fc2ブログ

GRIZZLY GARAGE

自己満足の、自己把握用のデータベース。覚え書き。

ボルボのミニカー

IMG_2683.jpg
IMG_2684.jpg
MAJORETTE VOLVO V90

気付けば8月も終わり、9月。当ブログも4年目? うーん、実感が沸かない。
暦では夏から秋に変わる季節。まだまだ夏の暑さが勝ってるが、これも後半になってくると涼しいと思う日が増えてきて、年の瀬に近づけば寒くなるのだろう。

既にネタとしては大分前になってしまった、マジョレットの新作の一つ、ボルボ・V90。
地元では前段の不人気さが原因なのか、入荷したのは先月の半ばを過ぎてから。マジョレットも、それこそ標識トミカもそうなのだが、食玩系は販売日にスーパーをチェックしたとて、入荷してるとは限らず、根気良く通い詰めながら見つける他ない。

で、今回の一番の目当てはこのV90だった。ボルボの現行車でおそらく代表的なものじゃないかと思うがはてさて。
というよりも、当方の中でボルボの顔がステーションワゴンというだけなのかもしれないが。

アマゾンだったり、P1800だったり、古いボルボは色々あれど、ボルボというメーカーを語る上でやはり欠かせないのは200シリーズではないかと思う。モータースポーツでの活躍もそうだが、今のボルボのブランドイメージを決定付け、更にスクリーンで頻繁に駆け抜けた名車でもある200シリーズ。特に240は当方の中でも割りと思い入れのある車種。赤色の240ワゴンなんて特に。

ここ4、5年でかなり加熱した印象のあるSUV。当然、SUVの人気がコンパクトハッチバック、セダン、ステーションワゴンと言った定番カテゴリの車種を隅に追いやった感じは否めず、現代においてファミリーカーと言えば日本ではまだミニバンであっても、欧米では既にSUVなのではないかと思う。

かつて、ファミリーカーのイメージがステーションワゴンだったのも既に半世紀近く前の話。
北米ではかろうじて一部の日独メーカーがツーリングワゴンを販売しているくらいで、既に北米メーカーはダッジ・マグナム/クライスラー・300ツーリングを最後に製造を取りやめてる。

スバル・アウトバックのようなスタイルでフォードがフュージョン名義でツーリングワゴンを売るのではないかという噂はあったりするが、2022年が後半に入った今でも続報出ない為、ちょっと懐疑的。
スパイショットが色々あるが、来週に新型マスタングのワールドプレミアが予定されてる今、ここで地味めな乗用車を投入するとも思えない。

IMG_2685.jpg

ボルボの話に戻して。子供の頃、ボルボのミニカーってあんまり無いなあ、なんて思っていたが、それは今でもあまり変わらない印象。いや、むしろここ数年でかなり増えたな、くらいかもしれない。

例えば、ホットウィールでボルボと言えば、大分前に取り上げた850エステートもそうだが、アマゾンワゴンが昨年リリースされ、今度は240ワゴンのカスタムモデルがベーシックでリリース予定。琴線に触れない弄り方だったので買うかは未定だが、ここに来てホットウィールでボルボがゆっくりと、でも確実に充実こそしてきている。
でも逆に言えば、ホットウィールでボルボはまだこれくらいしかないのだ。

一方、マッチボックス。2000年代にP1800にSUVのXC90をリリース済み。後はC30やV60……が思い当たるが、少し調べてみると90年代に760に480ESとかいうドマイナーなやつをリリースしているようで。

そしてマジョレット。240を筆頭に、760とXC90を製品化済み。後はトレーラーヘッドがあったくらいで、あんまり数は多くない。

トミカ。富士重工の連節バスを除くと、モータートミカのV70とXC90の2つだけ。後は今度出るC40リチャージくらい?

こうして書き出してみると、意外と数があることに驚くのだが、逆に言えば80年代から現代にかけて、これくらいしか出ていないとも言い換えできる。モータートレンドに間違いなく影響を与えていたはずのボルボのミニカーがそこまで多くないと考えると、ボルボの戦略的ななにかがあったから製品化されにくかったのか、将又ミニカーにする魅力が乏しいと思われる何かがあったのか。

でも考えてみると、同じスウェーデンのサーブのミニカーも3インチには無い印象が強く、更にケーニグセグもホットウィール以外の3インチは最近まで出てこなかった。そう考えるとスウェーデンという国の方に何か、ミニカー化を疎くさせてしまうものがあったのではないかとも思えるが、はてさて。

それにしても、久しぶりのマジョレットのボルボがステーションワゴンのV90というのは小気味良いもので。最近のマジョレットらしい、非の打ち所のない出来栄え。マジョレットのこの独特の味はやっぱり好きだなあと思いつつ。薄らデカいのもそうなのだが、こう、トミカのクリアパーツやホットウィール、マジョレットの雰囲気ともどこか違う空気感が漂う。

ただ、願わくば、シトロエンC5XだとかDS9だとか、もうちょっと”フランス”を感じるアイテムを拡充してくれても良いのでは?と思わなくも。
でも最近のラインナップを見ると、生産国のタイをメインに据えつつ、ミニカー好き、車好きにラインナップを寄せていってる気がする。

かつてマジョレットと言えば、イタフラミニカーの登竜門な印象があったが、今のラインナップを見るとあまりそういう感じはしない。ある種、その年代年代に割りとその時の作り手の感性や好みが混ざってる気がするマジョレット。
トミカがそうであるように、マジョレットもまた時代時代の”味”があり、色々な年代のものを集めて並べるのも楽しそうではある。

にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村

スポンサーサイト



キャンパー

IMG_6716.jpg
IMG_6717.jpg
MAJORETTE HYMER EXSIS-I SERIES

既に次弾が出回りだしてしまって居るマジョレットだが、シティカーコレクションで一番欲しかったのがコレ。
だが、タイミングがなかなか悪く、出会えずじまいのまま気付いたら次弾が販売開始。まあその前に代理で確保して貰ったので大変助かったのだけども。

キャンピングカーっていうと、当方的にはウィネベーゴが真っ先に思いつくのだが、いろいろとモーターホームもとい、キャンピングカーを手掛けるメーカーは数多く存在する。
日本だとバンショップミカミの手掛ける「テントむし」がトミカにもなって居たこともあって、馴染み深いんじゃなかろうか。

IMG_6718.jpg

ドア開閉ギミック付き。マジョレットの塗膜は当方のカスタム品よりかは多少強いが、トミカやホットウィールと比べるとあまり強いとは言えず、割とこういうドアの開閉とかでチップが出来たりするのはザラ。なので堅さも相まって開けるのに勇気が居る。

インテリアが黒ということや、グラスルーフではないのでインテリアをまじまじを見れないのが少しばかり残念ではあるのだが、それなりに作りこまれている様子。
ハイマーに限らず、キャンピングカーの実車には馴染みが無いのでどれくらいの再限度かはわからないが、もし可能ならこういうキャンピングカーでのんびり流しながら、アメリカ各地を横断旅行したいなあ……と思ったり。

IMG_6719.jpg

実車と比べるとタイヤ径がちょっと大きすぎる気もするがまあミニカーなので致し方ないか。1/64ではなく、飽くまでも3インチスケールに収まってるミニカーと考えれば、十分サイズなのだが、贅沢言えばもう少しサイズ感も欲しかったり。

にしてもこのトレーラー用のフック。キャンパーにトレーラーを牽いて……というのはよく聞く話だが、ハイマーのこの車種でそれをやって居る画像は見つけられず。
というか、ハイマーはトレーラータイプのキャンピングカーも作って居るようで。
それを知るとむしろフォードのエクスペディションだとか、シボレーのサバーバンとかの大型SUVにそういうトレーラータイプのキャンピングカーを牽引してやる方が当方的には興味あったり。

IMG_6720.jpg

偶には遠近法を用いて。と言っても思った程効果は得られてるようには見えないが。
腕時計とかの広告でこれに近い撮り方ありそうだなあと思ったり。まだ店頭で見つけられるチャンスはあるので、2つ目、3つ目が手に入ったら良いなと思いつつ。

にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村

テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク

詐称

IMG_3806.jpg
IMG_3807.jpg
MAJORETTE TOYOTA HIACE GRAND CABIN

何気に当ブログでは初紹介になるマジョレット。マジョレット自体は集めているのだが、未開封のまま箱に仕舞い込んでしまうことが多く、なかなか取り上げる機会が少ない。

今回、2個目のハイエースがそのまま放置していたこと、某氏と会った際にトミカのタイヤに交換していたのに触発されて独自にカスタムを施してみた。よりにもよって初紹介がトミカ化カスタムを施したこれになるのは如何なものだろうかとは思いつつも紹介。

某氏の希望で白/金ツートン化、マジョレットのミスである謎の右側のスライドドア用のドアノブタンポの削除、消失したリアライトの書き直し諸々で3分クッキング感覚で始めたカスタムが20分カスタムくらいの容量になってしまった。ツイッターにネタツイートも込みでツイートしたところ面倒なことになったので、トホホな気持ちにもなりつつ。
こちらに何も非がないとは思わないが人格否定までされた日には「じゃあなんでいいねしてくんだよ、いいねしてくんな!」って話だが、創作物はいつだって「作品」がもっとも重要視されるべきであり、その「作品」に関わった人(≒製作者)の作品以外での意図、思想は重要視すべきではないとも思うので何とも難しいところ。

と、そんな愚痴交じりのそれはおいておくとして、マジョレットの話を。
当方的に、マジョレットの出来栄えは結構お気に入りで、マテル系やトミカ系程熱心ではないものの、コレクションの対象。
……なのだがどうもサイズがマテルやトミカの3インチと比べると一回り二回りは大きく、別ブランドに併せるのには少し配慮が必要。

イツメンによるとノレブの3インチやSIKUとは親和性が高いとのことで。まあ肝心のSIKUはそこまで多くは持っておらず、ノレブはノータッチなので微妙なところなのだが、考えてみるとノレブもマジョレットと同じくフランス車を多く製品化している。確かに合わせるにはピッタリなのかも。そのSIKUも欧州寄りだし。

このハイエースの旬は夏前くらいで、とうに過ぎ去り、今スーパーで出回っているマジョレットはSUVセレクション2でこのハイエースはカタログ落ち。しかしまだ日本に正規で入ってきていないカラーリングもあるので、カバヤには是非とも「日本車セレクション2」をお願いしたく。

しかし、マジョレットも日本車ブームに乗っからざるを得ないか……と思う一方、考えてみるとマジョレットはマテルよりも日本車を積極的に製品化していた印象がある。
既に多くの金型は古いもので再登場される可能性はかなり低いだろうが、プレリュードやらサバンナRX-7、スプリンターカリブなんて実にチョイスがトミカ的。
なぜ彼らが製品化したのか、改めて考えると不思議だ。あの当時は今のようにタイ他、新興国でリリースされていたようなものでもないだろうし。うーん、歴史をもっと学ぶべきかもしれない。

以下、雑記。ドラマの話。

にほんブログ村 コレクションブログ ミニカーへ
にほんブログ村

続きを読む

テーマ:ミニカー - ジャンル:車・バイク