

GREENLIGHT CHEVROLET TAHOE ZL1
グリーンライトの新作の一つ、シボレー・タホ 2020モデル。
長らくグリーンライトの新作はトイザらスに入荷して居なかったのだが、再び入荷を再開をしたようで、昨年の下旬頃に手にすることが出来た。地味ながら、この新作のタホのノーマルモデルを長らく探していただけにありがたい限り。
まあノーマルモデルって言っても、このタホのグレードはZL1でスポーツグレード。
グリーンライトの現行タホにはパトカー使用のPPVはもとより、ヒッチ&トーシリーズにはノーマルグレードモデルも存在していて地味ながらそっちも欲しいなあ、なんて。まあこれが手に入っただけでも嬉しいのだけども。
相変わらず出来栄えはスケールミニカーとして見ると少し大味な感じはするのだが、アメ車のチリの合わなさだったり、それで居ながらマッシブで大きいサイズだったり、そういうアメ車の「らしさ」が一番出ているのはやっぱりグリーンライト。
確かにホットウィールやマッチボックスもアメリカンテイスト。だが、昨今の両ブランドはアメリカらしさよりも、ミニカー、そして車の「カッコ良さ」を全面に押し出したテイストで、アメリカンテイストは大分和らいだ印象。ましてや、ラインナップやニューモデルのチョイスもアメリカ人よりも「カーカルチャー」に振ったチョイスという印象。
その点、グリーンライトはどうだろう。
彼らもカーカルチャーに振ったチョイスも混ぜ込むが、その一方でこのタホだったり、ブロンコスポーツだったり、現行エクスプローラーと言った現行のSUV、フュージョンやボルトのようなセダンやコンパクトと言った乗用車だったり、アメリカの情景に欠かせない車種を製品化。
更には往年のパトカー・タクシー車両に代表される、2代目及び初代クラウンヴィクトリア前記・後期やその前モデル、LTDにそのLTDのワゴンだったり、80年代から90年代初頭のイメージされる箱型カプリスだったりと、ニッチなところを付いている。まさしくアメリカ人がアメリカ人のために企画しているのがよくわかる。

現行タホは5代目。対する、パーツや諸々を共通化しているサバーバンは12代目。サバーバンはアメリカで最も長く生産されている車種とのことで。
当方的にはサバーバンなら11代目、タホなら4代目の2014-2020型が一番好きな代だが、シルバラード顔の現行もまあ嫌いではない。
そして今のシボレーはこのなんと形容して良いのか、難しいのだがつり上がったヘッドライトと大きなグリルがトレードマーク。
かなり好みの分かれるフェイスのように思うが、昨今の三菱だったり、トヨタだったり、こういう顔が増えてきている印象でこれがトレンドになりつつあるのだろうなあとは。
でもねえ……カマロにこの顔は違うような気がするのだけども。実際、この顔になってから少し苦戦気味なのは事実だろうし。

シボレーの正規車種は限定的でタホの正規は無い。
兄弟車のキャデラック・エスカレードは正規があるが、日本では諸々のコスト周りで高級車以外はやはり厳しいのだろう。関税無しでも、本国よりも割高感が強かったのはフォードが正規輸入をしていた時や、ジープを見ていて嫌という程感じる。
だが、それでも乗りたいという人が一定数居るのもまた事実で、どうやら現行エクスペディションやエクスプローラーは輸入し、実際に乗っている人が居るらしい。当然、デザイン性で優れているブロンコも同様。だけどタホやサバーバンは?
キャデラック・エスカレードのような高級感と華やかさは当然ながら無いし、アメリカでのイメージはパトカーや政府車両の、硬派なイメージが強い車種。
2世代前の2007-2014の10代目サバーバン及び3代目タホは入ってきているようだし、事実、3代目タホは地元で数度見かけているのだが、先代、そして現行が日本に入ってるという話は聞いたことがなかったり。
うーん、実はこの辺の車種ってあんまり人気がなかったり?

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