

MAISTO HONDA ACCORD
EKシビック同様、このマイストのアコードも高騰しているうちの一つ。
アコードと言えば、日本では現行になればなる程、あまり販売成績が良い部類の車ではないという印象だが、これが北米では一転して、カムリに並ぶ、大衆セダンという印象。
尤も、北米でもやはり年式が新しくなるにつれて販売台数は落ちているように見える。セダン離れが進み、ついにカムリの販売台数をRAV4が抜いたと言う話も聞く当たり、セダン離れは致し方ないのかもしれない……。
そんなこんなで、この辺りのアコードはアメリカの情景には欠かせないだろうとEKシビックとセットで購入したまでは良かったのだが、手にして驚き。なんと、このアコード右ハンドルで北米仕様ではないのである。
となると日本仕様か、はたまた香港仕様か。まああまり詳しくは無い車種かつ、そこまで調べようと言う気にはならなかったので割愛。
もしかすると手放すかもしれない。ということでEKシビックにした彩色もアコードにはせず。最悪ホンダ車好きのフォロワーに売りつけても……なんて思ったり。
12月のジオラマ会の主催の一人であるタクミ氏が香港仕様(≒右ハンドル)に拘るように、当方もまた北米仕様(≒左ハンドル)に拘っているわけだ。日本の情景ならまだしも、当方が再現したい情景はアメリカなのだ。
にしても。最近のミニカーはどうも「相場」が固定されがちな気がしてならない。おまけに、その相場は上がって頭打ちになれば自然と下がる。まあこれって市場原理と言う奴なのだろうが、昔はここまで変動するものだっただろうか?と思わなくも。
だが、今でこそ更新が終わってしまった「私設トミカ博物館」なんかにも価格相場が掲載されていた記憶があるので、当方があまり把握して居なかっただけなのかもしれない。
だが、100均のミニカーが1台2000円近い金額になるなんて事、誰が予想出来たのだろうか。
以前、ミニカーブランドがアイデンティティを確立する方法の一つとして、当方が感じたのは「そのブランドでしか製品化されて居ない車種」の存在だと語ったような記憶がある。
ミニカーは「誰もが好き」か或いは「多くの人が知って居る」車種が製品化されやすい。当然だろう、老若男女問わず名前が知られている車を製品化した方が、より多くの人が買ってくれるのだから。
だが、そういう車種は同時に競合する。他社ブランドも同車種を出す。独占ライセンスでもない限り、そうなるのは極々自然な事。
だからこそここで重要になってくるのは「そのブランドにしかない」車種。独占ライセンスは推奨したくはないのだが、コレクターを焚きつける大きい要素はまさしく「専用車種」に近い存在ではなかろうか。
それに絶版となり、容易に手に入らなくなる、という付加価値が加わった結果、というのがEKシビックしかり、このアコードなのではないだろうか。
尤も、元から不人気だったりニッチなチョイスだと高くなることはほぼほぼ無いのも事実なのだが。
以下、余談。
続きを読む
スポンサーサイト
テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク


MAISTO HONDA CIVIC EK
その昔、100均ミニカーと言えばマイストかWellyだった。と言っても、当方がまだ小学生~中学生くらいの話で、気付けばその手のミニカーは消え失せ、オリジナルのブランドだったり、どこのメーカーのものかもわからないミニカーになって行ってたと思う。
その昔は、たかが100均のミニカーだと侮っていた物だが、今にしてみると、結構マイストやWellyくらいでしか製品化されて居なかったような車種も多く、例えば今回のエントリーであるEK型シビックなんかもそのひとつと言えるだろう。
当方が一番好きなシビックはEG型。その次がこのEK型で、どちらも当方のバイブルとも言えるゲーム「ランナバウト3」のザコ車として登場して居たもの。
EKなんて出ていたか? と思うかもしれないが、Lv.5「突破」のスタート地点から程近い、ブルックリン橋のたもと付近に白色のEKらしきコンパクトハッチバックが「プログラマーさんの愛車」として登場して居る。破壊するとバス何かと同じで中から人が飛び出す仕様で。
当時、プログラマーの意味を知らなかった当方はプログラマーという人がいるのかと思っていたのだが(今にして思うと、この手の言葉の間違いというのは子供には多く見られるよなあなんて)、正しくはランナバウト3をプログラムした人の愛車がEK型シビックだった……ということなのだろう。
開発元のクライマックスが解散して久しいが、何かの拍子で内藤寛氏が再びランナバウトを世に送り出してくれない者かと思ったり。一応正式な続編として「ランナバウト・コンボイ」なるスマホアプリが出ているのだが、これはちょっと求めているのと違うのだ。
さて。EKシビック、ここ数年でTLVが製品化したり、innoだったか、香港系ブランドがリリースしてくれたおかげでEKシビックの3インチの少なさは大分解消された印象がある。噂によればトミカプレミアムでも古いシビックタイプRが出るとか出ないとか。まあ夏のリリース予定がCOVID-19の影響で大幅に狂ってるので、あまり期待は出来ないのだが。
しっかし。相場の高さには驚かされる。それだけ人気というのもわかるが、何故シビック、ひいてはホンダ車に対し、魅了される人が多いのか。少しばかり不思議に思う。当方もホンダ車はずば抜けて好きと言うわけではないが、かといって嫌いでもない、そこそこ好き……というような車種が多い。うーん、不思議。何か魅力を感じる。その魅力がイマイチわからないのだが、古今東西、世界各地でホンダがトヨタとは別のベクトルで愛されるのには何か理由があるのだろう。
余談だが、どうやらマイストのこのEKシビック、OEMのエドカー版が存在するらしい。詳細はイマイチわからないが、OEMというのもマイストやWellyでは珍しくない……という印象。この辺も突き詰めて行くと、キリが無いのだろうが、それもまたミニカー集めの醍醐味というべきか。超が付くほどのマイナーかつ、ユルい造形はコレクションの対象ではないが、そこそこの、それこそマイストくらいの程度であるならば、ちょっとばかり集めてみたいと思ってしまったり。
テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク