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GRIZZLY GARAGE

自己満足の、自己把握用のデータベース。覚え書き。

マッチボックスエトセトラ 23年12月号

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遅れに遅れたマッチボックスの購入記録。10月と11月のをまとめて。12月頭に紹介するところに怠慢を少しばかり感じつつも、やはり記事にはしておきたいということで。


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これぞコレクションか

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今から3年前のクリスマスで記事にした、マッチボックスのフォード・LTDタクシー。
あの時点で当方の手元にあったのはベーシックとスターカーコレクションの2バリエーションのみ。あの当時も記事にしているが、バリエーションとしてはこの2つに加えて、エアポートタクシー仕様とマルチパック限定のオレンジ色のバリエーションがあるのを紹介した。

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MATCHBOX FORD LTD AIRPORT TAXI

あれから約3年。正直言うと、2021年頃なのか2022年中に入手したのか、記憶が定かではないのだが、ヤフオクでエアポートタクシーの出物があった。当然、落札まで競り、チップこそあるものの、当方的には比較的耐えうるコンディションのものを入手出来た。

幼少期の当方もヤフオクで未開封品だったかを入手しているのでおそらくこれ自体は日本国内にもそれなりに流通している様子。それが正規なのか輸入なのか定かではないのだけども。

大きいチェッカー模様に前ドアには飛行機、Cピラーにはタクシーのピクトグラムで以下にもエアポートタクシーといった佇まい。
実際、アメリカのエアポートタクシーにこういうデザインがあるのかは割りと定かではないのだけどもどうなのだろうか、とも思ったり。

記憶にある限り、ニューアーク空港のエアポートタクシーはイエローキャブには見られないような車種も多めで、カラーリングもニューヨークのイエローキャブと同じ黄色。
表記はシンプルに「NEWARK,NJ」「AIRPORT TAXI」、車種によってはバンパーが黒だったはず。少なくともピクトグラムの類は大きくは描かれていない。

また、車種もイエローキャブでは制式採用されなかった、おそらくパトカーの払い下げであろうエクスプローラーや、イエローキャブでは数台程度の導入で留まったトーラスに、同じく制式採用されなかったフレックスなど、変わり種かつ、アメリカ車が多めで当方的には魅力的に見えたり。

一方で、JFK空港だとメダリオン、つまりイエローキャブが乗り入れ出来るのでそちらがメイン。当然車種やカラーリングはイエローキャブに準拠する。

では西海岸はというと、それぞれの地域の会社が乗り入れているはずで、JFKと扱いがほぼ同じはず。エアポートタクシーの概念が正直アメリカでどこまであるのか、割と未知数。

蛇足として日本に目を向けるなら、かつてはエアポートタクシー自体が存在していたように思うが、気付けばそういう「専用」カラー的なものは消え失せ、羽田には都内のタクシーと神奈川のタクシーが普通に乗り入れるのみ。
一応成田には「エアポートタクシー」があるものの、カラーリングは黒塗りで特に面白い要素はなく。強いて言うならデリカD5というかわり種が使われているくらいか?

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MATCHBOX FORD LTD TAXI

こちらは本当につい先日、ホビーオフにて発見したモデル。
全部で4種類あるLTDタクシーのバリエーション中で一番の鬼門だと思っていたのがコレ。実際、入手した順番もベーシック、スターカーコレクション、エアポートタクシー、コレという順番なので予想通りか。

このモデル、何を隠そうにも「エアポート」5パックなる、マルチパックでのみ売られていたモデル。

今でこそ、正規輸入が再開されたマッチボックスだが、それでもマルチパックは正規輸入されないまま。最新のマルチパック限定モデルすら、入手難易度は高いと言わざるを得なかったり。

このエアポート5パック、リリースはどうやら1999年らしい。当方の生まれ年。恐ろしや。
そしてこれ以降、LTDタクシーはリリースされて居ない様子。パトカーの方は2001年までリリースされていたようだが、この頃には既に1997年型クラウンヴィクトリアの金型が出ていたような記憶があるので、自然とバトンタッチ、ということか。

考えてみれば、LTDタクシーやパトカーなんて「80年代」の代物であって、90年代頭の主流は最終型カプリスと、初代クラウンヴィクトリア。21世紀を目前とした90年代の終わりにLTD含め、80年代のフルサイズは主要都市からは大分姿を消していたのではないかと思う。

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スターカーコレクション程の、細かいライトの印刷こそないが、最後に登場したバリエーション故か、結構派手、かつ印刷量も多い印象。おまけにこれだけホイールがマカオ製から続いていた鉄チンもどきから5スポーク風に変更された事で、これだけ随分印象が違う。スポーティーなんだけど、早そうではないというか。むしろホイールのせいでマッチボックスというよりも、マッチボックスをデッドコピーしたような匂いすらある。

他バリエーションにはない、運賃の表記もあって、イメージ的にはこれこそがニューアーク空港のエアポートタクシーに近い部分があるようにも思えたり。ただ一つ残念なのは行灯の「TAXI」の文字が印刷されていないところ。

まあ他バリエーションの行灯もTAXIの印刷はフロント側のみなのでなんとも言えない部分ではあるのだけども。

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こうして、種類が4種類だけとは言えども、好きな車種の全バリエーションが揃うのは嬉しいもので。
その辺りの話は以前の記事で書いてる通りなのだが、このLTDタクシーはなにかと思い入れが強いキャストなのだ。

LTDタクシーの後、マッチボックスは70年代以前のアメリカのタクシーの代表格「チェッカーマラソン」を製品化し、それを2008年頃まで擦り、2009年には当方がこれまた思い入れ深いキャストである2代目クラウンヴィクトリアのタクシーをリリース。

それが現在まで続く傍ら、2017年には何故か2代目プリウスの金型を改修して、タクシーモデルに変更。
まあプリウスタクシーの方はバリエーションはちょくちょく出てる一方、謎に配達車やらライドシェアカーでタクシー然としているのは実は2017年のモデルとマルチパック限定だったり。ただイエローキャブカラーのモデルがあるようなので、こちらはいずれ入手したいところではあったり。

それにしても、LTDタクシーはいずれも黄色のみで製品化されたのが少し不思議に感じる部分でもあったり。
しかも全部の黄色がそれぞれ色味が違い、エアポートタクシー、ベーシック、スターカーコレクション、マルチパックの順に黄色が濃くなる。

クラウンヴィクトリアのタクシーもチェッカーマラソンのタクシーも2回目の登場時にはシカゴのタクシーをイメージした緑色での登場だったし、以降、青だったり他の色だったり、様々な色が出てるだけに、LTDは王道を行く黄色で固めたのが当時の感覚だったのかなあ、なんて思ったり。

当方の中でタクシーのイメージカラーは圧倒的に黄色で黄色のタクシーが一番タクシーっぽいと思っているが、それもこれもイエローキャブの影響。きっと当時は今以上に、タクシーのイメージカラーが黄色だったのではないか、なんて思ったり。

アメリカ国内に限定しても、いろんな地域に黄色のボディカラーを採用している事業者が多いし、アメリカ以外でも、日本のタクシーのボディカラーの中にはニューヨークのイエローキャブを参考にしたものがが存在する以上、ニューヨークのイエローキャブが与えたタクシーイメージ像の影響力は計り知れないなあと。といったところで〆。

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マッチボックスエトセトラ 23年9月号

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今月のマッチボックス。先月末の販売がなかったが為に、正規取りやめの可能性も捨てきれず、危惧していたのだが杞憂で終わって何より。
しかしベーシック、ムービングパーツ、コレクターズ、ジャパンシリーズと大量販売なのには少し困りもの。もう少し分散は出来ないものなのか、と思いつつ欲しいものは大体買えたので良しとしつつ。

ということでおおよそ1年?2年?ぶりのエトセトラ。以下続きからより。



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続くアメリカ

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マッチボックスの販売日。ホットウィール程の人気はなくとも、一定の人気はあるのかなあと感じられるマッチボックス。
日本正規輸入がない時から集めているだけに、こうして安定的に国内に出回ってくれるのが嬉しくもあり、同時にマルチパックやワーキングリグと言ったシリーズも入れて欲しいなあと思う今日この頃。まあ贅沢は言えないのだが。

とは言え、月1販売になったは良いものの、ベーシックは再録が多く、これ何回目?みたいなアイテムも増えてきている。一方で、昨年の11月にリリースが予告されたマスタングマッハEのイエローキャブが一向に入ってこないのも困りもの。うーむ……。とりあえず4車種を紹介。


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5ナンバーセダン

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MATCHBOX NISSAN SENTRA 2016

予告通り、マッチボックスの紹介。先月からの再販枠である日産・セントラ。日本名シルフィ。中国市場でもシルフィだそうな。

ブルーバードの系譜でありながら最終的にはブルーバードの冠が外れ、2021年に生産終了。フルモデルチャンジ後のモデルは北米他、複数の地域で生産・販売が続けられている様子。

マッチボックスがモデル化したのは2016年型ということで、先代モデル。かつてフルサイズが持て囃された北米市場、日本車は「小さい」なんて言っていたのも過去の話。販売台数ベスト3は不動のアメリカビッグ3のピックアップトラック達だが、その下に付けているのはミドルサイズのSUVやセダン達。その多くは日本メーカーの車種で、ビッグ3の乗用車はすっかり落ちぶれてしまった。

かつてアメリカで一世を風靡したミニバンもステーションワゴンも、コンパクトハッチバックさえも全てアメリカは「過去のもの」にしてしまった。アメリカにあるのは大中小のSUVがメイン。そしてフォードが北米でセダンの生産を取りやめてからもう3年。

そう。世界的に、セダンは不人気カテゴリとなっているのは周知の事実。今や、SUVが覇権を握る時代。各社がこぞって大小様々、内燃機関からBEVまで中身も様々なSUVを販売している。

かつて、車の基本形と言えばセダンだったのも過去の時代になりつつある。フォードが北米でセダンを切り捨てたのはその序章と言って差し支えないのかもしれない。
今や、日本を代表する車、「クラウン」ですらセダンではなくなったのだから。今年の秋にセダンがリリースされるとは言えども、ワールドプレミアでは「クロスオーバー」の名称を関したセダンスタイルのSUVが全面に押し出された。

車に興味のある人間はともかくとして、JPNタクシーが出たか出る少し前くらいに聞いた話。
車に趣味性を見出すことは無い、同世代の一般層にとって、セダンとはタクシーのイメージ。それかお爺さんが乗る車かパトカー。そんなイメージだと聞いた事がある。セダンと聞けば爺臭く、前時代的な、そんなイメージが持たれている。

そのイメージは強ち間違いではないのではないかと思わせるエピソードはやはり、数年前から、今の子供達に車のイラストを描かせると3ボックスの富士山型ではなく、2ボックススタイルの車を描く、なんていう話。

まことしやかに囁かれているだけで事実ではないのかもしれない。だが、逆に言えば、そういう話が囁かれるくらいに、今じゃ多種多様な自動車の「形」が登場した事で、セダンは過去の産物となったことを象徴するように思う。

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日本市場で現在も購入可能なセダンの選択肢は昔と比べると大分減ったように思う。特にここ10年、大幅にその数を減らしたと言っても過言ではない。

豊富なラインナップを取り揃えるトヨタですら、現在購入可能なセダンはカムリ、カローラセダン、カローラアクシオ、MIRAI、センチュリー、プリウスのみ。

プリウスは5ドアハッチバックに近く、カムリは年内での生産終了が予定されている。そしてこのラインナップの中で5ナンバーサイズはカローラアクシオのみ。

かつて5ナンバーサイズのトヨタのセダンと言えば、プレミオ/アリオンだったり、マークII兄弟が居たと思うが、トヨタは5ナンバーセダンを切り捨てた。当然、コンフォート系も2017年にJPNタクシーに襷を繋ぎ、生産終了。

