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GRIZZLY GARAGE

自己満足の、自己把握用のデータベース。覚え書き。

モーターマックスのロングモデル

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MOTORMAX PETERBILT 359

偶然出先のブックオフで見つけたピータービルトのトレーラー。
先々月くらいに、どこかのブログでこのヘッドだけを紹介している記事を読んだ記憶があるのだが、該当のブログも記事も見つけ出せず。狐につままれたような気分だが、検索エンジンが前よりもまともに機能しなくなりつつあることの弊害にも思えたり……。

それはそれとして。何かと魅力的なキャストがあったり、時には他所のブランドには見られないようなアイテムをリリースするモーターマックス。ebayなんかの出品を見ていると、どうもモーターマックス名義と全身のZylmex名義の物が混在していると思われる、ピータービルト・359。シャシーには「359」の刻印のみでメーカー名は無い辺り、ライセンス品ではない可能性も十分に感じつつ。

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牽引している平台トレーラーに積載されるのはヘリコプター。
20世紀のアメリカ軍を彷彿とさせるオリーブドラブに白色の星マークのトレーラーヘッドに、明細模様のヘリコプターともなれば、米軍機を輸送中のトレーラーに他ならないだろう。こんなシチュエーションがあるのかはいささか疑問だが、大変趣を感じられる。おもちゃ的デフォルメとリアリティの境界線というか。

造りも相まって、ミニカーというよりはプラモデル的な味を感じるのもポイント。
いや、まあプラモデルのような、模型的に感じるのは十中八九、荷台のヘリコプターのせいな気もするのだが。ミリタリーという要素、アメリカントレーラー、そしてミニカーの若干の緩さとは異なり、地味に出来の良い航空機。実にアメリカのプラモデル的な趣を感じる。そんなアイテムは無いはずなのだが。

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MOTORMAX BELL 206

さて、当ブログでは初となりそうなヘリコプターも合わせて紹介。

トミカでもヘリコプターがラインナップにある通り、ヘリコプターとミニカーは割りと近い関係にあるように思う。
ホットウィールでも定期的にヘリコプターなり、飛行機なり、リリースされているのを見るに、航空機の中でもヘリコプターはその大きさとかも関係して商品化しやすいのかもしれない。

こうして単体で見ると、窓もインテリアも無く、プラモデルのガワだけを縮小コピーして簡素化したような佇まいで、もはやお菓子のおまけのような雰囲気の方が勝る。トレーラーのバイアスがいかにかかっているのかがよくわかる。

それにしても、見た目からベル・206と判断したものの、軍用となるとOH-58 カイオワか?と思ったりもしつつ、でもカイオワはもう少しゴテゴテしている印象で、ミリタリーカラーの206にしか見えず。

子供の頃、ロングセラーでヘリコプターの代表格……なんて扱いを受けていたように思うベル・206も既に生産終了しており、後継機407に託している。

そして今や、ヘリコプターの定番と言えばベルではなく、ユーロコプターのイメージが強い。しっかりライセンスを得たアイテムが巷に流通している点もあるのだろうが、それに加えて性能面等でベルよりも優れていると判断されて日本国内でも各所で採用されている為か。

話を戻して。
国内でこのトレーラーが流通していた事実に少しの驚きを感じたりするのだが、少し考えてみれば神崎ガチャでトレーラーも多数流通していた事を考えれば、おそらく出処もそこなのだろう。ラインナップもそこまで覚えて居ないが、見本品の中にこれが紛れていたような記憶がうっすらと。もしかして、この美品で購入出来たこれもそんな見本品だったりして。

神崎ガチャが廃業して1年。もう1年。既に記憶から薄れつつある人も居るかもしれないが、あの雰囲気はやはり神崎ガチャだからこそ、なし得たものだなあとつくづく。

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オーソドックススタイル

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MOTORMAX TOYOTA COROLLA AE110

