、ロボットにはあまり興味がないのだが、例外的にトランスフォーマーだけは好きだったりする。尤も、当方の知るトランスフォーマーは実写映画だけでアニメも見たことがないし、玩具も保持して居ないのだが。
とは言え、New Divideを紹介した時点で薄々感付いている方も多いだろう。当方が洋楽好きになったきっかけも、より派手な「エンターテイメント」的洋画好きになったきっかけも、トランスフォーマーがきっかけになって居ると言っても過言ではない。

改めて、目も耳も舌も肥えた当方がトランスフォーマーの映画シリーズを見直すとあまりにも矛盾が酷い(特に4作目、ロストエイジ以降)のだが、これ、アニメも含めたコアなトランスフォーマーファンからすれば間違いなく目も当てられないだろう。
なんて思いつつも、この映画は同時にトランスフォーマー達の変形シーンと派手な爆破アクションを楽しむだけの映画でストーリーなど二の次な気がしなくもないのだが……。

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さて、トランスフォーマーだけで記事を埋めてしまう前に今回のエントリーが何なのかの紹介をば。今年作ったカスタムミニカーが既に20台を超えてきつつあるような状態だが、これはそんな中でも上位に入るレベルで良くできたと自負しているモデル。

トランスフォーマー4作目「ロストエイジ」から新登場したキャラクター、クロスヘアーズ。彼のモデルはコルベットC7のカスタムモデル。
これ、マスキングに非常に苦労した。いや、本当に。緑→黒と上塗りしたわけだが、マスキングだけで1時間以上かけたか。
そして成功した時のうれしさと言ったらもう。こういう凝ったバイナル程、やりがいがあり、成功すればそれだけ喜びも大きい。失敗すればダメージも大きいのだが。

既に何年も前にこれとまったく同じのを作ってる方が居たが、そちらはバイナルは筆塗りでやれていたか。それはそれで凄い技術だよなあ、と思いつつ……。

そういえば、コルベットと言えばC8が7月に発表されたばかり。従来のロングノーズ、ショートデッキスタイルからミッドシップフェラーリのような、ミッドシップレイアウトのスポーツカーへと変化したわけだが、プアマンズフェラーリにならず、コルベットはコルベットというのを見事に表現したGMには驚かされた。
しばらくはこのC7も併売されるようだが、C8の売り上げは好調と聞く。賛否あるが、当方はC8コルベット、非常に評価したいと思う。

というのも、元々コルベットはC4を開発する時点でミッドシップレイアウトにする予定があったのだ。それに先駆け、シボレーは何度かミッドシップレイアウトのコルベットのコンセプトカーをリリースしている。C4から実に四半世紀以上経過している今。4の2倍である8の型にて、シボレーが本来、コルベットに施したかったスタイルを販売にまで持って行けたと考えると実に浪漫が溢れていると思えないだろうか。アメリカンドリームの象徴として、アメリカ人の浪漫であり続けたコルベット。時代の流れと共に、同時に過去になぞらえているのだから。既にレース用のC8Rも発表済み。今後のグレード展開が楽しみだ。そしてミニカーも。現在のところ、マッチボックスから出るのが確定しているそう。うーん、早く欲しいぞ。

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嵐の前の静けさ

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HOTWHEELS PORSHCE 918 SPYDER

隔週くらいで週末に台風が直撃しているような気がする日本列島。週末ならぬ終末になりかけて居るような気がしなくもないが、どうも今回のは結構エグイとかなんとか。うーん、当方の住んでいる地域、どうやら水没する可能性があるらしく。コレクションがダメになったら何を糧に生きて行けばよいのか。少し杞憂な気持ちを抑えつつも、どうも当方の直感<ゴースト>は大丈夫だと判断しているようだ。軽くふざけたところで今回のエントリー。しっかりみんな対策を。何よりも大事なのはやはり命なのだから。

ポルシェのハイエンドスーパーカー、918のスパイダー。去年のニューモデルとして登場し、今年はなんか見覚えのあるデザインで登場。これはターゲットの「RED EDITION」の1台。1stが黒に赤色のペイントだったので2ndは白だろうと思っていたらまさかのまさか、レッドエディションで肩すかしを喰らいつつ、購入。