もはや、日本メーカーから見ても、5ナンバーセダンとは売れない、売れても本のごく一部の層のみという評価なのだろう。言ってしまえば、アメリカにおける一昔前のフルサイズセダンのような扱いだ。ドライバーは極々一部の少数派のセダン保守層と免許の返納を
視野に入れている高齢者のみ……。

日産はそういうジャンルを切り捨てるまでがトヨタよりも早かった印象さえある。気付けば、日産で買えるセダンはスカイライン、ただ1車種のみ。しかしそのスカイラインも次期型の開発が凍結なんていう話が浮上している。そういう点を踏まえて考えると、次期型スカイラインはいつかの「クロスオーバー」の復活となり、「セダン」としてのスカイラインは終了するのではないかと思えたり。

北米市場やセダンが人気の中国市場を除き、国内でそこまでやる気の見られない日産は日本国内でセダンの販売を終了する可能性さえありえる。シーマが消え、セドリック/グロリアの後継だったフーガも消えた今、一定の需要はあれど、セダンという先細るだけのジャンルの車を日産が作り続けるとは思えない。

……と、大分ミニカーに関係のない話を長々と書いてしまったが、こんな時代にセダンを積極的に製品化しているマッチボックスは実に「こちらより」だと思わされたり。現行ではなくあえて先代を製品化した点も含めてそのチョイスはマニアックだと言わざるを得ない。
そして安定のクオリティ。細かい印刷、サイズ感どれもが丁度良い。5年程前のイマイチな時代を見ているからこそ、最近の「戻った感じ」が非常に好感触に思える。数ヶ月後のディナーショーでは2024年の新製品が予告されるだろうが、そちらでもまた湧き上がるようなアイテムの登場を期待したいところ。
そろそろ最終型のダッジ・キャラバンか、クライスラー・ボイジャー辺りとか、プリウスVの後期型とかどうだろうか?

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継続は力なり

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MATCHBOX FORD CROWN VICTORIA TAXI

さて。今年の9月で当ブログは5周年を迎える。5年。長いようで意外と短い時間。子供の頃の5年とはわけが違うなあと感じる機会が増えたのは歳を重ねた証拠か。

毎年欠かさず、とは行ってないのだが誕生日に何かと記事を書く事が多いので、今年は節目に合わせてしっかりと。

この5年を振り返るという意味で、今年の誕生日のエントリーに選択したのは2009年のメインラインで登場したフォード・クラウンビクトリアのタクシー。タクシーとしてカウントするなら2009年に登場したこのモデルが1stエディションとなる。
2019年の誕生日でエントリーに選んだのもクラウンビクトリアのタクシー。あちらは金型改修後のモデル。

既にクラウンビクトリアの生産終了から12年が経とうとしていて、アメリカではパトカーでもタクシーでもその数を減らしている最後のアメリカンフルサイズセダン。
マッチボックスのクラウンビクトリアは故リュウ・アサダ氏がデザインをし、その出来栄えは非常に優れていて、3インチではマッチボックスのこれが一番ではないか……というのは何度か記述したように思う。

金型改修前のこのモデルはタクシー行灯が別パーツで、ハンドルが円柱なんかではなくしっかりと抜けている他、ムービングパーツでも無いので開閉ギミックがない一方で、インテリアには警察データベース用と思わしきラップトップと手錠が助手席に置かれているのが特徴。タクシー用にわざわざインテリアを作り直さなかったようす。

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3年前のウォルマート限定のモデルで同じグラフィックで金型が現行の行灯とパーツが一体形のモデルが登場していたり。当ブログでも紹介済み。2つを比べたのもそっちなので敢えて今回はやらず。というより引っ張り出すのが面倒というだけではあるのだが。

ここだけの話、今回紹介しているこのモデルはその時のと同じ。タイヤだけリアルライダーに換装済み。

5年近くやっていると、当方の置かれている環境なり、撮影環境なり、収集のメインなり、色々時の流れを感じる部分が多い。
一つの区切りということで一度、これまでの4年半弱を少し振り返ってみたく。

