
改造記その3。と言っても進捗はあまり芳しいとは言えず、そろそろモチベも付きかけて苦行に差し掛かりつつある。
まあベース仕上げちゃえば後は塗装だけになるので、そこまで行けば楽しいはず。おそらくきっと……。
そもそもでカスタムに対するモチベが下がって居るというか、スランプに陥ってる感じは否めないんだけど。
とりあえずは田窓化をば。動画とか見ると、意外と簡単にやってのけているイメージだが、実際やってみるとひたすら苦行。数mm単位で切り出したプラ棒をひたすら窓にボンドを付けて嵌めていく作業は単調かつ細かくて神経も使うしでここでモチベを持って行かれた気分。

3両分やるのに2日かけてちまちまと。いや、ほんとにしんどいなと。段差とかその辺はこの後ホワイトパテで修正する際にセットで埋めるから良いとしても、耐久性に少し不安が無いわけではなく……。数度取れたのを付け直したのでまあ大丈夫だとは信じているが、不安要素になってしまった感じは否めない。安全な輸送方法とかを考えておかねばなあ……。

んで。次に着手したのはスカート。見様見真似で以前作って居た人のを真似て制作。
ここでガッツリ実車に合わせて作るのがマニアなら正解なのかもしれないなあ、とは思いつつも当方が目指すのは「製品らしさ」。
プラレールから出てたっけ?と思わせる物であり、マニアがマニア納得の物を目指しているわけではないので、多少のデフォルメは必要だろうと。
まあ単なる言い訳ではあるんだけども。当方は普通の人よりも多少鉄道の知識がある程度、ガッツリ鉄道を愛する鉄道好きには知識も愛も適わないし、そこまでの熱意を鉄道だけに向けるのも難しく。
とりあえずスカート裏にもプラ板張り付けて、後は連結器……なのだが、これが決まっておらず。
あまり大きすぎてもダメ、小さすぎてもダメ、でもおもちゃから引っ張るにはデフォルメやら構造が実際と違い過ぎてNG。
改造プラレーラーはこの部分どうしてるんだろう?と思いつつ、保留状態。
一応家の中をあちこち使えそうな鉄道のおもちゃが無いか探しては見たのだが、そもそも鉄道のおもちゃで真面目に買ったものなんてプラレールとカプセルプラレールとタカラ時代に出てたよくわからない奴くらいで、模型寄りのおもちゃって殆ど無かったり。
後はHOスケールの205系山手線のおもちゃやNゲージサイズのおもちゃも見つかったがこの辺の連結器は飽くまで「玩具」としてデフォルメが強すぎてNG。そもそも鉄道のおもちゃを買って居たのだって、近所の仲良い鉄道好きのお兄さんの影響だったし、お兄さんが先に中学上がる頃には当方はトミカを再び集め出していたしなあと……しみじみ。
参考にしているカスタム品はBトレインショーティーの連結器を使用して居たし、そこも真似してしまうのも手ではありそうな。
でもBトレインショーティーなんて何年も見たことないし、まだ売ってるのかという疑問が。大人しくHOゲージ系のアイテムで見繕っておくべきだろうか。うーん、やはり時間がかかりそうな。

続いてこちらは顔。プラ板に顔を作って張り付けてパテで段差を埋めるのが正解だと判断して顔を整形中だが、似てるんだか似てないんだかこの時点ではわからず。
ライト類はとりあえず丸プラ棒を小さく切って張り付けているが、正直コトブキヤの「丸ノズル」なる商品を使いたかったところ。でもこれ、再生産こそされておれど、売り切れも早く、今は品切れ中。んでもって、代用品になりそうなものを一度探しはしてみたものの、これ!となるほどの物は無く、最終的にプラ棒を切り出す事に。凹凸が作れないが、塗装でなんとかなりそうだし。まあこれもまた”らしさ”になれば上々。
この時点では連結器上にあるトリムみたいな奴は固定して居ない。ちなみにこれは1mmのプラバンを細長く切り出した奴。
と言った所で今回の進捗はここまで。まだ塗料もデカールも揃って居ないし、方向幕すらどういう構造でどういう風に作るかすら決まってないので先は長そうな。
そろそろ依頼品を作れなんて思われてそうだが、申し訳ないことに当方の住んで居るマンションの外壁工事の関係でしばらく塗装が厳しめ。ので、この場を借りて釈明して。もう暫くお待ちいただきたく……。