そう、これ「Need For Speed: Most Wanted (2012)」のDLCで登場したスパイダーと同一カラーなのだ。
流石にゼッケンの番号は変えられているのだが、まさかのまさかで驚かされた一品……。

918スパイダー、ホットウィールには「コンセプト」が存在しただけにニューモデルのリリースと言われてピンとこなかったのだが、成る程。コンセプトと市販モデルは結構違いがある。大きな違いはマフラー。コンセプトは横だしマフラーが市販モデルは独特なミッドシップのエンジン部にそのままつながれて存在する。これが大きくスーパーカーたるスタイルを確立させている。しかしカレラGTもこんなスタイルだったような。うーん。ポルシェ。一応コンセプトも持ってるのだが、行方不明。整理しろ、という話なのだが、数が数だけに。それに台風で水没したらクソもなにもなくなってしまう。水没は免れて欲しいものだ……。

余談だが、918はかのルマンを走った917をリスペクトかつ、踏襲してネーミングされたそう。ルマンのLMP1からはポルシェは負けるのを恐れて撤退してしまったが、カレラGT→918の間隔等を踏まえると、2021年以降のWEC新規定のハイパーカーレースに新型ハイパーカー引っさげて再参戦してくれないものかと思ってしまったり。

白色に赤色というとやはり日本人は日の丸カラーを連想してしまう気がするのだが、海外だとどのような印象なのだろうか。結構目にする組み合わせなのだが、どうにもこうにも、よくわからない……。

そう言えば、素朴な疑問なのだが、このカラーの918って実車は存在するのか。というか、勝手にNFS:MW 2012カラーだと思っているこれも、正解なのか。HWオリジナルのデザインではないのは間違いないし……。

……ので調べてみた所、どうやら「Weissach Package」というバリエーションらしい。ヴァイサッハはポルシェの研究施設があるらしく、この918もそこで開発されたらしい。

検索で引っかかるのはこのカラーリングそのものとマルティーニカラー。ポルシェと言えば確かにマルティーニカラー。でも個人的にはロスマンズカラーとか、ピンクの豚カラーも捨てがたく……。ポルシェ、前は興味なかったのに気付けば結構好きな部類に入っているので、やはり人とは何が起こるかわからないものだ。

そして。ミニカーを通して実車の知りえなかった情報を知りえることもあるので、やはり偉大だな、と思ったり思わなかったり……。そういえばリアルライダーホイールを取るためにいくつか購入したし、機会があればリアルライダー化してもよさそうだ。

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英国の気品

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HOTWHEELS ASTONMARTIN VULCAN

尤もセクシーな車を決めるとするなら、当方が考えうるセクシーな車の代表格は「アストンマーチン」だ。
気品ある英国の佇まいと、007のボンドカーとして長く使われてきたその実績。世界の数ある自動車メーカーで、一番現存数の割合が多いメーカーはアストンマーチンと言われているらしい。

今回のエントリーは日本ではまだ未販売の今年のモデル、アストンマーチン・ヴァルカン。優雅でどこか動物的かつ、セクシーなボディラインと特徴的なライト、サーキット走行を前提としたリアウィング等々、他の車にはない要素を多く兼ね備えている。

アストンマーチンは艶やかで、どこかエロティックというかフェチズム的というか、そういう要素と自動車が融合しているデザインを貫き続けているが、そう言ったのとも違う、セクシーさをヴァルカンは持つ。うーん、何とも形容しがたいが、とにかく、とても魅力的なのだ。まるでグラマラスな女性に心惹かれるような、そんな感覚。

一応これでも4年前のマシンなのだが、少なくとも2020年を目前とした現在においても、色褪せた感じは全くしない。というか、むしろ未来のスポーツカーにさえ思えて来る。うーん、流石はアストンマーチン。

……といいつつ、同時にアストンマーチンのモータースポーツの愚行は見過ごせるものではないのだが。積極性は評価出来るのだが、同時に2017年シーズンの新車を投入出来ずに、他のGTEクラスの足を引っ張ったあげくにクラス優勝を飾ったのは到底許せることではない。もっとも、そんなアストンとデスマッチを繰り広げ、惜しくも敗れたコルベットC7Rの雄姿、誰もがあの瞬間見惚れたのではないかと思う。

