

TOMICA TOYOTA CROWN CROSSOVER
またしてもJMSネタ。今回のJMS限定トミカ12台のうち、一番の目玉アイテムはおそらくトヨタ・クラウン クロスオーバーだろう。
歴代クラウンの多くを製品化しているトミカなので間違いなく出るだろうとみんな予想していただろうが、まさかこのような形で先行的にJMS限定でクラウンがリリースされるとは。
尤も、割と東京モーターショーの頃から通常ラインナップに先行して販売されるケースはあったようなので珍しいわけではないらしい。
が、良い意味で、今年のJMSの気合の入り方が良い意味でおかしい、というのを象徴するようなエピソードの一つ。
なにせ、クラウンと言えばトヨタのフラグシップモデルとして君臨し続けているモデル。クラウンと言えばトヨタ、トヨタと言えばクラウンと言っても過言ではない。
そのフラグシップモデルのトミカが先行登場。話題性は十分ではないだろうか?
一応補足しておくと、12月には通常ラインナップにクラウンクロスオーバーは加わる予定で、通常がプレシャスブロンズ、初回がエモーショナルレッドII/ブラック。対するJMSはプレシャスブロンズ/ブラック。色的には近しいものがあると言えども、「クラウンクロスオーバー」と言えばこのカラーリングがイメージカラーなので何らおかしな点はない。
それにしても12月といえば、先代の220系クラウンのトミカのリリースも2020年の12月だったなあと。
既に220系は絶版。謎に残る200系クラウンパトカーと210系クラウンアスリートに理解が出来ないのだが、まあ売れ筋のようなので仕方ないのかも?
クラウンクロスオーバーの出来栄えは非常に実車の特徴を捉えていて雰囲気は抜群に良い。
もし出るとしたらワイドホイールなんじゃないかと思っていたが、予想通りの登場。やはり似合うワイドホイール。
当方的には割りと220系も悪くない出来だと思っているのだが、妙に細長く感じたあちらに対し、こちらはデフォルメの塩梅も良いのか妙に細長いなんて事もなく、かと言ってデブに見えるなんて事も無い。うーん、絶妙な塩梅。

JMSのタンポを剥がす暴挙に出ているが、いつも通りなのでその点には目を瞑っていただくとして。
トヨタブースではクラウン「セダン」及びクラウン「スポーツ」の展示があり、実際に乗ったり触れる事が出来た。
当方はクラウンスポーツにはあまり興味が持てないのだが、クラウンの「セダン」もとい「クラウン」に興味があるので実際にインテリアをチェックしたりシートに座ってみたのだが、アレは間違いなくクラウンだなあと。
まあ当方はあんまりインテリアデザインには詳しくないので良し悪しはなんとも言えないのだけども、間違いなく220系の正当な後継モデルであることを感じた。
とはいえ、クロスオーバーが全くクラウンではないかと言うとそうではないとも当方は感じている。
上手く説明出来ないのだが、おそらく歴代「クラウン」の要素が随所に散りばめられているが故にそう感じるのだろうと推測してみる。
ただまあ、クルマ好きの評価を見てると賛否あるなあとも思っている当方。
「クラウン」じゃなければ良かったという意見もあれば、新しい「クラウン」として非常に良いという意見もあったりで、本当に色々あるように思う。
クロスオーバー、プラットフォームはカムリをベースとしたFFベースのAWD。そして北米ではアヴァロンの立ち位置に君臨。
まあこの辺色々な事情があるのだが、北米におけるフラグシップセダンは長らく「アヴァロン」だったことを考えると、日本のフラグシップである「クラウン」がその位置に、北米でも就いたと考えると、案外しっくり来るというか、実質的にアヴァロンでもあるのだよなあ、と。
そう言えばアヴァロンは日本だと確か「プロナード」だったような記憶がある。まあ今更、プロナードなんて車名で出しても売れるはずもないし、そもそもでクロスオーバーは「クラウン」として開発が進められていたことを考えると、アヴェロンをも見据えてというよりも、アヴァロンを飲み込んだ、と言った方が近いのかもなあ、なんて思いつつ。
複数台購入してあると言えども、限定モデルをリペイントする気にはならないので、12月の販売を待って、しっかりと「イエローキャブ」の制作をしたいなあと思いつつ、これにて〆。
気づけば10月も終わり。11月が差し迫る。11月に入るということはつまり。うーん、準備万端かはなんとも言えないなあ。
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TOMICA TOYOTA MR2
マッチボックスのMR2に引き続き、トミカのMR2。
おそらくMR2のトミカ自体は2年程前にヤマダ電機限定で登場したイエローを紹介済みのように思う。
去年静岡で試験的に販売された後、今年に入って「全国版」と改めて銘打たれて隔週発行されるようになった「トミカ歴代名車コレクション」。
リリースされるアイテムは「極力」当時の印刷や仕様を再現する事で当時の味わいを感じてもらう……ようなテーマ性があるようなのだが、どうにもこうにもコレクター達の評価は「手抜き」「コストカット」と否定的な意見がメイン。
まあ何を隠そうにも、このシリーズ、定価が約2000円とトミカ1台の金額として見るには結構高い。
500円以下でトミカを購入出来る店舗なら4台は通常品が買えてしまうし、トミカプレミアムを2台買ってもお釣りが来る金額設定は高いと言わざるを得ない。
トミカは付録扱いなのでメインとなるのは冊子の方なのだが、この冊子も資料的には決して悪いとは断言しないが、正直あまりぱっとせず、ページ数も少ないので読み応えは薄い。
そりゃ、コレクターの中には怒り狂ったように廃刊を望む人が出るのも致し方ないのかも、なんて思ったりもする。
ただ、当方にしてみたら、そこまでに至るなら大人しく購読を控えれば良いのではないか、なんて思ったりもする。尤も、そこは人によって集め方も価値観も異なるので直接言うべきではないのだけども。
当方はこのシリーズ、「欲しいと思ったもの」「良さげに思ったもの」は買おうと決めていたが、まさか10号のMR2まで欲しいと思えるアイテムが出ないとは。
まあ1号~7号までは黒箱トミカ……の金型を40周年記念の辺りで新たに改修・新規制作したキャストで当時金型ではなく、それでいて彩色は黒箱当時を意識した、行ってしまえば手抜きアイテムで当方の琴線には触れず。
8号のランエボは金型的にあまり好みではない上、色も赤色でシンプルなもので好みではなく。続く9号は3代目クラウンのパトカーだが、これもイマイチ当方の好みではなく。
ただ、当時感を再現すべく、警視庁などの文字や紋章がシールになってるのはちょっと面白い試みにも思えたり。まあトミカコレクターの大半はシールを貼らないと思うので果たしてそこまで再現することに意味があるのか懐疑的にはなるのだけども。

