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GRIZZLY GARAGE

自己満足の、自己把握用のデータベース。覚え書き。

質素に、しかし忠実に

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WELLY JEEP RENEGADE

ウェリーの日本国内新作。まさか正月明け、トイザらスがまたしてもウェリーの新作を入れるとは思いもしなかった。

輸入したいなあと思う一方、そこまでお金を掛けられないし……なんて悶々としていたまま数年が経過しての導入。有り難い話。最近のトイザらスはウェリーを定期的に導入してくれてるだけに、今度はシボレー・タホとか、キャデラック・エスカレードとかも入れて欲しいなあ、なんて。
あとはマイストから最近出たらしい、ランボルギーニ・テルツォミッレニオも入れてくれると……贅沢か。

ジープ・レネゲードのオシャレさはプラットフォームが共通のフィアット500Xなんかにも通じるそれかもしれないが、なによりもジープが自社のデザインを大事にし、古いデザインを現代風にアレンジした上で落とし込んでいるからかもしれない。
というようなニュアンスの話はマッチボックスのレネゲードを紹介した際にしたような気がするので実車のお話はおおよそ割愛。

今回、マッチボックスのレネゲードを引っ張り出すのが面倒だったので並べての写真は撮っていないのだが、両ブランドを比べてやはり感じるのはまず大きさ。

マッチボックスはコンパクトSUVということもあってか、少し小さい印象を受けるスケールだったが、ウェリーのこのシリーズは基本的に1/60というサイズで統一されているので、コンパクトSUVであるはずのレネゲードもサイズとしてはかなり大きめで、マテルのミドルサイズ~フルサイズSUVと比べても見劣りしない……というかコンパクトSUVとしてみるとちょっと大きいサイズ。
例えるなら、ちょっと大きく感じるトミカのコンパクトカーや軽自動車のスケール感のそれ。好みは分かれそうだなあと思う一方で、昨今のSUVのミニカーはサイズ感が小さい事も珍しくないだけに、このスケール感でも十分だと思えてしまったり。

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ヘッドライトはグリルと合わさった別パーツ。テールライトはベタ塗りの赤。窓枠の彩色は無い。言ってしまえば、彩色は最低限。しかしそのプロポーションは実車の特徴をよく捉えている……というか、写実的で最低限のデフォルメのみが為されてる、そんな印象を受ける。これはウェリーの特徴。トミカ同様に、彩色すれば化けるタイプ。

一方のマッチボックスのレネゲードはデフォルメか、デザイナーの手癖か。
妙に角ばってる印象で、レネゲード特有のスクエア基調ながらも、緩やかなボディラインがイマイチ再現しきれておらず、似てるようで似ていない、そういう印象がどこか漂う。
当方の個人的な好みは圧倒的にウェリーのモデルだが、どこかマッチボックスのそれも憎めないというか、嫌いになれない。どちらもそれぞれ違った良さと欠点を持つ。

好きな車種だからこそ、例え別ブランドだとしても欲しいとなってしまうのだろうなあと思いつつ、同時に色んなメーカーで手垢が付いてるような車種が製品化の機会に恵まれやすいのも、こういうのが理由なのだと再認識。と、同時に当方が好む車はやはり製品化率が低いような……。

代理してくれたフォロワーに感謝しつつ。コレクターとして成り立つのもこういう助け合いがあるからというのを実感しつつ〆。

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WELLYにみる

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WELLY DODGE CHARGER POLICE PACKAGE 2015

さて。気付けば年を明けて、2020年を迎えていた。2019年に悔いはない。色々なことも出来たし。迎え入れた2020年に、ニューヨークに渡る事を目標としつつ、今年はもっといろんな人に会ったり、いろんな人と遊びたいなあと思う次第……。”好奇心”こそが、人を人で保てる方法なのかもしれないと、気付いた当方。それを原動力にいろいろ出掛けたい所存。

と、新年の抱負にもなってない、目標的なそれを書いたところで今回のエントリーはWELLYのダッジ・チャージャー パトカーの紹介。
WELLY、長らく日本に正規輸入がされてこなかったが、昨年、突然トイザラスを中心に正規輸入がなされた。
WELLYと言えば、コストコに売っているデカい奴か、かつて100円ショップで売られていたややチープなあのミニカーを思い出すだろうが、昨今のWELLYの1:60シリーズは100均クオリティには決しておさめられない程、コストを掛け、しっかりとした出来栄えを誇る。

ホットウィールやマッチボックスのデフォルメとも違うし、トミカのようなデフォルメをやや入れながらも、ギミック搭載かつ、写実的なそれとも違うWELLY。ましてや、京商のような写実的にしたようなミニカーとも違う雰囲気。

デフォルメは極力排し、かといって京商やグリーンライトのような遊ぶよりも飾るようなミニカーとも違うWELLY。忠実なのに、どこかおもちゃ的なこれをプラスと捉えるか、没個性と捉えるかで、コレクションの対象になるかどうかが変わりそうな印象。

あんまり話題にならなかった印象だが、WELLYにしか製品化されて居ない車種も多かったが故に、もう少し手に入り易ければ、なんて思ったり。というか、今回の日本におけるWELLYが話題にあまり登らなかった原因の一つというのは、車種チョイスじゃなかろうか。

確かに、他社も製品化しているような人気車種は重要だろう。それこそ、昨今の日本車ブームを見ていると、各社こぞって日本車を出しているように見える。それもレトロなそれ。
或いはフェラーリやランボルギーニ、マクラーレンと言ったハイエンドなスポーツカー、スーパーカー達。これらも人気故にこぞって製品化している。
こぞって出された同一車種を見比べて、どっちが良いとか、こっちの方がここの再現度が高いとか、そういう楽しみ方が出来るのは非常に良いと思う。

だが、忘れちゃならないと思うのはそのメーカーの「独自性」じゃないだろうか。
そのメーカー「にしか」存在しない車種っていうのは、例えそれが不人気車種であろうと、他社に対するアドバンテージにはならないだろうか?

……と思う次第なのだ。例えば、去年記事にしたRMZ Cityだって、それでしか製品化されて居なかったり、或いは京商等のスケールミニカー以外では唯一……という存在でもなければ、見向きもしていなかっただろう。つまり、それくらい、そのメーカー「にしか」存在しない車種っていうのは大きなアドバンテージになると当方は思うのだ。


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