さて、キャストの話をば。
出来栄えは非常に満足が行く。これが本国アメリカでは1ドルなのだから驚く。1ドルでこんなのが買えるなんて。日本でも定価なら220円で買えるのだからすごい話。しかし唯一欠点を上げるなら、せっかくインテリアパーツが作られているのにフルスモークも同然なウィンドウパーツは頂けない。オレンジのセナの時にも書いた記憶があるが、あまりにも勿体なさすぎる。

既に来年にリリース予定のカラーリングがリークされていたが、どうもウィンドウパーツはフルスモークのままらしい。そしてレースカー風のタンポが増えた代わりにヘッドライトのタンポが消失。うーん、それってどうなのよ……。

以下、音楽他の話。


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トランスポートとゼンアンドナウ

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HOTWHEELS TEAM TRANSPORT FORD GALAXIE & FORD C800

2018年終盤からスタートしたカーカルチャー・チームトランスポート。
ミニカーを集めているコレクターからすると、「ミニカーを乗せられる積載車」はマストで欲しいアイテムの1つと思う。

そんな当方、チームトランスポート、通称”トランポ”は長らくAアソートのアドバンカラーのハコスカバン&キャリーオンしか所有して居なかったのだが、先月末にNismoのR34&エアロリフトを購入。こちらはそのうち記事にする予定。

今回のエントリーはまだ日本では未発売、おそらく海外でもまだ出回り出したか?くらいのレベルであろう最新アソートの代物。
長らく、トランポの積載車は実車”風”の架空車両が使われてきたが、ここに来て初の実車トランスポーターが登場。フォード・C800(Cシリーズとも)、キャブオーバースタイルのトラック。そう言えばドライバー・サンフランシスコに登場する消防車の元ネタもこれだったような……というかランナバウト3の消防車もこれだった?

フォードのトラックはマイナーな存在のイメージではあるが、流石はアメリカ大衆メーカー。ちゃっかりトラックを作ってる。ある種、スーパーカー、タクシー、パトカー、マッスルカー(スポーツカー)、ミニバン、SUV、そしてトラックと多種多様な車を製造しているのはグループ化しているトヨタ等を除くと日産くらいしか思いつかない。

と、話は逸れたが、当方が好きなメーカー、フォードということもあり、長らく販売前から確実に買うのを検討していた。その為、某ネットミニカーショップで予約が開始された時点で早々に取り置いたのだった。とまあ、驚くのは今月末予定だったものが前倒しされてつい先日届けられた所にあるのだが。

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内情はおいておいてミニカーのレビューを。
積車がメインと言っても過言ではないこのシリーズにおいて載っている車はおまけみたいなものだが、こちらの出来栄えはカーカルチャーなだけありしっかりしている。

フォード・ギャラクシー。当方、あまりこの年代の車の知識は明るい方ではないが、名前も存在も知っている。が、残念ながら詳しくない。
軽く調べた所、どうやらフルサイズカーだったようだ。そしてフォード・LTDの先祖。となると、クラウンヴィクトリアの直系に当たる。そう考えると、一気に身近な車種に感じ始める。と言っても、キャスト化されたギャラクシーは2ドアのハードトップ仕様だが。

ドラッグチーム仕様らしいので、開けていないが、カーカルチャーのドラッグデーモンと並べて見たくなったり……。

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このC800、見ての通り2台乗せられる。これもトランポ初のタイプ。
そして当方が一番やりたかったこと。それがこの写真。フォードの積載車かつ、2台乗ると考えればやることはただ一つ。新旧フォードGTの並びだ。ガルフカラーのGT40とワークスカラーのGT LM 2016。どちらも当方をワクワクさせてくれる存在。そう言えば来年はHWベーシックでガルフカラーのGT40がSTHとして出るんだとか。