まずはブログに直結する撮影環境から。
今の今まではガラステーブルの上に置くなり、テーブルの上に紙を敷いてセリアのコンテナで背景を覆い隠す事が多かったと思うが、引っ越しをした事で常設の小さなジオラマを置くスペースを確保出来た事で、撮影はジオラマ上に切り替える事が増えた。

また、2年前の1月後半以降はwakiyaku氏に制作を依頼した、所謂「推し」のミニカーサイズフィギュアをコンパニオンとして配置している。傭兵、そしてアンソニー。考えてみると、推しも一人から二人に増えたなあと。これも大きな変化。

そして収集対象の変化。
当ブログを初めた頃はマッチボックスとホットウィール、マテルの製品をメインにトミカとマジョレットを購入していたものが、ジオラマ会に顔をだすようになった事で、メインがトミカに移った。

無論、変わらずマッチボックスとホットウィールも購入しているが、ある意味これが当ブログの中で一番の変革とさえ思えるのはこの変化によって収集テーマが結構変化した事。

マテル製品をメインにしていた頃は「サイバーパンク的」なアメリカ物をテーマに据えて、現行車やネオクラシック、場合によってはコンセプトカーまでを収集対象にして「ゲーム的」でもある架空のアメリカというのをテーマにしていたものが、今ではより細分化され、「日本の街中で見かける車」「ニューヨークを走っていそうな車」と「好きな車」に分かれた。

これを言うと、「いやいや、そんなことないでしょ」と言われるだろうし、実際まだまだ「そんなことはない」のかもしれないが、2020年代に入り、当方が感じるのは当方が物心付く頃にイメージされていたような「サイバーパンク」の世界が現実になるまで、もうあと僅かと言えるような所まで達してるのではないか、という事。

車のデザインの自由性が上がり、急速にBEVやFCV、PHEVが普及。まだまだ主流はガソリン車に違いないが、以前よりも街中で見かける機会が増えたのは事実。

アメリカも日本も、タクシー車両はセダンが主流ではなくなり、中国メーカーや新興EVメーカーも伸びて居る他、COVID-19による生活の変化にウクライナとロシアの戦争を発端に広がる世界全体の疲弊感と閉塞感……それでもなお、変化し続ける技術。

サイバーパンクで描かれた成熟しきった社会そのものが今現在広がっているように当方には思えてならず。

そしてアメリカという国が虚構であることをどこか理解してしまった事も収集対象の変化に影響をもたらしたと言えてしまう。

今の時代、新しい価値観が生まれ、そして作り直されるまでの時間が非常に短くなった一方で、成熟しきったことでその変化が最小限に留まるようになったものも少なくない。
「現在」に生きる我々はその変化に気付けないだけで、振り返ったとき、実は変化していたのだと気付かされるのだろう。そして10年一昔と言われた今、当方が思うのは「5年一昔」に変化して居て、一方で成熟しきった事でどこか不変的になったものも多いのではないか。

と、今年の誕生日の記事はこれくらいに。以下、雑記と音楽の話。

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定例報告

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毎月恒例となったマッチボックスの販売日。以前程、ホットウィールに熱が無くなってしまった当方も、マッチボックスだけは割りと本腰を入れているというか。トミカもそうだが、買ってパッケージを開けた後の充足感はホットウィールよりも上。まあホットウィールでも充足感あるアイテムは多数あるのだが。

今月はベーシックに加えて、ムービングパーツシリーズとコレクターズも販売があったので多め。ということで続きからを活用。

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ファミリーカーのパイオニア

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MATCHBOX DODGE CARAVAN

香港、ユニバーサル・トイズ時代のマッチボックスがリリースしたミニバンのパイオニア、初代ダッジ・キャラバン。

アメリカにおいて、ミニバン(≒バン)はどうしても商業用というイメージが強いが、それでも高い居住性、Kカーボディをベースにしたコンパクトなボディは革新的で、当時は一定の売上を記録した。

初代キャラバンが登場した頃のアメリカのファミリーカーと言えば、ステーションワゴンが主流だったと思うが、それもミニバンの登場で徐々に変化し、2000年代に差し掛かる頃にはアメリカのファミリーカーと言えば、ミニバンだったのではないかと思う。