先月くらいにまたしてもモーターマックスで知られる某氏から譲っていただいたもの。毎度毎度ありがとうございます。
最近はツイッターを連絡用途以外で本当にやっていない状況が続いており、取引と報告こそ連絡済みなのだが、紹介が出来ずじまい。

こちらで紹介しようと思っていたのも束の間、最近やたらバタついていたり、どうにもこうにもやる気が起きなかったりで後回しにしていたら、5月もそろそろ折返し。今月中に色々と決めたり動かなくてはならない事も多く、ブログも少しスローダウンは避けられなさそうな。

と、本題へ。
世界で一番売れている車のブランド名は「カローラ」と言われて、既に四半世紀近く経っているのでは無いかと思う。去年は日本国内だとヤリスが一番売れたという話だが。

そんな「世界で一番売れている車」と言っても過言ではないカローラ。ミニカーでは何かとスルーされがちで、3インチにおけるカローラの、それもセダンとなるとかなり絞られる。
それこそ、トミカの初代カローラアクシオ、WELLYとマジョレットのE140系、そして今回紹介するモーターマックスのAE110系カローラくらいではないかと思う。

長年、このモーターマックスのカローラは100系ハイエース共々探していたキャストの一つで、今回こうして手に入って嬉しい限り。ヤフオクやメルカリなんかだと、モーターマックスのこの辺りの車種はどうも高騰しがちで、その金額を出しても良いとはなかなかならず……。

モーターマックス、何度か手にしているわけだが、このカローラに関して言えば佳作と言っても差し支えないだろう。
ギミックがない代わりにインテリアは凝っていて、そしてライト等は最低限の彩色だが、タンポでしっかりと車名・メーカーエンブレムが入っている。色もワインレッドでこれまた「北米に居そう」なそれ。

そうそう。このカローラ、左ハンドルなのだ。北米仕様がモチーフということだろうか。それか台湾仕様?

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採算や利益を出しやすいのはやはり人気のスポーツカーや旧車なのは紛れもない事実だろうが、当方のようなジオラマを作りたいと考えるような思考の人間からすると、人気の車も良いけれど、こういった普遍的でどこにでもいそうな車こそ、製品化してほしいなあ、なんて思ったり。

そういう意味で、ニッチなところを埋めてくれるモーターマックスやWELLY、マイストの存在は地味に大きいと感じる。
未だにWELLYのカローラが未入手なので、いずれは手に入れたいところなのだけども。

モーターマックスの新作は決して多くはないし、直近はエキゾチックカーで少しニッチなところというよりもオーソドックスを攻めている感じだけれども、オーソドックスな車を出して、ニッチなところを攻めて欲しいところ。

以下、雑記。コレクションの話。

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レクサス上陸前

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MOTORMAX TOYOTA LANDCRUISER CYGNUS

モーターマックス狂のフォロワー氏から譲って頂いたランドクルーザー シグナス。

かつて、レクサスが日本に上陸するより前に、レクサスブランドの車種を日本で売る際にわざわざトヨタエンブレムに変えて売っていた名残りがまさしくこのランドクルーザーシグナス。
SCはソアラ、LSはセルシオ、GSはアリスト、ISはアルテッツァ……とそんな感じで売られていたのも昔の話。今は無きシグナスも、レクサス・LXの日本仕様として売られていた。

何気にこの時期のトヨタ車の、特にSUVは3インチでの製品化率があんまり高くないように思う。当方が把握する限り、3インチの100系LXことランドクルーザーシグナスはこのモーターマックスだけだと思うのだが、どうだろう?
モータートミカは確かプラドだったと記憶して居るし……。

彩色もヘッドライトとリアライトのみで最低限。ホイールもモーターマックスの汎用ホイールという感じで若干チープ感が漂うも、しっかりと弄ってやれば化ける匂いがプンプンする。モールドはしっかり彫り込まれている。若干バリが目立つような気もするが。

以前にも触れたような気がするが、モーターマックスの強みは他には無い車種がそれなりの出来栄えで出て居る、という点にあると思う。デフォルメが無いわけではないが、かといってホットウィールのように、魅せることに重点を置いたデフォルメが強いわけでもなかったり。