先頭だけ台車に嵌めてみて。横のカプセルプラレールに近い感じで仕上げて、是非とも製品風な物を作りたいなあと思いつつ。
顔の次は方向幕を作るかな……と言った所でその3はここまで。
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改造記その2。と言っても、今回は画像2枚しかないのだが。
気づけば、3月も終わり4月。つまり、今年の1/4が終わったということに。うーん、時間が経つのは早い。ジオラマ会から既に半年くらい経つし、1月の小旅行やら、3月の誕生日からも時間が経ったのだとつくづく。
改造記のその1が3月23日なので、1週間と少し。その間の進捗は実はパテ盛りして削っただけだったり。
正直、タミヤのエポキシパテを使用したのだが、これが加工しにくいのなんの。トミカとかホットウィールのように、部分的に用いるならいざ知らず、プラレールのように大きくて、かつ面積も広いと返ってこの強度のようなものが厄介に。余ったパテをエリシオンとJPNタクシーの穴埋めに用いつつ、とりあえずボディサイドのモールドというモールドを埋めた。
まあこれ削った後は只管平らにならしていく作業と、この後窓枠の制作には居るので、そうなるとそれの段差を隠す為にまたパテを用いるわけだが、今度はホワイトパテでやろうと決めつつ。穴埋めは圧倒的にホワイトパテだが、プラスチックへの喰い付きがイマイチなのが玉に瑕。

こっちがそれからしばらくして均した後。と言っても、後尾車両の顔面回りのパテがまだ盛った感じがするのでもう少し削る必要がありそうな。それはとりあえず次以降の工程に入ってから一緒にやるとして、この1週間での進捗はこの程度。まあ特にイベントやら身内で何かやるというわけでもないし、急がず焦らず。
とりあえず次はスカートの制作と窓枠かなあ、と思いつつ、制作依頼品のミニカーの方も処理したり、塗装途中の奴もやらないとなあと思いつつ……。いやはや。やはりこうやって何か弄ってるのが好きなんだなと感じながら。
話は変わるが、子供の頃、割とプラレールの改造も見ていた気がするのだが、どうも色々サーチしても昔見ていたであろうそれが引っかからず。
記憶違いか?と思ったりもするのだが、でも確かに、あの時見ていたよなあとモヤモヤしたり。Yahooブログやジオシティーズのサービス終了に、その他複数のブログサービス終了や検索結果にヤフオクやメルカリ、SNSがひっかかるようになったのもまた昔見たサイトが引っかからなくなってしまった原因なのではないかと思ったり。
時代の流れと言えど、やはり寂しいものを感じてしまう。昔ほど、ネットサーフィンも面白くなくなってしまったような気がするのは当方だけだろうか。
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さてさて。
SNSの普及でカスタム品の制作過程なんて、大体ツイッターで済ませてしまうことが増えた今。
敢えて、一昔程前のやり方で、敢えてそういう記事を載せるのも良いんじゃないかと思い、初めての改造プラレールということも併せて、こちらに制作工程を定期的に更新してみようと思い立った次第。三日坊主で終わりそうな気がするもするが、しばしの間お付き合いを。
まず種車の確保から始まるのだが、まずそこから苦労した。
というか驚きが隠せないのだが、今205系のプラレールって地味に高いことも多く、ジャンク1編成(3両)でも1500円を超えてたり。てっきり1000円未満で買えるものとばかり思って居ただけに驚きが隠せない。
何せ、当方が子供の頃、10年程前だが205系のプラレールはJR西日本の京都線だったかのスカイブルーがラインナップに居座って居たし、なんなら205系のボディを使い回して顔をくっ付けた211系の湘南色も現行品だった。つまり、流通量は絶対的に多いはずで、高くなる要素はそんなにないとばかり思って居たから。
ただ、当方が201系を作ろうと思って205系を調達したように205系は電車の中でも基本も基本な形に近いこともあってか、割と改造プラレールの種車としては定番のようで、改造プラレーラーからしたらストックするのが当然のこと、という風潮があるようにも思えたり……。
今回、フォロワーであり、ジオラマ会でもご一緒した某氏に3両一編成を相場よりやや安く譲って頂いた。大変ありがたい限り。
一編成が当方とフォロワー氏とで齟齬があったのはここだけの話。
そして中央線の一編成が10両なのをそこで知ったのもここだけの話。さて、色々話したいことがあるのだが、まず、201系中央線について。当方にとって、鉄道に興味を持つきっかけになった車両の一つだったりする。
車メインなのは今も昔も変わらないが、身の回りに鉄道好き”は”多かったこと、車の見分けが付く人間だったからか、鉄道の車両も細かい違いはさておき、小さい違いならわかる人間だった。それもあって、今でも鉄道に全くわからない人よりかはずっと鉄道がわかる。時にそれが鉄道を使う上で役立つこともあったり。
と、話は逸れたが201系中央線を知った時、まず「オレンジ一色」の車体に大変心惹かれた。
当方が子供の頃に馴染みが合った電車の多くはステンレス製のシルバーのボディにその路線が示す色のストライプが入ってる車両が中心だった。2000年代半ば、既に都心を走る鉄道の多くは国鉄からJRに変わった後の車両が中心で、そういう車両が多かったのではないかと思う。201系が走ってるのは中央線と青梅線、京葉線の一部くらいだったんじゃないだろうか。とにかく既にボディカラーが1色だけ、なんていう車両は大分減って居たのだ。
だが、幼き当方を焚き付けたのは何もそれだけではない。
先頭車両および後部車両に搭載された大きい方向幕。「中央特快」だったり「通勤特快」だったり、デカデカと種別が提示される電車なんて後にも先にも、日本、いや世界中探しても201系中央線しかないのではないか。というか知らない。
それが当方を焚き付け、未だに唯一鉄道で好きだと言える車両だと言える所以。
で、それをふと思い立って作ろうと思ったのが今月の半ば頃。事の発端は185系踊り子の引退。
踊り子は当方の母親の実家に帰る際に偶に使っていた電車で、185系踊り子によく乗って居たのを覚えている。そんな車両が引退すると聞いて、また一つ、当方にとってなじみのある車両が消えてしまったものだと少し寂しく感じたものだった。
ここでトミカやマッチボックス、ホットウィールで今、昔作りたくて、そして手元に置きたいと思ってカスタム品を作ってるのと同じように、プラレールでも思い出があり、その昔、作りたいと思って作れなかったものを作りたいと思いたったのだ。
で、真っ先に思いついたのが201系中央線だった。今のところ、201系のみを作る予定だが、もし縁があり、そしてやる気があれば185系踊り子も作りたいなあと思ったり。以外にもプラレールに無いんだよね、185系。