とまあ、否定的な事を書いては居るものの、アイテム自体は決して悪くない。
綺麗な深緑色でこのキャスト自体が2017年登場ということもあり、彩色も細かい。だからこそ、前号以前との落差が激しいように思う。
その落差を抜きにしても、このシリーズの選定基準は割りと謎。
……まあ50周年記念の書店トミカも割りと選定基準が謎だったことを考えると、気にするだけ野暮なのかもしれない。
身も蓋もない話をしてしまえば、結局のところは金型償却。持て余してる、通常品では使用していない、もしくは廃盤になった金型を流用。
故にこのシリーズは名ばかりでタカラトミーのご都合でしかない。
と、言いたいところなのだけども、そもそもの話。40周年記念の後に、金型改修ないしは新造した黒箱時代の車種はタカラトミーにしてみたら「名車」。思い入れもあり、人気もある車種達。
そう考えるとこのシリーズは半分はご都合であったとしても、もう半分は実際にタカラトミーが「名車」だと考えている車種だと言えなくもないのではないだろうか。
まあだとしたらなんでこの車種が、みたいなのもちらほらあるのだけども。
とは言え、カラバリが増える機会ではあるので当方的には割りとウェルカムなこのシリーズ。
次、買うとしたらインプレッサWRXかS15シルビア、色次第ではレヴォーグ辺りかなあ、なんて。
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TOMICA SUBARU SUMBAR
季節性のアイテムになって数年のトミカ標識セット。年に3回なので季節ごとというわけでもないが、割と悪くないペースなのではないだろうか。
通常品トミカの値上げに際してこちらの定価もアップして600円ちょい。まあ定価の上昇は仕方ないなあと思う一方で、今作から再販枠が5種、新規枠が3種に縮小。まあこれには後述する理由があるとは言え、ちょっと寂しいところでもあり。
流石に「スズキ・サンバー」事件の再来は無いが、急に登用が増えたスバル自社製としては最終型となるサンバーのトミカ。
ハイゼットOEMになってから1回モデルチェンジを挟んでいることを考えれば、先々代モデルか。
地方は兎も角、都内では流石に10年以上前のモデルとなった事もあり、赤帽以外では以前程は見かけない印象がある。
当方としては最終型のダミーグリルが塞がれてるタイプが好きなのだが、アレの3インチ前後のミニカーっていつかのアオシマのガチャガチャくらいだったり?
トミカでやろうかと少し思ったりもしたものの、ダクト形状が結構異なる事もあり断念した。そこまでの熱意を持てないというのもある。
それにしても、この中期型(?)であるトミカのモデルも、都内の街中ではもうあまり見かけない部類だと考えると、本当に10年で町中を走る車も変化したのだなあとつくづく。

元々この金型自体はラーメン屋としてリリースされたものだが、フードトラックということもあって、バリエーションは多め。
今回、おでん屋台としての登場だが、記憶している限りたこ焼き屋とかカレー屋なんかもあったはず。暖簾と提灯の組み合わせが日本のフードトラック的。
現行では確か牧場セットに含まれており、あちらはアイスクリーム屋だったような。アイスクリーム用の屋台として現行キャリイがあるはずだが、敢えてそれを使用しないのは既にフードトラックセットに含まれているからなのか。