同時に、ミニバンの普及に伴って、人気が失われたのがステーションワゴン。2000年代に登場したアメリカブランドのステーションワゴンはおそらくクライスラー・300Cツーリングとダッジ・マグナムの2車種のみで、以後、アメリカブランドからステーションワゴンないしはツーリングワゴンは登場していない。
そして、2020年代の今、ファミリーカーとして人気かつ、売れているのは3列シーターのSUVだろう。アメリカは兎に角SUVが売れている。それは数年前の自動車セールスランキングが物語っている。

セダンも確かに一定の人気こそあれど、既にピックアップトラックを除いた、乗用車カテゴリの首位からは陥落している。カムリは堅調だが、カムリよりもSUVのRAV4が売れる時代。

そして当然ながら、このセールスランキング内にミニバンの車名が入る事は無い。
日本メーカーのミニバンは当然の事ながら、かつてパイオニアを生み出した存在であるクライスラー系のミニバンですら、ランキングには入ってこない。

既にフォードはミニバンの製造を2005年に取り止めて居るし、シボレーもそれに続いている。ある意味、アメリカのミニバンのピークは90年代で、2000年代にはそれが徐々にSUVやエコカーに置き換わっていったのではないかとも思う。

そういう意味では今でもミニバンを作り続けているという点では評価をすべきなのかもしれないとさえ思えてきたり。
フォードがセダンの製造から手を引いたように、あと10年もすればミニバンの製造を取りやめるメーカーは必ず出て来るはず。日本メーカーで言えば、マツダなんかが良い例。プレマシー、MPV、ビアンテ等、いろいろなミニバンが居たが、2018年を最後に撤退している。

日産も北米市場でミニバンの製造は2017年のクエストが最後。残るは、クライスラー・パシフィカ/ボイジャー、トヨタ・シエナ、ホンダ・オデッセイくらいのものか。後は韓国車メーカー?

徐々に縮小傾向にある北米ミニバン市場ではあるものの、世界に目を向けると、中国や東南アジアではまだまだミニバン需要は高いというし、日本ではあいも変わらずミニバンが大人気。考えてみれば、当方が子供の頃は本当に「ミニバンブーム」なんて言っても過言では無く、兎に角どのメーカーもミニバンを大量投入していた。

今ではミニバンからSUVに変わりつつあるが、日本の道路事情ではおそらくミニバン、特に5ナンバーサイズに収まっているようなものは堅調なのではないかと思う。
SUVは確か人気で色々出て居るものの、結局ミニバンのスライドドアの使い勝手の良さだったり、広い室内空間だったり、唯一無二な要素は多いと思う。いくら3列シーターSUVで代替え出来るなんて言ったところで、結局それはミニバンではないのだ。セダンが既に過去の産物と化しているにも関わらず残っているのとおおよそ一緒の筈。

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さて、ミニカーの方の話を。
当方がメインにして集めているのはマテル傘下後のものだが、一部、ユニバーサル・トイズ時代やタイコ時代のものも気に入った物を買っている。フォード・LTDだったり、テスタロッサだったり、ベンツのSクラスだったり。
トミカもそうだが、やはり80~90年代初頭というのは細かい印刷がまだまだ不十分だった事もあって、エンブレムの印刷が無かったり、ライト類が塗られていない事も非常に多い。

だが、その分だけ非常に細かいモールドが施されている事も多く、例えばこのキャラバンなんかはリアバッジにクライスラーのペンタスラーエンブレムのモールドが確認できる芸細ぶり。

思えば、黒箱時代のトミカはなんかも、ロゴやグレードエンブレム、果てはCピラーエンブレムまでモールドされていたっけか。ある意味、そういう物が「芸術」的でもあり、「工芸品」的でもあり、古き良き時代のアイテムとして、一定の価値を持つのも納得だったり。

それにしても、この時代はサスペンションを装着し、一部ギミックを持っていたことにも少し驚き。以前にこのキャスト自体は見せてもらった記憶があるのだが、すっかり記憶から抜け落ちてしまっていた。

