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GRIZZLY GARAGE

自己満足の、自己把握用のデータベース。覚え書き。

ホットウィール マクラーレン・F1 GTR

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McLaren F1 GTR / 金型の変遷か製造工区の違いか

青……右側、2017年ベーシックの青をリペイントしたもの。当方がF1 GTRを好きになるきっかけになった物を再現
白……2018年エキゾチック5台マルチパックの1つ。最新モデル。インドネシア製。
黒……2017年ベーシックに登場。サイドラインからメインラインに降りてきたモデル。最初の金型改修と言える。マレーシア製。
オレンジ……2018年廉価サイドライン(俗称)のグランツーリスモアソートの物。タイ製。

ホットウィールは金型改修の多いブランドでもある。トミカでも金型の改修は行われてきたし、マッチボックスもそれは同様なのだが、ホットウィールはそれ以上に母数が多いのもあってか、頻繁に金型の改修が行われている印象がある。

無論、日本では200円ほど、アメリカでは1ドルのミニカーなので、生産コストの観点からどうしたってコストカットの為の金型改修が起こってしまうのは必然とも言えるのだが。今回はマクラーレンF1 GTRでその変遷を追ってみたい。と言っても、手元にあるF1 GTRはここ2年でリリースされた物だけなので、最初に登場したスピードマシーンの物がないので厳密には追えてないのだが。

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さて、真っ先に金型の改修ポイントで大事なのはリアウィング。スピードマシーン及び、グランツーリスモアソートのオレンジはリアウィングがプラスチック製で別パーツとなっている。
対して黒の2017年ベーシックはリアウィングが一体成型されている。これにより、ダイキャスト部分が増えているのだが、ウィング下のモールドの一部が削り取られてしまっている。

ここだけの話、ウィングが別パーツでプラの方がおもちゃ感が強い感じもする。しかし、クオリティの観点ではやはり別パーツの方が強いか。金型改修が入った時点でこの金型が再登場するとは思っていなかっただけに驚いている。ちなみに来月に出る予定のガルフカラーアソートは金属シャシー&別パーツウィングのようだ。

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オレンジのマクラーレンF1 GTRというと、パパイヤオレンジの、ロードゴーイングモデルを思い起こす。マクラーレンの創設者が愛したと言うパパイヤオレンジカラー。個人的にマクラーレンF1と言えば、シルバー。F1 GTRといえば青、ついでこのオレンジと言うイメージが強く、このマシンの愛着は大きかったりする。

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彩色しまってるのでわかり辛いかもしれないが、実は今年に入って再び改修が入っている。

サイドラインオンリーの、スピードマシーンに登場した金型からベーシックに下ろすにあたってのウィングとボディの一体成型が第一の金型改修だとすれば、次の金型改修はリアのモールド。F1のバッジを示すモールドが削り取られて居る。てっきり、2017年のそれと変わらないと思っていたばかりに、地味な仕様変更には驚いた。
マテルのステルス金型改修は今に始まった事ではないが。ただ1つ、これは金型改修の問題なのか怪しい所がある。

というのも、現在のホットウィールの多くはマレーシア製で偶にタイ製なのだが、なんと2018マルチパックの白はインドネシア製(!)
生産国の違いという可能性が否めない。かつてのアメリカ製と香港製とで微妙に出来が違ったのがそれを物語っているような気がする。

ホットウィールを考察し、レビューをしている某有名ブログでも奥が深いとしばしば耳にするが、まさしく「奥が深い」と感じさせる。

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さて、以下マクラーレンF1 GTRの話と雑記。
自分が好きになったのは某ゆっくり実況動画にて、「Make a move」という曲と共にヘネシー・ヴェノムとタイマンバトルを仕掛ける青のF1 GTRに惚れてから。それまではマクラーレンなんて見向きもしてなかった。
気付けば、マクラーレンはランボルギーニと並ぶくらい、お気に入りのスーパーカーメーカーとなっていた。人の好みはやっぱり時間と共に徐々に変わるものなのかな、なんて思ったり。

そして気付いたらもうクリスマスも通り過ぎて年の瀬。前回の更新から1か月以上空いてしまった。
もう2018年も終わりでいよいよ2019年。2020年まであと一歩。そして自分も改めて大きくなったなあ、と感じる年に。ついこの前まで小学生・中学生だった気がするのに、もう高校も卒業し、免許まで取っているのだから、大きくなったと。過去に耽ったところで意味もないのだが、時に感傷に浸りたくなってしまうのが、人と言う物か。もう今年も1日と数時間を残すのみだが、良いお年を。


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