さて、そんなおでん屋サンバー、実はおでん屋としての登場はおそらく二度目。ジャンク品が手元にある。
カスタムベースとして調達してもらったものの、屋台自体がプラパーツのせいで大分くたびれており、別の道を考えないといけないかもなあとぼんやり思いつつ。
確かこのアイテム自体はギフトセットの物だったと思うが、現行ギフトセットにもフードトラックセットがある事を考えれば、一定の需要や子供人気も実は高いのかも知れない。
以前にも増して、街中でフードトラックを見かける機会も増え、実際に利用するという事も増えた事を考えれば割りと馴染み深くもあり、そしてデザインが派手な物も多くおもちゃとしても使いやすいのがフードトラックなのではないかと思っていたり。
地方では移動販売も多く、都内ではスーパーの軒先に週に1度、日替わりで焼き鳥屋だの、パン屋だの、クレープ屋だのが止まっている事も多く、親と一緒に買い物しに行った先でフードトラックを見かける子も最近は多いのではないかと思うがはてさて。

ジャンク品のおでん屋のメニューは綺麗に撮影出来なかったのだが、こちらは綺麗に撮影出来た。
見る限り、極々普通のメニュー。ところで当ブログを閲覧している諸兄淑女の方々、おでんで好きな具は何だろうか。
当方はちくわぶが一番好きなのだが、ちくわぶって関西では食べないと聞いた。というかそもそも存在を知らない、とも。
同じ料理でも地域で味付けが違ったり、地域差があるが、おでん一つとっても具の有無が変わるとは。まあカレーも西は牛が、東は豚が主流と言うし、うどん一つとっても、出汁が違うわけで。
まあ蛇足だけども、我が家のカレーはチキンカレーが主流で豚と牛はあまり食べない。ある種、地域の差に加えて「家庭の差」というのも当然あるのだろうなあと。
ちなみに、ジャンク品の方のおでん屋のメニューには「里芋」がある。おでんに里芋なんて入れた事もなければ、コンビニおでんでも見た事ないのだが、これって地域によっては「普通」の具なんだろうか?

残りの新規2つとまとめて。
今しがた気付いたのだが、サンバーは半ツヤ仕様。これは年季が入って退色が始まっているのを示唆しているものだったり?
大蛇は見覚えあるような無いようなホワイトカラー。ストライプ入り。個人的に赤色が良かったなあと思ったりもするのだが、ホワイトも悪くない。ただ、元々カラバリが多いモデル故に新鮮さが薄いのがなんとも。このボディラインを考えるとマジョーラカラーとかも似合いそうではあるのだが。
一方、フォレスター。現行前期型でギミックレスだが、ツイッターを見てると先代モデルと勘違いしてる人も居たり。先代は開閉ギミック付きで、既に標識セットにも登場済み。ボディカラーはキャンディレッド。ちょうどリコリス・リコイルで赤色の先代フォレスターが出ていた事もあって、結構タイムリーかつ、地味に人気もあったんじゃないかと疑っているのだが、はてさて。
ボディカラーは実車で言う所のカスケード・グリーン・シリカ?
でもこれ現行のライト形状変更後のカラーでこのモデルには無いような。かと言って、このモデルに設定のあった緑系カラーはジャスパーグリーン・メタリックなる色でもうちょっと緑要素が薄いカラーリング。まあいつかのオレンジのエクストレイルと同じで「どれにでも受け取れる」を攻めた色なんだろうが、こう、ブリティッシュグリーン的な重みが無く、かと言って……という微妙な色合いで正直コメントが出来ない色。当方の好みではない。そして当代のフォレスターもそこまで好みではないのがこの感想に直結してるかもしれない。
さて、今回の新規車軸はこの3つと前述した通りで、ちょっと寂しくもあるのだが、実は元の予定ではしっかり4車種だった。
黄色のWRX STIが本来なら黒のインプレッサ WRX 覆面パトカーだった、という話。
リーク段階、そしてこの弾の予約受付段階のラインナップテキストにその存在が示唆されてるものの、なんらかの事情で変更せざるを得なかった様子。金型の摩耗が激しかったのか、それとも安全性の面で何かしらの問題があり、再利用不可だったのか。
変更理由は神のみぞ知るところだが、あの丸目インプはダッシュボードが再現されていない時代のドア開閉モデル。
やっぱり何かしら今出すには課題があるのだろうなあというのと同時に、同世代のこの手のモデルの再登坂は難しい事を証明してしまったようでもあり、ちょっと残念でもある。
以下、ちょっとだけ雑記。
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TOMICA TOYOTA GR COROLLA MORIZO EDITION
今月のトミカ。世界で一番売れた車、なんて二つ名もあるカローラだが、トミカでカローラとなると妙にオーソドックスな物から外したものが多いイメージがある。カローラスパシオなんてその筆頭。
まあ流石にその後に出たカローラはアクシオだし、その次がフィールダー、そしてカローラツーリングと出てきた、トミカのカローラ。
つい最近、カロツーが絶版になったが、代わりにトミカに追加されたのが今回のGRカローラ。
トヨタのハイパフォーマンスモデル群が「Gazoo」なんて名乗っていたのも過去の話になりつつあり、あの時はあんまりGazoo Racingこと「G'z」が定着してる印象もなく、更に言う慣れば、ちょっとあの当時の当方的にはあんまり好みではないスタイルだったのがG'z。
2017年辺りにブランド刷新で「GR」を名乗るようになったタイミングと、トヨタの新車のデザインが結構当方好みの格好良いものが増えた事、当方の好み抜きでこの辺りで「TNGA」なる新しいグローバルプラットフォームを使用するようになった事も相まってなのか、「GR」のブランドは結構浸透してるように思う。
ただ北米だと最初から今の今まで「TRD」が浸透している不思議。継続は力なりのTRD、しっくり来るものを探すまで小変更を繰り返したGRと言ったところか?
GRブランドのマシンは数あれど、このGRカローラなんかは欧州で人気なイメージのあるホットハッチの類いでこの手の車も好みな当方にしてみれば結構好きなデザイン。元々カローラスポーツ自体が運動性能が高そうな車に見えていたが、それがGRともなれば、よりスパルタンなのではないかと思う次第。
欧州での売れ行きはわからないが、最近は欧州でもハッチバックよりもSUVもどきのハッチバックが人気だと聞くし、フォードもフィエスタの生産終了を発表。欧州といえばコンパクトハッチバック、なんていう時代も終わりに近づきつつあるのかもしれない。
まあメーカーサイドにとっても、コンパクトカーやセダンよりも付加価値を付け易いという点だったり、今後のEVシフトを見越して大きいスペースを確保出来るSUVは利点があるということなのだろう。