90年代頃まで、サスペンションがあったマッチボックス。今やサスペンションは消え、ベーシックに関してはギミックも無いが、最近はムービングパーツシリーズの登場でギミック付きのマッチボックスも珍しくなくなってきた。

ある種の原点回帰にも近いのかもしれないなあと思うと共に、今の水準では安価に、そして容易にギミックをつけるのは難しいのだなあと……。

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年内最後のマッチボックス

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気付けば販売から1週間も経ってしまっていた今月のマッチボックス。裏を返せば、クリスマスから1週間が経とうとしているということ。毎年、大晦日近辺に1年の総括のような事をしていた気がするが、今年は趣向を変えて。紹介する数も多いので続きからを活用。

5、6年前のマッチボックスはまさしく迷走気味な出来栄えなのがちらほらあったのも束の間、コレクターないしはメインターゲット層であろう子供達の意見を取り入れたのか、ここ数年はかなり改善された印象がある。とは言え、当方や当方の周りのマッチボックスコレクターが求めるアイテムというのは「違う、そうじゃない」というのが多かったり少なかったり。

とは言え、既にマッチボックスのアイテムは「2023年」の物に切り替わっているので、これを「2022年」の物とするには少し違う気がしなくもなかったり。
だが逆に言えば、2022年に販売された「2023年」のアイテムというのは大晦日に紹介するにはピッタリなのではないかと。

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電動化の波

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気付けば11月も終わり。全く更新が出来ないまま、最終土曜日を迎えてマッチボックスの新作発売日。

今月は更新が一切出来て居なかったのだが、実は今月の頭にCOVID-19に羅漢し、1週間程ダウン。
後遺症等も無く、熱もそこまで高くは無かったのが不幸中の幸いだが、あまり体調を崩さないが故に1度大きく体調を崩してしまうと辛いのなんの。熱も下がり、症状が落ち着いても1週間程は若干咳が続いていた。

今の御時世、どこで何を貰ってしまうかはわからない以上、こうして羅漢してしまう事自体は致し方ないのだろうが、もう少し対策をしなくてはなあと思いつつ。
そういった事情で今月はホットウィールのベーシックは買いに行っておらず、ミニカーというミニカーは第3土曜日のトミカまでほぼ買っていないも同然。

とは言え、ブログで紹介したいと思える程の物を今月のトミカからは感じられず、記事にしたいと思える物が無いまま、迎えた第4土曜日。前々から期待していたアイテムということもあってか、やっとブログで取り上げたい物が出てきたので、今月始めての更新。
既に2022年も1ヶ月ちょっとのみ。1年が早いというのをこのブログで何回書き綴ったのかも思い出せないが、そろそろ年の瀬を感じる頃合い。街も徐々にクリスマスムードに移り変わってきている。もうこんな時期かあ。

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MATCHBOX FORD MUSTANG MACH E

と、そろそろ本題。まず紹介するのは今月の新アイテム、フォード・マスタング マッハE。マックEと当方は誤って呼称しがちだが、MACHはマッハ読みが正しい。マスタングで”マッハ”と関する車種と言えば、やっぱりハイパフォーマンスモデルの「マッハ1」だろうが、こちらはマスタングの4ドアSUV。

マスタング名称の電気自動車で、それがSUVとは予想もして居なかった。
が、以前、マスタングに「4ドアセダン」が設定されるという噂があり、今にして思うとその噂の正体はおそらくこれだったのだろう。
マスタングとして見るとうーん?と思わなくもないが、それでも最近のフォードのSUVにしてはかなりクリーンなデザインで個人的には結構好み。唯一気になる点はドアノブを持たず、ボタンで開閉する最近流行りのタイプのドアノブという点か。正直そういうのより、従来のドアノブの方がしっくり来てしまう。