そして当方がモーターマックスに惹かれるのはそういったところかもしれないなあと。
まだ着工は先だが、いずれリペイントおよび「トミ化」を企んで居たり。まあ依頼品やら作りたいものやらで埋もれているので当分時間はかかってしまいそうなのだが。

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そして恒例になりつつある傭兵フィギュアと並べて。
アレ、少し小さい?と思ったので実測してみるとどうもスケール的には1/60~1/61と言った辺りで特別小さいということはなさそう。
やはり汎用性ホイールによる貧相な足回りが小さく見せてしまって居るのかも。やはり早め早めで弄りたいところ。

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10年の月日

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MOTORMAX PAGANI ZONDA

10年前と言えば2010年。考えてみると、この当時ってまだ当方、小学生だった。

今回のエントリーは前回から引き続いてパガーニ。
3インチの、それも京商のようなスケールモデル以外だと唯一ではないかと思う、モーターマックスのパガーニ・ゾンダ。
一時期高騰しているイメージがあったが、青色の希少性は薄く、高騰しているのはシルバーだけ……という印象。当方、なんだかんだでこのゾンダは2台持って居たりする。
モーターマックスは神崎ガチャと呼ばれるミニカーのガチャで流通しているもの以外ではおそらく正規での流通はほぼ無かったのではないかと思う。
その珍しい車種チョイスも相まって、車種によっては3000円はくだらないことも。球数が少なければその分だけ値段も上がってしまうというわけだ。マイストと言い、元値が300円程度でも、廃盤から時間が立つことで付加価値が生まれるという典型例ともいうべきか。

出来に関して言えば、スケールはやや大きめ。実測はしていないが、ホットウィールのウアイラの1.5倍くらいの大きさに感じられるので、スケール的には1/60より大きいのではないかと思う。
今でこそ、ムルシエラゴやガヤルドと並び、旧式のスーパーカーに片足を突っ込みつつあるゾンダだが、そのデザインはムルシエラゴ達と並び、現在でも通用するデザインに思う。ゾンダのヘッドライトなんかはウアイラにもしっかり継承されているわけだし。

思えば、当方がパガーニ・ゾンダの存在を知ったのは『GTAIV』に登場したスーパーカーの「Infernus」のモデルの一つとして含まれていたからだったなと。Infernusのリアはゾンダのような特徴的なリアで、当時この車の存在を知った時はこんな車が居るのかと思ったものだ。

ミニカーも集め、ゲーマーでもある当方は、ミニカー以外にもゲームから新たに車を知る事も多かった。その最たる例はやはりGTA。未だにGTAで追加された車種で初めて存在を知った車も多い。ここ最近のGTAは人気所は当然として、新興メーカーやら、マイナー車やら、それはそれはオタクというかマニアじみたマシンを元ネタにして追加することが多い。いくら架空車といえど、GTAは車好きがメインかつ、車好きが作っているゲームでもあるので、結構こだわりぬかれている事も多いのだ。

しかし、改めて。ゾンダを考えてみると、リリースは1999年。当方の生まれ年。
ディアブロが全盛期でムルシエラゴやガヤルドが生まれるよりも前にこのデザインを世に解き放っていたのかと思うと、かなり時代を先取りして居たんだと思わざるを得ない。2010年に生産を終えて、10年経った今でも通用するデザインとは、恐れ入った。
なんだかんだで最新のスーパーカーという印象を抱くウアイラでさえ、発表は2011年と、既にベールアウトしてから9年経つのだから、時間の流れを感じざるを得ない。そして未だに色褪せないデザインというのにも驚く。

ウアイラもそろそろ10年選手と言う事を考えれば来年か再来年にでも、後継モデルの話が出てくるだろうが、いったいどんなものになるのか、皆目見当もつかない。そして新型が出てもなお、ウアイラも、そしてゾンダも、型落ち感を感じることも少ないのだろう。イタリア車は機械というより工芸品というわけか。




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