今回のこのGRカローラは昨年2月のフェアレディZ以来の初回と通常で金型が分けられているアイテム。
と言っても、変更されているのはインテリアとウィンドウパーツのみ。
しかしこの差が結構大きいのは初回はトヨタの現会長である豊田章男氏こと、モリゾウ氏が手掛けた更にスパルタンな限定モデル「モリゾウエディション」の再現だから。

5ドアハッチバックにもかかわらず、2シーターという強気の仕様。そしてこれ、実車にあるかはわからないのだが、フロントウィンドウ助手席側の下にモリゾウ氏のサインが入れられている。
トミカはこの初回特別仕様の箱にもこのモリゾウ氏のサインを印刷しており、名称に違わぬ「特別感」をよく演出しているように思う。
ここまで凝ってるなと感じるのは昨年12月のシビック・タイプR以来だろうか?
ただねえ……これ、試作品を見た時からずっと感じているのだが、見る角度によっては妙に幅広に見えて、あんまり似てないように見えてしまうこと。
元々カスタム予定だったので塗装を剥いだモデルもチェックして見て思ったのはトミカの厚塗り塗装が悪さをしている点と、リアオーバーハングが少し長めに取られてる事、カローラツーリングとの差別化を明白にする為なのか、デフォルメを少し強めてワイド感及び実車のオーバーフェンダーを脚色してる点。
これがかなり好みを分ける部分で当方としてはモヤモヤが残った部分でもある。車は好き、素体も悪いわけじゃないが、どうも微妙な部分がある。まあ550円の大量生産品でこのクオリティなのだから、そこまで文句は無いのだけど。
既に売り切れてるところも多いだろうが、トヨタ党であるのならオススメしたい一台。
以下、おまけ的な雑記と合成音声のお話他。
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TOMICA TOYOTA JPN TAXI
夏のミニカーイベントと言えば。人によって回答は様々だろうが、今回「トミカ博」に行ってきた。
年に数回、日本国内各地で行われるイベントだが、GWには大阪、夏には東京(というか東京近辺)で行われるのが定石のような印象がある。
トミカ博のターゲットはトミカの購買層であり、コレクターを明確に外しているわけではないだろうが、メインターゲットは当方達のようなコレクター層ではなくトミカで遊び、学ぶ子供達だろう。極力お邪魔にならないようにするのが最適解。
いや、そもそもでコレクターによる、コレクター達の為のイベントであっても邪魔にならないようにするのが当たり前なのだけども。
さて、24年生きてきて、トミカ博にに行った回数は実はそう多くはない。毎年行くような人も居る中で、当方が記憶してる限り今回を含めて行った回数は僅か4回。
1回目。まだ幼稚園に上がったばかりくらいの頃に両親に連れられて行った記憶。
妙にシビアなアトラクションのシステムに当方も親も不満を抱いていたような記憶がぼんやりと。展示品の当時ですら絶版のトミカの、それもタクシーを見て欲しくて泣いていたような記憶もぼんやりと。
2回目。ちょうどトミカのコマ撮りが全盛期だった時期で、トミカ熱が当時の当方の中で再燃しており、父親にねだって連れて行って貰った記憶がある。確か幕張メッセで開催されていた時のものだったか。
正直殆ど記憶に無いのだが、ほぼイベントモデル欲しさに全振りだったのではないかと思う。
3回目。確か2016年開催の物で高校生の頃に一人で行ってさっさと帰ってきた記憶がある。
目当てはラングラーのパトカー。展示品なんかは二の次。イベントモデルを買って、そしてトミカつりで黄色いランエボを買ってさっさと帰った。それだけの記憶。
で、今回の4回目。目当てから言えば、新しいイベントモデルに「JPNタクシー」があったから。本当にそれだけ。
でも、このイベントモデルのおかげで大阪から遥々、ジオラマ会の主催でもあるタクミ氏がやって来たので他の数名を巻き込んで行動を共にしていた。
つくづく振り返ると歳を重ねたもんだなあ、なんて思ったりもしつつ。