このアイテム、既に来月、再来月のアソートで再販が確定してる。
とは言え、フォードが日本から撤退して久しいだけに、テスラに知名度負けしてるとしか言いようがなく、売り場ではあまり人気が無かったように思う。
まあ「マスタング」と聞いてイメージされるのは「2ドアのアメリカンマッスル」のイメージが強いだけに、マスタングの名前を冠した電気自動車が4ドアSUVとなると、イメージし難く、これがマスタングだとは思わないのではないだろうか……。

EV化の波が推し進められているアメリカ。そのアメリカを代表する車名のEVがあるというだけでも十分なのかもしれない……が、調べてみるとマッハEはメキシコと中国でのみの製造らしく、アメリカ国内では製造されていないようで。今の時代、国外生産なんて珍しい事ではないが、仮にも「マスタング」を冠する車がそれで良いのだろうかと思わなくもなかったり……。

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MATCHBOX AUDI E-TRON

続いてアウディのEV、e-tron。一応無印の「e-tron」はこのSUVを指すのだが、アウディは電気自動車にe-tronの名称を用いてるだけに、e-tronと聞いただけではこの車を連想しにくい気がする。
少なくとも、「クワトロ」に変わる、アウディの電気自動車技術に「e-tron」を用いるのであれば、この車には他の名称もプラスすべきだったのでは……?と思わなくも。まあクワトロも最初は特定の車種を指すものだったと考えれば、この行為自体は意図したものなのかもしれない。

が、「e-tron」というとホットウィールで製品化された、ポルシェ・タイカンとプラットフォームが共通な、「e-tron GT」の方が連想されがちな気がするのだが如何か?

とは言え、ホットウィールとある程度棲み分けした上で、これを製品化するのが良くも悪くもマッチボックスらしいなあ、と思う部分でもあったり。

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MATCHBOX CADILLAC CT5-V BLACKWING

キャデラックが既に高級車の代名詞から脱落して久しい印象を受けるが、それでもやはり、キャデラックとは高級車であり、最先端を行くもの。
まあ今ではいろんなメーカーに出し抜かれてると思うし、もはやキャデラックはアメリカ市場よりも中国市場に注視してる印象を受けるのだが。桁が1つ多いんじゃそりゃ嫌でもそっちを注力するとは言え、キャデラックの栄光がもはや過去の産物になりつつあるのを少し寂しくも思ったり。それを言ったらアメ車メーカービッグ3自体がもはや過去の産物になりかけてるのかもしれないが。

肝入で投入されたフルサイズのFRセダン、CT6が振るわず、僅か4年で北米では販売終了……なんてものを見ていると北米市場そのものがもはや過去の産物となったものを切り捨ててるんだろうと思わなくもない。いくら、最新技術を搭載したモデルを作っても、FRのフルサイズセダンなんていう過去の産物は過去のものでしか無い。そういう切り捨てが北米にはあるように思う。

と、ミニカーの話。CT5はCTSとXTSを統合したモデルでミドルサイズのセダン。CTSがそれなりに知名度を持つ事を考えれば、この車も……と言いたいが、あんまり知名度が高い印象が無い。当方ですら最初はCTSかと勘違いしていた。
正直デフォルメがやや強い印象があるのだが、貴重な最近のアメリカンセダンということもあってか、割りと許容出来てしまう部分でもあったり。
とは言え、悲しいかな、マッハE同様に売り場ではあまり人気があったようには見えず……。

ところで、製品名は「BLACKWING」という最上級のスポーツグレードなのだが、ミニカー自体はスポーツグレードの「V」にしか見えず。BLACKWINGなら、バンパー形状が若干違うのに加えて、リアウィングがついていると思うのだが、ミスなのか何か意図してのものなのか、謎だったり。

と、以上、3アイテムを紹介。EV比率が高まってきているのを見るに、ミニカー界にもEVの波が押し寄せているのを感じたり。特にこの1、2年はかなり増えたように思う。
子供のうちから電気自動車に慣れ親しんでもらうというのは非常に良いことに思うのだが、問題は本当に電気自動車がエコなのか、という点。色々な通説があるし、場合に応じて変わる以上は絶対そうだとは言えないが、リスクヘッジとして、複数の選択肢を残し続けるのも決して悪いことではないと思うのだが、如何か?

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