とりあえず本題に。まあ分解から。トミカもプラレールも別パーツをランナーを溶かすことで固定して居るが、それはプラレールも同じようで。パンタグラフとフロントの窓枠を取り外し。
譲り受けたのはウグイス色の先頭と後部、スカイブルーの中間だが、ウグイスはロット差というか販売時期の差なのか、はたまた仕様なのかJRマークが確認できず。まあどのみち行先表示でホワイトデカールを刷るつもりなのでJRのマークも刷れば良いだけなのだが。

で、続いてやることはシール剥がし。
205系は全部シールでヘッドライトとフロントの帯が再現されてる。子供の頃は何とも思わなかったが、この歳になると随分なコストカットだなとしか思わなかったり。
また行先表示もシールなのでこれも剥がす。ついでに201系は名称は知らないが車で言うトリムパーツみたいな奴が205系とは違うので切除。この後ヤスリで整える。

で、作業工程を吹っ飛ばしつつベンチレーターとクーラー横のルーフレールみたいなのを残して他をヤスリで切除。地味に大変だった。金属ヤスリ+180番なので大分荒いのだが、この後パテ盛りして整えるつもりなのでとりあえずはこれくらいで十分だろうという判断。
さて、次やるべきはボディ横のパテ盛りとスカートの制作、そして目玉でもある種別幕の制作。どうせなら種別幕の中を変更可能な状態にしたいのでちょっと構造を考えないと。後はフォグライトみたいなちょんとしたライトも残しているからこれを作り直すか否やを決めつつ、後部車両では破損してるよくわからない上に伸びた円柱を先頭車両も削っちゃってここだけ作り直すか考えつつ。
ミニカーカスタムにも言えるが、どういう風にカスタムするかを考えるのもまた、カスタムの醍醐味だよなあと思いつつ。今回はここまで。
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