前置きが大分長くなったが、メインのJPNタクシーの紹介。
トミカでは2019年の6月に登場し、バリエーションは翌月に登場した東京オリンピック・パラリンピック特別仕様車のバリエーションのみだったJPNタクシー。
実車が深藍、黒、スーパーホワイトIIの3色しか設定が無い事、トミカは変なカラバリや仕様を出す割に謎に「メーカー監修」に拘っている点を踏まえると、もしカラバリが出るなら白だろうと踏んでいたが、予想通りの白の登場に驚き。
タクシー会社特注も少しは考えたものの、どうもタクシー会社はバス会社と違ってあんまり特注トミカには興味がない様子。
「トミカ」のブランドで実在タクシー会社が出てくる時は大体TLVの方が印象強く、どうにもこうにも、トミカからも、タクシー会社からも、製品化しようという気概は感じなかったり。
まあトミカでクラコンが出た2007年当時に各社に持ちかけてみたものの、当時は不況気味だった事、数年後にはリーマンショックもあった事で色々と余裕がないところが多く、尽くスルーされてしまった……という話をどこかで目にしたのだが、イマイチ思い出せず。
JPNタクシーで特注トミカが造られる日は来るんだろうかとも思ったりしつつ、改めてレビュー。
長らく深藍のボディに見慣れすぎてしまっただけに、白色のボディカラーは実に爽やか。会社名は入らないものの、トミカイベントモデルであることを示すグラフィックがボンネットとボディサイドに入れられており、タクシーらしい雰囲気は出ている。
明確に「コレ」というデザインは無いが、雰囲気的には横浜のラジオタクシーとか仙台タクシーグループ、色は違うものの斜線に近いストライプが北都交通を彷彿とさせたり、なんというか「都内」のタクシーではなく、地方都市の白ベースのタクシーをイメージしているような印象がある。
モチーフが何にせよ、他の夏の追加アイテム同様に、センスを感じるアイテムで非常に好み。やれば出来る子。
ただねえ……まあ大量生産品に対して言う事ではないのだけど、微妙に塗料の食い付きが悪いのかエッジ部分が少し色薄れて居たり、細かいところで言えば、実車の塗り分けと違うところが多々ある。ので、画像のは実車同様に色を加えて居たり。
例えば、スーパーホワイトIIはAピラーが黒色なのだが、これは塗られていない他、フロントグリルシルバートリム下も実車は黒なのだが、謎にホワイト。でもダクトは塗られている。
一応福岡の双葉交通という会社が指定色に塗り替える際、この辺りも指定色であるピンク色にしていたが、あちらはシルバートリムの内側もピンク色でこちらとは微妙に違ったり。
ただ、逆に言えば通常品ではちゃんと塗られていなかった、左後部ドアの窓サッシ周りにはちゃんと色が入るようになった。まあ流石にここがボディカラーそのままだったらそれはそれで……という感じもするのだが。
こうして書き連ねているけども、大変満足行くアイテムなのは事実。
購入数は伏せるが、タンポを落としてのカスタム前提として結構な数を調達した。ので、のんびりとカスタムしていきたいところ。とりあえずはラジオタクシーとアルピコタクシー辺りを造り、屋根埋め前提にはなるが、岩井田運送とか北都交通辺りを作りたいところ。と言ったところで〆て。
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TOMICA MITSUBISHI FUSO AERO STAR SENDAI CITY BUS
仙台に1泊2日の旅行に赴いていた当方。理由は「仙台市営バス」の再抽選に当選したから。
最初の抽選は実に9倍超えの倍率だったとかで、まあ当然ながら当たらず、まあこのまま縁も無いだろうなあ、なんて思っていたのも束の間、先月突如として「再抽選で当選」というメールが届き、引取期間中に親友を連れて仙台に小旅行を兼ねて回収してきた次第。
トミカだけで仙台行きの半分は目的に達している一方で、元々仙台には一度訪れてみたいという目的があったので今回都合が良かったのもあり。
さて、そんな仙台。アメリカの都市部をイメージする時、日本だと「仙台」をイメージすると良い、なんて話を聞いていたのでさて、仙台はどんなもんかと実際に行ってみてわかる、意外と都会という事実。
水戸くらいのイメージをしていた当方にしてみれば、東北最大の都市である仙台は実に都会的で驚いた。北関東よりも少なくとも都会的。失礼な物言いだが。
主観として、仙台はグルメがメインであまり観光地と呼べる場所は多くない印象を受けた。また、田舎では車がマストアイテムで、車がなければまともに移動できないと言っても過言ではないわけだけども、仙台はバスやタクシー、そして市営地下鉄でギリギリ移動できる規模。この点は札幌と同じ。ただ車があった方が何かと便利で都合が良いのもやはり地方都市と言ったところか。