フォードは今年をもってルマン24時間耐久レースのワークス参戦から手を引いてしまうらしいが、今後はプライベーターに継続的なサポートを行う予定だそう。2021年からレギュレーションが変更になり、LMP1クラスがハイパーカークラスになるそうだが、もしかしてフォードはそちらに参戦するのでは……?と思ったり。
と言うのも、ワークス撤退のニュースが出てから1か月もしないうちにフォードGT LMをさらにハイパフォーマンス化したフォードGT MK.IIを発表している。無論、これは推論や願望の域を出ないが、フォードはそれも視野に入れてるのでは、と思わざるを得ない……。

そうそう。フォードGTの時にも触れた気がするのだが、当方、HWでいくつかお気に入りのセグメントがある。
マッスルカー好きなのでマッスルは当たり前として、個人的に「ゼン・アンド・ナウ」と「マイルド・トゥー・ワイルド」がお気に入り。車種こそ入り乱れても、テーマ性を持っているので実に集めたくなるという習性を突いていると思う。新旧の同一車種(orその正統後継車種)を扱うゼンアンドナウと、同一車種のノーマルモデルとカスタマイズモデルを扱うマイルドトゥーワイルド。残念ながら今年のセグメントからは消失してしまったのだが、いずれ復活してくれないかと思っているセグメントだ。

そういう意味で、GT40は「ゼン」、GT LM 2016は「ナウ」に当たると考えられないだろうか。

以下、お約束となったミニカーとあまり関係ない話。今回は音楽。
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速さを求めて

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HOTWHEELS BUGATTI CHIRON

いつの時代も人間は最速を求めてマシンを作り続けてきた。もし、今「世界最速の市販車は何?」と聞かれたら、「ブガッティ・シロン」と答えるのが最適解だろう。

フランスメーカー、フォルクスワーゲン傘下のブガッティ。当方がブガッティを知ったのも、やはり「世界最速の市販車」としてシロンの先代であるヴェイロンをある時知ったから。長らくイギリスのメーカーだと勘違いしていたのだが、実はフランスメーカーだそう。どんな勘違いをしていたのか……。

ヴェイロンのホットウィールが意外と高騰していた時期があったのは周知の事実。そしてシロンは製品化されないだろうなあ、なんて思っていたらホットウィールはシロンさえも製品化した。そしてマッチボックスにて来年、シロンをより鍛え抜いたマシン「ディーヴォ」が出るそうな。ライセンス料分は製品化したるというマテルの意気込みか。

綺麗なダークブルーメタリックは超高級車かつ、スーパーカーを通り越し、ハイパーカーと言ったも差し支えない爆速マシンのシロンに相応しい色に思える。2ndカラーは今年にはないものの、来年はガンメタリックで登場予定。うーん、白が欲しいなんて。

今日は金曜深夜、土曜日早朝。毎月第一土曜日と言えば、コレクターなら誰もが認知しているホットウィールベーシックの販売日。
今回の目玉にこのシロンが含まれているが、当方は先月の頭にこれを入手している。

最近は1000円台も珍しくなくなり、かつてのプレミア価格(3000円前後の相場)も崩れつつあるが、当方が入手した時期は2000円台前半に相場が落ちてきたくらいの時で、購入価格はなんと390円+税。目を疑ったが、まあ買わないわけもなく。

新製品はやはりいち早く入手したいのが人、特にコレクターの性に思えるが、昨今の日本未入荷商品の高騰ぶりは驚かされる。
尤も、このシロンは本国アメリカで出回り出した頃は$30の推移だったと聞いているのでやはり仕方ないのかもしれないが、本国アメリカでは$1のミニカーが30倍の値段を付けるのって結構異常なんじゃ……。

最近は2020年Aアソートが出回り出したそうだが、それに含まれるGRBインプレッサが4000円の値段を付けることも。シロンを超える暴騰ぶりには今後が杞憂される。

いや、販売されれば、或いは輸入ものがもう少し出回りだせば値段は落ち着くのだろうが、正直時間はお金で買えると言っても、さすがにやり過ぎなんじゃ、と思う今日この頃。古くからのコレクターの方々はどうお考えなのだろうか。

といいつつ、今月に出回り出すマッチボックスの最終アソートをなんとかして最速入手かつ、最速カスタムを目論んで居るわけだが

以下、ちょっとしたおまけ。いつもの通り、余談の余談。




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