さて、肝心のトミカ。実車も撮影済みだがそちらは後で掲載するとして。仙台市営のトミカは以前にMP37エアロスターが出てたり、先代エルガがこれまた特注で出ていたりするようだが、エルガに関しては少しお高めな相場。
そしてこのMP38エアロスターもヤフオクやメルカリを見てみると6000~7000円程で取引されている様子。転売アイテムになってしまうのはやはり仕方ないよなあと思いつつ、当方はしっかりコレクションに加えておくので躊躇なくシールも貼り付けた。
修正シールなるものも一緒に渡されたのだけど、これ自体色味が少し違う程度で一体何を修正したのかはわからないまま。まあ予備シールくらいで捉えても良いのかも知れない。
かつて、バス会社特注系アイテムの定番と言えば、1/150のNゲージサイズのトミーテック「バスコレクション」だったように思うが、Nゲージ人口の減少だったり、バスコレクションそのものの高額化、不人気化等の要因ですっかり下火になった印象があり、今やバス会社特注系アイテムの定番に君臨しているのはトミカという印象。
ある種、「トミカ」が子供向けだけではなく、大人向けにもなっているという側面こそがここ数年のバス会社特注の乱立なのではないか、とも思えたり。
それにしても、バスの「ミニカー」の面白いところというのは、例えば「都営バス」だったりすると「興味ない」「いらない」となるところも、「国際興業バス」になった途端「これは絶対欲しい」となったりするところ。
当方はバス、タクシー、パトカーはその地域を象徴する車だと考えているが、まさしく「地元のバス」「子供の頃に慣れ親しんだバス」だったりすると、途端に欲しいという感情が湧き上がるのは自然の摂理なのだと。
普段トミカを買わない層でも欲しいと思う効果が見込めるのが面白いところ。

さて、こちらが撮影した実車。都営バスのMP38と異なり、ベンチレーターやクーラーがトミカと同じタイプのものが装着されているのが何よりの違い。確かこちらはDENSO製だっただろうか。
こうして実写画像と並べてみるとつくづくトミカの完成度の高さに驚かされる。このクオリティが保たれているからこそ、バス会社特注系アイテムは人気が高いのかもしれない、なんて思いつつ。こうやって「実車がある」ものとトミカを並べて見比べるというのもなかなか乙なもので。
当分、仙台に行く予定はないが、次に行くときは見比べるに留まらず、実際に並べてみたいところ。
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TOMICA TOYOTA HIACE
今月発売のトミカ「日本の伝統コレクション」の新作。
基本的にこのシリーズ……というか所謂「書店トミカ」はイマイチな物もアレば、タンポを剥がせば純粋なカラバリを楽しめるものまでピンキリな印象のあるシリーズなのだが、時折かなり魅力的なデザインのアイテムをリリースする事でも定評がある(当方の主観)。
昨年の夏に登場したスバル・360の花火デザインもかなり魅力的だったのだが、今回梅雨を目前にリリースされたこのハイエースもかなり魅力的なアイテムとして仕上がっている。
和傘デザイン仕様ということで和傘のデザインに日本の代表的な模様の一つ、市松模様の他、傘=梅雨をイメージしてかリアフェンダー辺りには紫陽花らしき花弁も描かれている。

ぱっと見ならまあハイエースをキャンバスに仕立てて和傘デザインを盛り込んだだけ。というか大多数の人がそれとしか受け取らないはず。
しかしねえ……前の記事から引き続いて東方ネタで恐縮なのだが、このデザインは星蓮船で初登場した多々良小傘にしか見えないのだ。
薄いライトブルーのボディカラー、紫と赤色の和傘。狙ってるのではないかと勘ぐりたくなるレベルで寄せてるように思える。
まあ純粋に、和デザインを重視しているシリーズなので、市松模様も和傘も、紫陽花も、「梅雨」で連想されるものを選んでいるだけなので恐らくこのデザインを考案した人が東方好きというわけではないはず。
それにしてもこのシリーズ、回を追う毎にそれなりにデザインセンスが良くなったように思うのは、視野を広げるようになったからなのだろうかと。
「江戸切子」から始まり、「隈取り」「将棋」と、和デザインの中でも限定的だったものが、「花火」「紅葉」「桜」と言った、ちょっと枠が大きくなったものも混ざるようになった。まあ「寄木細工」「錦鯉」、今回の「和傘」と言った限定的な物もまだあるのだけども。
ここまで来るとそろそろ和菓子系で何か出そうな気がすると予想してみるが、はてさて。
以下、音楽の話。
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TOMICA PREMIUM FERRARI TESTAROSSA
つい先日発売のトミカプレミアム・フェラーリ セットより、黒色のテスタロッサ。
今年のトミカの初回程ではないが、珍しく黒が連続。トミカがフェラーリのライセンスをマイストから得るようになって早5年。一昨年の夏辺りに、次の春で未更新ならライセンスが終了するような話を聞いたが、こうして今もフェラーリのアイテムがリリースされ続けているのを見るに、ライセンスは更新されたと見て間違いないのだろうか。
元来、トミカプレミアムはその性質上、カラバリが少ない傾向にあり、特に初期はタカラトミーモール限定以外でカラバリが出る事は皆無に等しかったように思う。
その状況を変えたのがこのテスタロッサ。トミカプレミアム初のフェラーリにして、初の「販売記念仕様」こと初回限定の登場。
以後、人気の高いアイテムにはこのトミカプレミアム版の初回限定が続く。当方としては1つでも多くカラバリが出てくれた方が「好きな色の好きな車種」を手にしやすくなるので歓迎。最近はいろいろな事情があるのか、プレミアムに限らず、昔程カラバリが出ないだけに余計にそう感じるのかもしれない。
この点ではアソート売りという点を活かし、年に2~3回程カラバリが出たり、翌年にもカラバリが出るというホットウィールは強いなあと感じたり。

当方にとって、やはり一番格好良いフェラーリと言えばテスタロッサ。
人によって「一番格好良いフェラーリ」は変わると思うが、子供の頃にテスタロッサを知った時、その唯一無二のデザイン性に非常に惹かれた記憶がある。
日本車にはない優雅さ、アメリカ車とは異なる力強さ。イタリア製スポーツカーに魅了された人の多くはやはり唯一無二性に惹かれたのではないかと思う。
まあ知るきっかけになったのは当方のバイブル、「ランナバウト3」なのだが。
ランナバウト3に登場したテスタロッサのボディカラーはシルバー(白?)、赤、黒の3色。しかしながら、何故か当方の中でテスタロッサのイメージカラーは赤で刷り込まれていた。今にして思うと、あの当時からインターネット環境を手にしていた当方はモデル車両を調べる上で、テスタロッサの赤の画像を一番多く見ていたからこそ、自然と刷り込まれていたのかもしれない。神のみぞ知るところだが。

現時点でトミカプレミアムからリリースされたテスタロッサのボディカラーは4色。
通常品の赤、販売記念仕様の白、タカラトミーモール限定の黄色。これらが凡そ2018-2019年にリリースされたきりだったので、ここに来ての新色は嬉しくもある。前述の通り、トミカプレミアムは基本的にあまりカラバリを望めないシリーズ故に。
ただねえ……最近になってから急に色々とリリースするようになったのはどういう風の吹き回しなのかも気になったり。
ホンダ3台セットしかり、積載車シリーズしかり。安易にカラバリが手に入る事も、通常ラインナップから消えてしまっているアイテムを入手出来るのも非常に好感触な一方で、値段が随分強気にも感じたり。
だが、結局「欲しい色」の「欲しい車」であれば買ってしまうのがオタクの悪い所。
結局、この前のNSX同様に、こうしてランナバウト3のボディカラーが揃えられるという事で躊躇いもなく買えてしまうのだから。
しかし、テスタロッサのプレミアムは基本的に初期ロットしか購入して居なかった……というか、最初のうちに欲しいだけ買ってしまっていたので、その後追加で買うことが無かったのだけども、大分金型もくたびれて来ているのか、ややモールドがヌルっとしている印象で、更にギミックであるリトラクタブルヘッドライトの収まりが少し悪いように思う。個体差なのか、それとも金型の問題か。
定期的にリファインしている事だろうが、何度も製造しているうちにやはり金型自体にガタというのは来てしまうもの。特にトミカやホットウィールのようなアイテムとなれば尚更。
リファインされるまで謎にバンパーに凹みがあったホットウィールのR33も懐かしい。
と言った所で〆。以下、ちょっとした雑記。
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TOMICA PREMIUM HONDA NSX TYPE S
New Sports eXperience、NSX。”新時代のスーパースポーツ体験”と、初代の「New Sportscar X」とは異なる「NSX」が銘打たれた2代目NSXは2016年から生産され、昨年生産終了。日本国内ではタイプSも含めて、トータルでおそらく500台に満たない台数と思われる。
初代NSXはもう少しカジュアルというか、もう少し手の届く範囲に居たスポーツカーに思えるが、それと比べると、製造期間はもとより、価格が非常に高額故に、カジュアルさは薄く、代わりに「日本のスーパーカー」という側面が強かったように思える。
無論、NSXが出た当時、日本経済がバブルだったのも影響している点は留意すべきではある。今よりも車が注目される時代だった点も考慮すべき点。となると、案外NA1が現代に出ていたとして、結果はあまり大差は無かったのかもしれない。
とは言え、販売台数の差というのは露骨に影響するもので、街中では初代NA1及びNA2は稀に見かけるのだが、2代目は2回程見た程度でほぼ記憶にない。それくらい2代目NSXは珍しい車の印象だ。
元来、自動車は同じ名前であれど、日々進化するもので、特にホンダは徐々にボディサイズが大きくなる事で初代と比べた時に車格が1個上がっている……なんてことも珍しくないように思う。シビックも巨大化が進んで今ではかつてのアコードのボディサイズに収まるし、そのアコードも巨大化で1ランク上のボディサイズに収まるのだから、最初に設定されていた「最上級格」が押し出される形で生産終了になるのも致し方ないように思えたり。
さて、1月にトミカプレミアムでこの2代目NSXの最終モデル「タイプS」が製品化された。
ノーマルのNSXは既に通常品のトミカで製品化済みなわけだが、ノーマルと比べると仮面を付けたようなフェイスが特徴的でこれが実にイカしてる。
ホンダの最上級モデルは「タイプR」だが、残念ながら当代のNSXはタイプRを引き継がなかった。しかし、タイプSはそれに負けず劣らずの魅力を持っているのではないかと思う。

ただねえ……トミカプレミアム。
トミカ自体がノーギミックになりつつある昨今、サスペンションが割りかし、トミカのアイデンティティとして大きい割合を占めるものだと思っていたのだけど、今回のNSXタイプSはなんとサスペンションも無い、ノーギミック仕様。
トミカプレミアムが上級ラインとして設定されているのは明白だし、上乗せされている価格分だけ、コストを掛けるものだと思っていただけに、ギミック無しというのもいかがなものか。
無論、ギミックが無くても当方は然程気にはしないのだが、それよりも当方が気になったのがパーツ構成。
基本的にトミカ、ホットウィール、マッチボックスはボディ、ウィンドウ、インテリア、シャシーの構成で1台ビルドされている。そこにギミックで別パーツが追加されたり、より精巧さを増す要素としてヘッドライトやグリル、テールライトの別パーツ化が挙げられる。
だけどねえ……NSXには別パーツが存在しない。これがウィークポイントに感じてしまう。サスペンションすら無い分、ヘッドライトなり、リアライトなり、どこかしらが別パーツで凝った造りをしているなら、ノーギミックでも不満は軽減されたのではないかと思う。
なんというか、価格に見合うか微妙なラインの簡潔な造りがなんとも寂しいというか、作り手の気概のようなものを感じられないというか。もはやホイールだけでプレミアムの定価分を徴収しているようなもので、もう少し頑張れなかったのだろうかと思えたり。
まあ3インチでは数少ない「タイプS」だし、通常品のNSXの厚ぼったい造りと比べると大分スタイリッシュな造りではあるのだけど、NSXが、ホンダが好きでもない限り、やっぱり評価は「価格には見合わない」というものに落ち着いてしまうと思う。
次に出るトミカプレミアムは4月のFD2型シビックタイプR。こちらもギミックが無さそうだが、NSXと異なり、ヘッドライトとテールライトが別パーツの様子。
FD2シビックと言えば、やはり数年前記事にもしたYoutubeのコマ撮りのそれを思い出すわけだが、当方が子供の頃に現行だったスポーツカーがトミカプレミアムで「大人が楽しむ」車に変わったのだと思うとつくづく歳をとったなと感じざるを得なかったり。
あの頃学生だった人が社会に出て、数年経ち、製品企画を出来るようになったのだと考えるとやはり感慨深いものがあると同時に、老いに向かっているのだと感じる。
以下、ミニカーカスタムのお話。
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TOMICA PREMIUM HONDA NSX TYPE R
「KAN-NSR」と聞いてピンと来た方。当方と同じゲームをプレイした人だろう。
当方のバイブルの一つが「ランナバウト3」である事はこのブログで何度も書いてきた記憶があり、おそらくこのブログの読者で読み込んでくれている方なら把握してくれている事だろうが、今回、先月発売のトミカプレミアムのトランスポーターシリーズのおかげで、「ランナバウト3」に登場した「KAN-NSR」こと、ホンダ・NSX タイプRのボディカラー3色がコンプリートと相成った。
ランナバウト3の登場車両の名称はいずれも実車をそのままなぞらえたものだが、KAN-NSRの場合、プロデューサーの内藤寛氏の名前とNSX Type RをなぞらえたNSRが用いられている。
同氏は車好きであると同時に、ホンダ・NSXのオーナーであり、その関係でランナバウトシリーズには必ずNA1型NSXがプレイアブルマシンとして収録されている。
現在も同氏がNSXを所有しているのかは不明だが、同シリーズが制作されたきっかけは同氏の車好きが高じたものであり、ある意味、NSXとランナバウトというのは切っても切り離せないのではないか、と思っていたり。
まあシリーズ唯一の皆勤車両と言えども、ゲーム機としては最後の作品となった「ランナバウト3D:ドライブインポッシブル」は例外で、著作や意匠権諸々を避けた結果か、フロントはNA1型NSX、リアはフェラーリの288GTOっぽく仕上がってしまっているのだが。
また、シリーズ最終作と現在なってしまった、サービス終了済みのゲームアプリ「ランナバウト・コンボイ」は残念ながらNSXは未収録。
この作品の場合、登場する車両全てが今、巷で話題になってしまっている奥山清行氏のデザイン事務所が手掛けているので致し方ない部分もあるとは思うが。
サービス終了からはや2年。ゲーム機でリリースされたシリーズの最終作の登場からも11年が経過した今、完全新作は望めない状況なのが少し寂しくもあり。新作は無理でも、せめて後方互換ではないが、Switchにしろ、PS5にしろ、過去作品がプレイ出来れば良いのになあ、と思わずには居られない。


こちらはタイヤをワイドタイヤに換装して、ある意味で「デチューン」を施したもの。こっちの方がトミカっぽいが、これは飽くまでトミカプレミアムなのである種、冒涜かもしれない。とは言え、普通のトミカと並べるならやはりこちらのタイヤの方がしっくり来るのも事実。
それにしてもまたホンダネタ。続いてるなあと当方でも思うが、トミカのラインナップそのものが今、ホンダが続いている状態なので当然と言えば当然かも知れない。
以下、音楽の話。
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